あなたのジーヴスはどれ？ フランス編

『さまざまな「ジーヴスもの」の書籍等の表紙イラストをご紹介して、
心に描く「わたしのジーヴス像」とのギャップを皆さまと楽しもう！』

…という考えで以前「あなたのジーヴスはどれ？」の記事を書いたわけですが、
有り難いことに、とってもアクセス数が多い。

過去記事
・あなたのジーヴスはどれ？
・あなたのジーヴスはどれ？　続編


どうやら皆さまも、それぞれ「わたしのジーヴス像」をお持ちのようで、いやぁ嬉しい。想像過多はわたくしだけではなかったのね。

コメントやトラックバックを頂いた方々のお返事を書く途中で、ふと思いました。
「そーいえば、英語圏以外のジーヴスはどんな姿なのかしら？」
世界各国で翻訳されているというウッドハウス作品。
ならばお国によって、「わが国のジーヴス像」があるのでは…？

というわけで、探してみました。
「あなたのジーヴスはどれ？　フランス編」です。

　ボンジュール、ジーヴス！

残念ながらフランスのamazonのアソシエイト・プログラムには参加していないので、画像をこちらに貼り付けられません。
なので、本の題名をクリックしてご覧下さい。amazon.frに行けます。(別ウィンドウで開きます)

ページ内の本の画像のそばにある“Agrandissez cette image”の文字をクリックすると、大きい画像が見られますよ。

　目つきがちょっと、コワイです
Bonjour, Jeeves

この白髪の男性がジーヴスでしょうか。
さすがはフランス。オシャレです。(派手というべきか？)
フランスでは、これも「保守的な服装」に入るのかしら。

となりのバーティが「オシャレ好きなヤクザの若ぼん」みたいです。

「おぅジーヴス、この真っ赤なカマーバンドに何か言いたいみてぇだな」
「とんでもございません。坊ちゃま…」

　顎と鼻が、ご立派です。

Bonjour, Jeeves

いやはや、ごついジーヴスですな。
ワードローブ論争の際にこのお顔で「…」と黙られたら、
バーティでなくとも、くじけそうです。

　モミアゲがエルビス風です。
Allez-y, Jeeves

これはちょっと若いジーヴス。
長～いモミアゲが、少しワイルドな感じ。
そのわりに、トレイを持つ手の小指がピンと伸びているのが繊細です。

　白手袋のモダン。
Jeeves Takes Charge(※仏語表記不可の為、英語題名を表記しました)

これはこれは！　なかなかセンスの良いジーヴスです。
黒一色で地味ながら、スーツのカッティングがすっきりと粋ですな。

細身の体が、ジェレミー・ブレット演じるTVシリーズのシャーロック・ホームズによく似ています。

　もの思ふ、ジーヴス。
Jeeves

皮膚がゴム人形のようなイラストですが(笑)。
無邪気に歯を見せて笑うバーティをじっと見つめ、何やら思案顔のジーヴス。

ご主人の似合っていない片眼鏡(モノクル)が気になるのか？
それとも派手なネクタイが気に入らないのか？

しかし自分も水玉模様のネクタイなので、文句が言えず躊躇しているのか？

　髭をつけてもバレてます。
Toujours pret, Jeeves?(※pretのeの文字にはアクサンテギューが付きます。仏語表示不可の為)

あなたは…ヒュー・グラントさまじゃないですか！
なぜあなたがジーヴスを？
いやそもそも、ジーヴスなのですか？

ジーヴスとの共通点が、
「いかにもイギリス人である」こと以外に思いつきません。

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いかがでしたか？　
いろんなタイプのジーヴスが登場しましたが、
フランスのジーヴスにはどうやら２つ共通点があるようです。

・オシャレである。
・ハゲていない。(！)

あと、黒髪が圧倒的に多いですね。
フランスでは執事は黒髪のイメージが強いのでしょうか。

わたくしの好みでいえば、
白手袋のモダンなジーヴス(画像:Jeeves Takes Charge)がタイプです。
ちょっと細身すぎるけど、ピンと伸びた背筋が美しいです。

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