さてさて、お待ちかね。
みなさま、もう漫画雑誌「メロディ 4月号」はお買い求めになられたでしょうか。ジーヴスが漫画となって、世界に初めてお目見えしました。
表紙一部のアップ。
左がバーティ、右がジーヴスです。
漫画のタイトルは「プリーズ、ジーヴス」
作画は勝田文さん。
国書刊行会『比類なきジーヴス』が原案となっています。
2月28日、発売日。
記念すべきこの日、まだ寒風が吹きすさぶ中、 . . . 本文を読む
先日、当ブログを見ていただいている山橘さんからコメント欄にて、ジーヴスに関する耳よりな情報を頂きました。
こちら↓がそのコメントです。
ジーヴスが白泉社のメロディで漫画化ということで、腰が抜けそうです。でもあんまり絵がきらきらしていないようなので期待しています。テンポがよいといいなと思いますが。とりあえずはどきどきです。
わ、わたくしも腰が…。
いやいや、脱力しているバアイじゃない。
さっ . . . 本文を読む
ジーヴス、辞表提出!!
↑本の帯コピーを目にした瞬間、胸が痛みました。
本屋で立ちつくすわたし。
「もぅ、馬鹿、ばかぁ…」
ジーヴスをなじったのではありません。バーティをなじったのです。
ジーヴスが辞めるなんて、バーティが悪いに決まっています。
読む前に、ギルティの判決を下してしまった。
「どんっ」振りおろす木槌の音を頭の中にひびかせて。
ジーヴスの辞職理由は、主人バーティの下手っぴなバン . . . 本文を読む
さて、前回記事の続きです。
前回は「従僕にとって主人の服の荷造りがいかに大変であるか」を見ていただきました。
前回記事はこちら
『でかした、ジーヴス!』バーティの服装管理はジーヴスの職務』
今回は、目的地であるカントリー・ハウスに到着した後、従僕がどのように主人の服を管理するのかを見てみましょう。
従僕の城―ブラッシング・ルーム
さて、カントリー・ハウスに到着しますと、従僕はさっそく荷を . . . 本文を読む
さて、今回のジーヴスは、活躍の場の多くを主人バーティと暮すロンドンのフラットから田舎のカントリーハウスへと舞台を移しております。
そこで今回は「旅行における主人の服装の管理」をテーマに、
「従僕がいかに荷造りに苦労し、滞在先での主人の服装管理に心をくだいたか」を検証したいと思います。
とくに、品のあまりよろしくない色彩の衣装を好む主人に仕えると、従僕はどれほど苦労するのか。
バーティの奇抜な服装 . . . 本文を読む
『でかした、ジーヴス!』
「完璧なバタフライ・ノットを目指さねばなりません」
「ご主人様、タイが問題でない時などはございません」
いやぁ、いいですね。
今回もまた、シビレルようなジーヴスの箴言がビシビシ開陳されております。
ネクタイは靴と同じく、男性の価値を表わすものですからね。
主人が身につけるものすべてを預かる従僕・ヴァレットとしては、ここがセンスと審美眼の見せ所でしょう。
ところで、この . . . 本文を読む
“A butler? A real English butler? Like Jeeves?”ある本の序文を流し読みしていて、いきなり出くわした台詞です。
こちらがその本です。↓
A Butler's Life:
Scenes from the Other Side of the Silver Salver
え、なに? ジーヴス? が、どうしたって?
あわてて序文を最初から読む。
著 . . . 本文を読む
国書刊行会『でかした、ジーヴス!』の訳者あとがきに、当ブログが紹介されました!
. . . 本文を読む
待ちに待ったジーヴスもの最新翻訳本、
『ウースター家の掟』。
昨日読み終わりました。
今回もまた、作品中で気になった事物をピックアップして、掘り下げていきます。
まずは最初に、気になったもの。
物語の核心となるブツ、牛型クリーマー(cow creamer)です。
わたくし、牛型クリーマーなるものがどのようなモノか、
まったく知らなかったのです。
まあしかし、何と言っても紅茶大国イギリス。
. . . 本文を読む
「そろそろ、のぞいてみるか…」
検索サイトAsk JeevesがAsk.comへと名称変更して、およそ二週間たちました。
想像はしてたけど、ああ、ほらね、なんともさみしいトップページ。
ホントにいなくなっちゃったんですね、ジーヴス。
さあ、皆さまものぞいてみましょう。Ask.comへ、いざ。
苺がのってないショートケーキのような、さみしさです。
旧Ask jeevesユーザーの間でも
ジーヴ . . . 本文を読む
当ブログでも何度か話題に触れているAsk Jeeves。
そう、ジーヴスが看板キャラクターを務める検索サイトです。
「何でも知っている」執事ジーヴスが、貴方の質問に答えてくれる…。
ジーヴスのキャラクター特性を活かした構想です。素晴らしい。
Ask Jeevesを訪れれば、そこにはスーツ姿で貴方をお出迎えするジーヴスの姿が。
Just Curious, Jeeves
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こちら . . . 本文を読む
『さまざまな「ジーヴスもの」の書籍等の表紙イラストをご紹介して、
心に描く「わたしのジーヴス像」とのギャップを皆さまと楽しもう!』
…という考えで以前「あなたのジーヴスはどれ?」の記事を書いたわけですが、
有り難いことに、とってもアクセス数が多い。
過去記事
・あなたのジーヴスはどれ?
・あなたのジーヴスはどれ? 続編
どうやら皆さまも、それぞれ「わたしのジーヴス像」をお持ちのようで、いや . . . 本文を読む
本日の召使 : ジーヴス(バーティ専用の執事)
心待ちにしていた国書刊行会のウッドハウス・コレクション第三弾、『それゆけ、ジーヴス』
読むのがもったいなくて、ちびちびページをめくろうと固く決心したはずだった。
自分の意思の弱さがニクイです。
でもこれからもジーヴスシリーズの刊行が続くそうなので、嬉しい限りです。
さて、今回注目したのは、
二日酔いに絶大な効果を現すというジーヴス特製のおめざで . . . 本文を読む
『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいたのですね。
(河出書房新社1999年 シャーロック・ホームズ全集⑥ 小林司 東山あかね・訳/ 高田寛〔注・解説〕・訳)
犯人以外で、魅力的な執事がいないかなーと物色してまして。
そしたら巻末の注に、こんな記述が。
298 ホームズは丸くガラスを切り取ると、内側に手を入れて鍵を開けた
アーサー・コナン・ドイルは、ホームズとワトスンがミルヴァー . . . 本文を読む
前回のブログは
言うなれば「ジーヴス姿・びっくり編」でした。
今回は「ジーヴス姿・センスいいね」です。ひとつだけご紹介。
と、その前に。
いちばん多かったジーヴス姿のタイプが、これ
Carry On, Jeeves
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Much Obliged, Jeeves
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共通しているのは「黒服」と「ハゲ頭」と「中年」がセットになって . . . 本文を読む