ポール・バレル氏・執事の職業倫理について思ったこと

ポール・バレル、という名前を聞いてピンとくる方は、そうとう英国王室に詳しい方だと思います。 名前を知らなくとも、1997年に交通事故死亡した「ダイアナ元妃の暴露本を出版した人」と聞けば「ああ、あの人か…」と思い出される方はいらっしゃるでしょうか。 ポール・バレル氏はダイアナ元妃の執事をしていた方です。 氏は1976年に18歳でバッキンガム宮殿に入り、エリザベス二世の専属スタッフを経て、チャール . . . 本文を読む
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執事は主人に、主人は庭師に間違えられる?

前回のブログで、 「執事はその威厳ある風采により、しばしば外部の訪問客からお屋敷の当主と間違えられる…というエピソードを何度か目にします」 と書きました。 前回取り上げた『エムズワース卿の受難録』に絡めながら、ここで「執事と主人の取り違え」について、ちょっと補足します。 執事がお屋敷のご主人さまと間違えられるのは、執事が「威厳ある風采」をそなえているから…だけではありません。原因はご主人の服 . . . 本文を読む
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巨体の執事ビーチ・『エムズワース卿の受難録』

本日の召使 : ビーチ(エムズワース卿の執事) (P.G.ウッドハウス選集Ⅱ『エムズワース卿の受難録』文藝春秋/2005年より) つくづく思いました。 ウッドハウスの描く執事には、本当にハズレがない。 いや、「ハズレがない」なんて、ちょっと余裕ありげな言い方したりして、かっこつけてますね。いやらしいです。 本当は、福引の鐘を腕の付け根から振り回して叫びたい。 執事ビーチおおーあたぁーり~。 . . . 本文を読む
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2006年・携帯電話は執事になるのか?

当ブログをご覧のみなさま あけましておめでとうございます。 今年もすてきな召使いたちとの出会いに、胸をふくらませましょう。 さて、新しい年を迎えて、さっそく執事に関して気になる記事がありました。 最新のテクノロジー&ビジネス情報をメールマガジンでお届けするZDNet Japanの コラム「特集・2006年IT業界展望」です。 記事はこちらです。 アダプティブエンタープライズ実現向けた5つの「 . . . 本文を読む
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