報道側の本音

2008-07-08 03:22:28 | Weblog
「モンスターペアレント」という言葉

おもしろい記事でした。

<当時、「保護者=子供を人質に取られた弱者」という公式が大手メディアの報道上で(市井の感覚とはかけ離れた状態で)大手を振って歩いるように、私は感じていました。だから、この古めかしい公式の誤りを指摘することは、新聞記者にとっては天動説を否定するくらい(大げさですが)大変なことだと思いました。

 まず、「教師という権力者を与するのか」という非難をマスコミ業界から浴びる可能性がありました。弱者が悪くても強者とは組まないのが報道だ、カッコ悪いと。>


権力者の敵はみな味方・・・ってわけで、どんなにひどい人間や組織でも権力者の足を引っ張る行為をするなら悪く書かないというスタンスなわけですね。

それが、どんなに一般国民にとってマイナスな存在であっても、否定しないマスコミの不可解な行動の訳が少し見えてきます。


それでもこの記事の記者のように


<弱者のふりをした強者がいて世間をおかしくしていることもあるのではないか>


という現実に遅まきながら気がついてくれる方もいるようです。
早くそれが普通になって欲しいと願わずにはいられません。

まだこの弱者のふりをした強者はあらゆるところに存在しているわけで、マスコミは今までその片棒かついで、一般の人間にものすごく損失を与えているとんでもない存在だと認めて、過去の自分たちの報道のあり方を反省して欲しいもんです。

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