先日、当ブログを見ていただいている山橘さんからコメント欄にて、ジーヴスに関する耳よりな情報を頂きました。
こちら↓がそのコメントです。
ジーヴスが白泉社のメロディで漫画化ということで、腰が抜けそうです。でもあんまり絵がきらきらしていないようなので期待しています。テンポがよいといいなと思いますが。とりあえずはどきどきです。
わ、わたくしも腰が…。
いやいや、脱力しているバアイじゃない。
さっ . . . 本文を読む
執事の顔というものは、速やかに表情のあらわれる顔ではない。(p.106)
この世界中に執事が両眉を上げるに値するとみなす事柄はほぼ皆無である。(p.296)
おしなべて執事というものはスポーツマンである。(p.109)
『ブランディングズ城の夏の稲妻』
(P.G.ウッドハウス著 森村たまき訳 国書刊行会 2007)より
(countsheep99のこっそりコメント)
作者ウッドハウスに . . . 本文を読む
知っている人は知っている。そんな情報です。
チャップリンの輝ける日本人執事、高野虎市さんに関する番組が
NHKのBShiで放送されます。 12月25日(火) 午後8:00~9:30
詳しくはこちら!
ハイビジョン特集 「チャップリンの秘書は日本人だった」
ああ、うれしくてタマラナイ。
どうぞ皆さま、お見逃しなく!
あの歌舞伎俳優の中村獅堂が高野さんに扮する(再現ドラマ?)よう . . . 本文を読む
『ブランディングズ城の夏の稲妻』
国書刊行会のウッドハウス本の新シリーズ第一弾ですね。
が“ジーヴスもの”なら、こちらはそれと並び称される“ブランディングズ城もの”
ブランディングズ城の城主・エムズワース卿のお頭のトロけっぷりが冴えわたっています。(←文法的に矛盾。が、意味的にはこの通りなのです)
たとえば、お茶の時間に現れたエムズワース卿のセリフ。
「あぁ、お茶? お茶か? へ? ほ、お茶じ . . . 本文を読む
本日の召使 : 帯刀(たちはき) (『落窪物語』より)
学校の授業で教わる平安朝の作品といったら、
『枕草子』『源氏物語』このふたつでしょう。
『落窪物語』はあまり知られてないように思います。
千年前、清少納言が『枕草子』の中で前置きも無く「みんながとうぜん知っている物語」のように触れている『落窪物語』も、現代では日本文学年表などで「あー、源氏物語の前にも、いちおう物語ってのはあったのね~」と . . . 本文を読む