“EST! EST! EST!” おいしいワインを知らせた従者

イタリア産ワインEST! EST! EST! このワインを近所の酒屋で見るたびに、 (見るだけ。買うのはお店で一番安いワイン) 変わってる名前だなーと思っていました。 「えすとっ! えすとっ! えすとっ!」 お神輿の掛け声のように、いつも心の中でつぶやいて。 まさか、このワイン名の由来に従者が関わっているとは、思わなんだ。  「ある! ある! ある!」 4月からイタリア語を習い始めたので . . . 本文を読む
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従僕の理想的なふくらはぎの形、わかりました。

先月のブログで、 「従僕のふくらはぎの形の良し悪しは、かれら自身の死活問題につながっていた」 という従僕の19世紀時代風俗をご紹介しました。 詳しくは、こちらのページへどうぞ。 ●『シシリーは消えた』従僕の美しいふくらはぎ ●『シシリーは消えた』従僕の美しいふくらはぎ 続編 このとき、 「ではどんな形のふくらはぎを美しいと呼ぶのか?」については、 参考文献が見つからず、不明のままでした。 苦 . . . 本文を読む
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『プリーストリー氏の問題』 銀スプーンに話しかける執事

本日の召使 : バーカー(執事) (『プリーストリー氏の問題』A・B・コックス著 小林晋訳 晶文社 2004年 原題:Mr. Priestley's Problem) 以前でましたジーヴス…のページでコメントを頂いたくろにゃんこ樣から 「興味深い執事が出てきますよ」と教えてもらいました。 それがこの『プリーストリー氏の問題』に登場、 執事のバーカーです。 『プリーストリー氏の問題』 バー . . . 本文を読む
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こんなところでジーヴス発見。

『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいたのですね。 (河出書房新社1999年 シャーロック・ホームズ全集⑥ 小林司 東山あかね・訳/ 高田寛〔注・解説〕・訳) 犯人以外で、魅力的な執事がいないかなーと物色してまして。 そしたら巻末の注に、こんな記述が。 298 ホームズは丸くガラスを切り取ると、内側に手を入れて鍵を開けた    アーサー・コナン・ドイルは、ホームズとワトスンがミルヴァー . . . 本文を読む
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『誰の死体?』 従僕に向いている人物・バンター

本日の召使 :マーヴィン・バンター (従僕) 『誰の死体?』(原題Whose Body?1923)ドロシー・L・セイヤーズ著 浅羽莢子訳 創元推理文庫(1999)より 最近はジーヴスをはじめ、魅力的な従僕やバトラーとの出会いが続いてまして、 うれしい限りです。(忍び笑い) 誰の死体? 本日の従僕、バンターもなかなかの人物です。 彼は、イギリスの公爵・アマチュア探偵のピーター卿に仕えております。 . . . 本文を読む
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『ぼくのすてきな冒険旅行』バトラーの必須アイテム

本日の召使 : プレイズワージ(バトラー) 『ぼくのすてきな冒険旅行』(シド=フライシュマン作 久保田輝男訳 少年少女学研文庫 1970年)より 絶版なんですよね、この本。残念です。 すばらしい冒険小説なのに。 近所の図書館をまわって、一冊だけ書庫に保管されていたのを借りてきました。 左でシャベルを持っているのが、 バトラーのプレイスワージ。 となりがご主人の少年ジャック。 ん? これのど . . . 本文を読む
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『なんとかしなくちゃ』 モニカのメイド体験ブログ?

本日の召使 : モニカ・ディケンズ(コック・ジェネラル) 『なんとかしなくちゃ』(晶文社 文学のおくりもの24 1993年 原題:One Pair Of Hands)より 『なんとかしなくちゃ』 「私は退屈していた。」 「決まりきった生活から抜け出すためになんとかしなくちゃ。」 1937年イギリス。著者のモニカ・ディケンズは22才。 とくに暮らし向きに困っているわけでもないモニカが選 . . . 本文を読む
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