還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

小学校の運動会に思うこと

2012-05-26 19:51:58 | 日記
今日、我が娘達が巣立ち、今孫が通う小学校の運動会があった。
たしか娘達の頃は9月頃に開催されていたが、いつごろからか又どういう理由からかは分からないが、最近は梅雨前の今頃に開催されるようになっている。
父母や祖父母達が運動会の花形・リレーで手に汗握りながら応援する光景は昔と変わらない。

5・6年生による組体操もまた素晴らしかった。


仲間の肩に乗った生徒が、下で5列位になった仲間の上に後ろ向きに倒れる演技には驚かされた。
前に倒れ込むのならわかるが、後ろ向きに倒れるにはよほど仲間への信頼がなければ怖くてできないだろうに、みんな見事にこなしていた。
5月と言えば新しいクラスになってまだ2カ月足らずにも関わらずにだ。

一方、気になる事も見かけられた。
多分上級生なのだろうが、リレーでトラックの各コーナーに座っている生徒(監視役?)がいたのだが、選手が競争中に目の前にタスキを落としたのに拾おうともしない。
次のレースの選手がそれをよけながら走っているのに除けようともしない。
見かねた父兄が拾ってその生徒の横へ投げたのに、まるで知らんふり。
(さすがにレースの最後に引き上げる時には持って行っていたが)

また、まだ小さくて可愛らしい一年生の「かけっこ」のゴールテープを持っている上級生だが、自分の高さでテープを持っているものだから、一年生がみんな首でテープを切るような状態でゴールしているのに、テープを下げてやろうともしない。

ちょっと信じられない光景だったが、相手に対するほんのちょっとした思いやりが全く出来ていない。

娘に聞いたら、「いまどきの子供は言われたことしかしないから・・・」と言っていたが、このまま育っていくと常識外れの人間になりはしないだろうかと心配になる。

子供は最初は何でも言われなければわからないのだから、家庭でのちょっとしたしつけの積み重ねが大切だ。

人として生きて行くのに基本的な事だと思うから、孫にはよく言って聞かせておこうと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿