あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

windows10の感想

2015-08-01 17:10:10 | 話題

 アップグレードしたWindows10のここまでの感想だが、「こんなものかな」というのが本音。というのは従来からあった一般的なデバイスしか積んでおらず、マウスとキーボード以外には、タッチパネルもマイクロフォンとも接続していないないので、これ以上変化のしようがないと思うが、スマートフォンのようにいろいろなデバイスを内蔵している場合は変化にとんだ使い方ができるのだが、普通のパソコンにとってはWindows7くらいが機能の限界なのではないかと思うのだが、それでも常に変えていかなければならないマイクロソフトにとっては、無理にでも変えましたというところか。

高速起動

 まず、多くの人がWindows8はパスしてWindows7をそのまま使っている人が多いだろうから、7から10へ変更になった印象を書いていくと、まず目につくのは起動が速くなったと思う。これはパソコンが起動するときに、本当に必要としている機能以外にも、実はほとんど使わない無駄な機能がてんこ盛りだったのだが、かなりスリム化されてすばやく起動できるようになり、Windows7から10にバージョンアップしたのなら、まず高速起動を実感できるはずだ。ちなみにスリム化と高速起動については、実はWinows8ですでに実現していたものだが、何せマイクロソフトの嫌がらせとしか思えず、多くの人が手を出さなかった訳だが、乱心して我を忘れていたマイクロソフトがやっと正気に戻ってくれたので、ようやくWindows10の高速起動を多くのユーザーが実感できるようになった。

スタートボタンの復活

 これはWindows以前のユーザーにとって、馴染みのメニューがほぼ戻って来た。ほぼのいうのは、完全に元通りではなく、Windows8のメトロと呼ばれた全機能の一覧表が、今回はその縮小版が表示される。Windows10ではスタートボタンを開くと、「よく使うアプリ」と「すべてのアプリ」の2つが表示され、さらに開くとあいうえお順に機能が階層化されるようになっている。スタートボタンは、実はWindows8のメトロをコンパクトにまとめたのがWindows10なのだ。Windows7ユーザーが今回初めて使ったとしても、スタートボタンの「すべてのアプリ」が一番下に来ているので、機能的に迷う事はなく、選択したアプリはスタートボタンに蓄積されていくので、どんどん使いやすくなっていくし、さらにメトロの縮小版も表示されるので、うまくカスタマイズすれば一発で起動できる。もちろん使わなくても従来通りのスタートボタンで起動しても良い。このあたりはよく考えられていて、ようやく大勢のユーザーに納得できる物になったとおもう。

コントロールパネルが消えた

スタートボタンには「設定」という項目があり、以前のコントロールパネルに相当するもので、このパソコンには何を変えたいのか一目でわかるようになっていて、さらにそれぞれの機能を細かくカスタマイズできるので、一度、各設定の項目を開いてみると良いだろう。

 ちなみに、コントロールパネルは、スタートボタンを右クリックするとすぐに表示されるので従来通りに設定する事も可能だ。さらに補足だがスタートボタンの右クリックには、なんとコマンドプロンプトがそのまま呼び出せるのだ。Windows8の時はこれが隠れてしまい、裏メニューのように呼び出すしかなかったが、今回は右クリック(コンテキストメニュー)に最初から登録されているので、かなりのユーザーがコマンドプロンプトを必要としている証明だと思う。

フォントが変わった

 これはWindows10に限った事でなく、毎回そうなのだがWindows8から比べて、Windows8は若干フォントが小さくなった気がする。ほんの少しなのだが、文字が小さく小ぶりになった。まあ、3日もすれば馴染んで全く気にならなくなってしまうのだが、今のところ文字を書いていてもすっきりとした印象だ。

 とりあずは今のところはこんな感じであるが、変更になったところは随時紹介していく。