あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

電話を解約した 

2011-10-31 23:33:37 | 出来事

 最近、ほとんどというか、全く固定電話は使用していないし、プロバイダも母屋の電話回線からネットを引き込んでいるので、まったくと言って良いほど電話が不要になっているので、思い切って解約することにした。

 1987年4月に自分で商売を始めるために、電話回線を引いたのが始まりで、1990年くらいには9600BPSのアナログモデムでPC-VANとNiftyに加入していた。当時はアクセスポイントは北見しかなく、しかもPC-VANは1200BPSなので、めちゃめちゃ遅かった。掲示板を読むくらいな物なのだが、30分とか接続しなければならないので、電話代が結構かかったとおもう。ある程度使っていたところでモデムが壊れれてしまったので全て解約してしまった。

 次に本格的にインターネットにつないだのが1998年8月で、ISDN回線に切り替えてのことだった。だが、ISDN回線を導入するためにターミナルアダプタを設置し、設定に苦労したことを今でもはっきりと思い出される。このときはWindows98が発売されてまもなくでもあり、1.Windows95→98のアップデート。2.電話回線をISDNに切り替えとターミナルアダプタの導入。3.プロバイダ加入とインターネット開通などをまとめてやる事になったのだった。解らない事だらけなので、設定には本当に苦労した。

 だが初めてネットに開通した感動は今でも忘れない。Yahooを表示させるために、http~ と、ぽちぽち入力し、Yahooのトップページが表示されたのは感動である。検索するために、入力フォームに「猫」と入力し検索したとおもう。当時、深夜番組のトゥナイトという番組が好きで、毎回欠かさず見ており、けっこう頻繁にインターネットを紹介するネタがあったので、使い方などはこの番組をみて勉強した。テレビでやっていた通りに自分でできたのがうれしかった。だが、従量制なので、放置していると支払いが大変な事になってしまうのだ。当時使用していたプロバイダはKDDIのDIONで、標準プランが1か月あたり20分間までが基本料だったとおもう。ページが表示されたら直ちに回線を切断していたのが何とも懐かしい。だらだらとネットでニュースを読むなんて事は考えられない時代だった。

 そこで、ほどなくテレホーダイに申し込んだ。23時から翌8時までは定額制になり、日中はメールチェックと必要最小限のサイトを閲覧にとどめ、深夜から朝までがじっくりネットサーフィンを楽しめるようになった。

 NTTのスレッツISDNとフレッツADSLがサービスが提供されたのは2002年の1月だったとおもう。ADSL 1.5MBPSを初めて繋いだ瞬間は、その速さに本当に驚いた。ゆっくり表示されていく写真などが、あっという間にページが表示されるわけで、今でもあの時の驚きは一番だと思う。

 

 まあ、そんないろいろ苦楽を共にした回線が今日廃止することになった。回線閉鎖は11月4日。ちょっとだけさみしい感じである。

 

 

 



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