さて前回ブログ、
ヴィクトリア女王の従僕ジョン・ブラウン 召使の階級①のつづきです。
今回は「ロワー・ファイヴ」「および屋外の召使い」の説明です。
繰り返しますが、下の召使階級組織図と照らし合わせながら読むと、分かりやすいかと思います。
また、★印のついた召使は「大規模な館で雇われた召使い」です。なので★印の召使いが居ない館では、その階級に近い召使が仕事を兼任しました。
召使いの階級組織図
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さて、前回ブログ
ヴィクトリア女王の従僕ジョン・ブラウン(1) 無骨な従僕の続きです。
ジョン・ブラウンが身の破滅を招く原因ともなった、厳格なる召使の階級について。
召使社会の全盛期であった、19世紀のイギリス。
大勢の使用人を抱える館では、召使いたちの仕事は細分化され、各部署に課せられた分担業務に従事していました。
館の運営には、組織化された命令系統をもたなければ、一家の主人の命令をすべての使 . . . 本文を読む
19世紀イギリスの君主・ヴィクトリア女王の従僕に、
ジョン・ブラウンという人物がいます。
もとは女王の夫・アルバート公の従僕だったのですが、アルバート公の死後、長い喪に服すヴィクトリア女王の従僕となりました。
ひょっとしたら「女王の従僕」よりも「女王の愛人」と噂された評伝の方が有名かもしれません。
このハイランド地方出身の無骨な従僕と、尊厳の権化であるヴィクトリア女王の悲恋物語は『クィーン・ヴィ . . . 本文を読む
当ブログでも何度か話題に触れているAsk Jeeves。
そう、ジーヴスが看板キャラクターを務める検索サイトです。
「何でも知っている」執事ジーヴスが、貴方の質問に答えてくれる…。
ジーヴスのキャラクター特性を活かした構想です。素晴らしい。
Ask Jeevesを訪れれば、そこにはスーツ姿で貴方をお出迎えするジーヴスの姿が。
Just Curious, Jeeves
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こちら . . . 本文を読む
『さまざまな「ジーヴスもの」の書籍等の表紙イラストをご紹介して、
心に描く「わたしのジーヴス像」とのギャップを皆さまと楽しもう!』
…という考えで以前「あなたのジーヴスはどれ?」の記事を書いたわけですが、
有り難いことに、とってもアクセス数が多い。
過去記事
・あなたのジーヴスはどれ?
・あなたのジーヴスはどれ? 続編
どうやら皆さまも、それぞれ「わたしのジーヴス像」をお持ちのようで、いや . . . 本文を読む