ある意味すごいね、金親子

2006-04-17 02:26:41 | Weblog
http://piron326.seesaa.net/article/16453692.html

少し前にNHKでドキュメント「北朝鮮」って言うのがありました。なんとリンク先でテキスト化しています。すごいです。

さて、朝鮮総連からNHKに苦情が来たとかいう話も耳にしましたが、私はちょっと感心してしまったのです。

ロシアの傀儡政権として利用されるために人形のように政権を持たされた金日成が、大国をうまく操りながら自分の王国を築き上げる様は見事としか言いようがありません。

何もない国が、大国ロシアから中国から援助を取り付けながら、その影響をたくみに排除していく様子は小気味よくさえあります。

現在もまた、おそろしいまで何も持ってない、遅れた弱小国家でありながら、アメリカさえも手玉にとり、ロシアには「関わるとろくなことない」とまで言わせるなんて・・・。今もまた、でかい態度で、貧弱なカードをたくみに使いながら生き残り策を探す北朝鮮。

とても未来がある国家とは思えない。それでもこの金親子の、世界に珍しい自分たちのための王国を短期間で作り上げた手腕はすごい。

せっかく強固な態勢を作り、大国と渡りあう外交力を持ちながら、なぜこの国は豊かになれないのか。

あるいは、大国の思うがままになっていたほうが、今よりは余程、国民は豊かに暮らせたのでは??

金親子にとって、国家は自らの幸福のために存在するものになってしまったのか?それとも、朝鮮民族のプライドのために、貧乏をあえて選んだのか。私には理解しがたい国家であることは変わりないのだけれど。

その本心を聞いてみたい気がした。

あの貧しさを国民に耐えさせるためには、強大な敵が必要で、しかもその敵にひるむことなく挑む金正日体制というドラマが不可欠なんだろうなあ・・・。国民のカタルシスは、超大国に毅然と物申す我が朝鮮民族!!なんだろうなあ。

少なくとも今の北朝鮮は、歴史上初めて、世界に独立した国家として強硬な姿勢を貫いているように見えてきました。

さて日本はと言えば、物質的には世界屈指の豊かな国となりましたが・・・

竹島に調査船を出すそうですが、小競り合いの覚悟はできているのでしょうか?
中国が、恐ろしく身勝手なこと言い始めてますが、押さえ込むことできるのでしょうか?

プライドと国益を守るために闘うには、余りに日本は人の命が高くなりすぎましたねえ。1円対1億円ぐらいの差がありそうですもんねえ。
まともにやり合ったら、大損ですねえ・・・。

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