毎年必ずと言って良いのが、餅をつまらせて亡くなる痛ましい事故。
消防庁からの呼びかけについて、私は言いたい。
「小さくちぎって、良くかんで」。これが根本的に間違っていると私は思う。
小さくちぎるのは良いが、つきたての餅は、どんなにかんでも「くっついてしまう」のだ。だから飲み込んだものの、かみ切れなくて、結局あきらめて飲み込もうとする。
だから私が思う唯一の解決策は、「大きな餅を飲み込んでしまったら、かまずに吐き出す」。
これが簡単でとても有効なのだ。一度食べたものを、はしたないとか、もったいないとか言っている場合ではなく、命の問題なので、餅の食べ方に関する根本的な考え方を変える必要があると思う。