ふだん、執事とか召使いたちを頭のどっかに据えて暮らしていると、思わぬ出会いがあります。
近所のホームセンターだった。
机の蛍光灯が切れたので、買いに行ったのです。もともとは。
そうなんだけど、この大型店に入ると、いつもフラリと足を踏み入れてしまうコーナーがある。
広いフロアの一画にある、犬猫を展示販売する「ワンニャン村」。
その名の通りワンニャンワンニャンと、ちっこいワンころやニャンころがガ . . . 本文を読む
これまでにご紹介した“召使いたちが描かれている絵画”が何枚かたまってきたので、ここはすっきりと、新カテゴリーにまとめることにしました。
カテゴリー名は「召使たちの絵画」です。
で、今回取り上げる召使いの絵は、ノーマン・ロックウェル『靴下の検分』
ノーマン・ロックウェルの絵といえば『サタデー・イブニング・ポスト』紙の表紙が有名です。
ですが、この『靴下の検分』は表紙絵ではなくて、その『ポスト . . . 本文を読む
前々回のブログで、執事への転職を志している伊織さんと仰る方からコメントを頂きました。
……………。
いま、「執事への転職」とあっさり書いちゃいましたが、
すごいことですよっ、これは!!!
伊織さんは現在、執事養成学校へ留学するための資金を貯めながら、サービスに関する知識を勉強中とのこと。
「目指している学校とか、もう決まっているんでしょうか?」と伺ったところ、オランダにある、つぎ . . . 本文を読む
谷崎潤一郎の傑作女中さん列伝『台所太平記』
小手鞠萌さんが「日本文学の使用人」としてコメント欄でご紹介してくださった小説です。
読みました。ありがとうございます。ほんとに面白かった。あー。
次々と個性的な女中さんたちが登場して、彼女らの突飛なふるまいに「ふふ…」と笑い声を漏らすこと、たびたびでした。
が、今回はその面白さを伝えたいワケじゃない。
小説の中でカルチャーショックを受けた箇所があるん . . . 本文を読む
さてさて、お待ちかね。
みなさま、もう漫画雑誌「メロディ 4月号」はお買い求めになられたでしょうか。ジーヴスが漫画となって、世界に初めてお目見えしました。
表紙一部のアップ。
左がバーティ、右がジーヴスです。
漫画のタイトルは「プリーズ、ジーヴス」
作画は勝田文さん。
国書刊行会『比類なきジーヴス』が原案となっています。
2月28日、発売日。
記念すべきこの日、まだ寒風が吹きすさぶ中、 . . . 本文を読む