さよなら、ジーヴス。

「そろそろ、のぞいてみるか…」
検索サイトAsk JeevesがAsk.comへと名称変更して、およそ二週間たちました。

想像はしてたけど、ああ、ほらね、なんともさみしいトップページ。
ホントにいなくなっちゃったんですね、ジーヴス。
さあ、皆さまものぞいてみましょう。Ask.comへ、いざ。

苺がのってないショートケーキのような、さみしさです。

旧Ask jeevesユーザーの間でも
ジーヴスの引退を惜しまれる声が多かったようです。
「リタイア後、ジーヴスはどのような休暇を取るか？」
ジーヴスにふさわしい、いくつかの休暇計画を、
ユーザーが選択投票で決めるページがAsk.com内にありました。

あなたなら、どの休暇計画を選ぶ？
Jeeves has Retired(Ask.com)
宇宙旅行もいいけど、
ブドウ園の経営がジーヴスには向いているようにワタクシは思います。

他にもネットを巡ってみると、
そのものズバリSave Jeevesなんてブログがあったり、
自作のお別れビデオJeeves Leaves(You Tube)の放送をする人がいたり。
ジーヴスのキャラクターがいかに浸透していたのかが伺えます。

日本では浸透する間もなく、ジーヴスはAsk.jpを去ってしまいましたね…。

ちなみにAsk.com にはサイト概要のページにはWhere is Jeeves？と題して、
ジーヴスが居なくなった理由をキチンと述べています。
日本サイトのAsk.jpは、
最初からそのような人物など居なかったかのように、無言です。
(あったら、読みたかったなぁ)

昨年から今年にかけて、ジーヴス・シリーズの邦訳本の出版が続いたので、
ひょっとしてジーヴス・ブームが起こるかもしれないと微かに期待しているのに。
国書刊行会『ウースター家の掟』だって、今週発売なのに。
「執事といえば？」カフェ、じゃなくて「ジーヴス！」と街の人々に叫ばせたいのに。

ちぇ。

Ask Jeevesのジーヴス・キャラクターの生みの親、Marcos Sorenson氏が描いた
たくさんのジーヴス・イラストはこちら↓で見られます。

在りし日の活躍を目に焼き付けましょう。
'Jeeves' image archive page(Astrocat Presents Marcos Sorenson)

Ask Jeevesのジーヴス引退に関する過去記事はこちら。
ジーヴス、看板から外される？

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