全部消さないでも・・・

2005-07-22 22:02:23 | Weblog
若隠居さんのブログが跡形もなくなってしまった。
最後の「ブログやめます」という日記を読みそびれたので、なんで消えてしまったのかはわからない。

人が自分のブログを消そうが放置しようが、他人が口出すことではないのかもしれないけれど、ちょっとすっきりしない。

「人権擁護法案」について、反対している人が非論理的であるということをずいぶん書いていた方だ。その法案がもし可決されたなら、その後本当に問題なく施行されるのか見届けた上で、若隠居さんが正しかったのかどうか検証して欲しかった。

先日「日本を蝕む人々」(渡部昇一、屋山太郎、八木秀次の対談形式の本)を購入した。その本の中では、やはりその法案の危険性を指摘している。法文に問題がないからだいじょうぶと言ってしまっていいのか?今だに若隠居さんの説明に釈然としないものを感じる。

ひじょうに論理的で丁寧な対応をしてくれているのに、一方「特別な使命」を持って、あえて論理の破綻に目をつぶって書いているような違和感がある日記だった。本当のところはどうだったのか、今となっては知る術はなくなってしまった。

私とて、ある日突然ブログを閉めるかもしれない。人のことをとやかく言えるほどの人間でもない。
でも何かを発信してしまった以上、なんらかの決着はつけて終わりたいものだと思う。