あなたのジーヴスはどれ?

 ジーヴスって、どんな容姿だろう? ジーヴス・シリーズを読んでいるみなさんは、 それぞれに、どのような“Jeeves”を思い描いているでしょうか。 「よしきた、ジーヴス」 登場人物に対する印象が 以外と左右されてしまうのが、 文庫やペーパーバックの表紙の、人物イラスト。 「へえ、こういう人が主人公なんだ」 まだ未体験の本を手にするときは、 その絵柄で読むか、読まないかが、決まったりするとき . . . 本文を読む
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出ましたジーヴス その3 ジーヴスの召使評価

前回のブログでジーヴスに召使評価グラフを付けてませんでした。 で、結果は…  (初) 文句なしパーフェクト! 召使のお手本。 いや、あの頭脳は立派すぎるか? いやいや、 主人にとっては、 夢のような召使です。 ひかえめ 5どんな手柄も鼻にかけない。 主人の手放しの褒め言葉にも、 ひとこと“Thank you very much, sir.”あっさりと。 主人の服装センスには「まさかその . . . 本文を読む
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出ましたジーヴス その2 gentleman's personal gentlemanとは?

前回の出ましたジーヴス その1の続きです。 今回は、ジーヴスの職業名について。 比類なきジーヴス 国書刊行会 森村たまき訳「比類なきジーヴス」では、ジーヴスの職業名を《執事》と訳しています。その点について森村氏はあとがきでこう述べています。 ジーヴスの職業名には、「執事」を選んだ。とはいえ、ジーヴスはbutlerではなく、gentleman's personal gentleman を名乗 . . . 本文を読む
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出ましたジーヴス その1

本日の召使 : ジーヴス(「比類なきジーヴス」国書刊行会より) 比類なきジーヴス 「なんで翻訳が出てないのだろう?」 つねづね思っていたシリーズだった。それがやっと…! いや、いけない。ミエをはった。やっと…なんて知ったふうに。 でも知っている人は知ってるけど、知らない人は…(以下略)という作品だと思う。 私がこのP・G・ウッドハウスの「ジーヴス」(Jeeves)を知ったのはつい二年前。 . . . 本文を読む
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