あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

常に向上していく気持ち

2010-11-27 01:13:00 | 話題
手っ取り早く片付けてしまう。よく言われる言葉だ。

しかし、毎回毎回、同じ事を繰り返し、まったく向上しないのは仕事とは言えないと思う。
確かに時間が逼迫しているときは、最短で結果を出す必要があり、もたもたしているのはやはり仕事ではない。
重要なのは、常に仕事の状況を把握して、急いでいる時と、そうでない時を判断すること。
そして判断の結果、同じような作業が予測されるなら、少しでも効率を上げられるように努力すること、あるいは備えること。
その「向上していく気持ち」が仕事なのだとおもう。

昔、「竹村健一世相を斬る」という番組の中で「仕事とは飽きないもの」というものが紹介されていた。どんなに好きなもの、(たとえば将棋とか)何でも良いが、いつかは飽きがくるものだ。しかし仕事なら毎日繰りかえてしても飽きがこないものだ。そんな内容の番組だったとおもう。

私が思うに、飽きがくるとは、向上しなくなった状態なのだとおもう。面白いテレビゲームや将棋でも、どこかの段階でこれ以上伸びなくなる時がくる、向上しない、先が予見できる。これがつまらない状態が続く。つまり飽きるのだ。

一方、仕事で飽きないというのは、お金を稼ぐ手段なわけで存在価値がある状態だとおもう。逆に言うと存在価値があるうちは飽きがこないと言えるだろう。
結論として存在価値が薄れてきて、さらに向上心もなくなり飽きがきてしまった時は、もはや仕事ではいのだ。

言いたかったのは、連日仕事が続いている事だ。
これは幸せな事だとおもう。
存在意義がある事、新たに挑戦する物がある。だから幸せだとおもう。