夢中人

sura@cosmic_a

テンション

2010年04月01日 | Weblog
昨日の党首討論をみました。
普天間基地のことと郵政の事について話されていたと思います。

最近、沖縄の普天間基地の事がニュースに出てますが、あの話は13年前くらいから話されているみたいですね。
沖縄って、第二次世界大戦後、アメリカが統治していたのですよね。
普天間基地は、1945年の沖縄戦の最中にアメリカ軍がつくった。
そのアメリカ統治時代に琉球政府というのが存在していたみたいですね。
この琉球政府というのは、当時、沖縄の日本復帰要求など、米国民政府の意向に反する言動がしばしばあったため、
米国民政府が指揮できる政府ということでつくられたとか。
この琉球政府は、琉球住民が行政主席だったのだけれど、米国民政府が、琉球政府の決議を破棄できるような状態だったとありました。
でも、沖縄島民の本土復帰運動は盛んで、この運動が日本への返還への原動力となったとありました。
そして、1972年沖縄は日本に返還されたのですよね。

私は、この沖縄が日本に返還されたときのことをなんとなく憶えています。
テレビ報道で、「沖縄が日本に返還されました!人は右側通行、車は左側通行になりました!!」という感激の言葉に
市内の様子が写し出されたいる映像が記憶に残っています。

今、思うのですが、アメリカはよく沖縄を日本に返還してくれましたよね。
やっぱり、そこに多くの日本人が住んでいたというのがあるからかな。
日本全体がというよりも、沖縄島民の方々が日本に帰りたかった。それが、本土復帰運動に繋がったのだろうなぁ。
さらに思うのですが、米国民政府が指揮していた琉球政府というのがあったにもかかわらず、本土復帰運動ができたというのは、
米国民政府は、頭ごなしに沖縄島民を押さえつけていたというわけでもなかったのかなと思いました。
その辺りは、想像になってしまうので詳しいところはわかりませんが、戦後27年間くらい沖縄はアメリカだったのですね。

普天間基地のことは、鳩山総理が言われるように、やはり慎重に考えなければと思うのですが、
これは、沖縄の負担軽減ということで考えられているのですよね。
確かに、那覇に行った時には、戦闘機の音には驚かされたりしたり、あと、米軍の方の事件、事故があったりするのですよね。
私の住んでいる街にも、米軍基地があって、何度か事件、事故の話を聞いたりしたことがあります。
でもですよ、その反面、米軍の方とカップルで歩いていたり、そうじゃなくても結婚したりされているのもあるではないですか。
なんか、マイナス面ばかりを出していますけど、それだけではないと思うのですけど。
確かに、被害者のご家族やご友人の方々は胸を痛めていらっしゃるのかもしれませんが、決してマイナス面ばかりではないと思うのですが。

というかですよ、この米軍基地の話は、13年くらい前からあったということですが、今回、大きく取り上げられていますが、
それは、あの連立を組んでいらっしゃる少子化担当大臣ですか、あの方が振り回しているようにも見えなくはないのですが。。。
鳩山総理が、「こういう風に考えているところです」なんて発言したことに、「えぇ~、それじゃぁ。。。」って感じの不満なコメントをしたりして
なんていうのですか、チラリとテレビを見ていて、これっていいのかなって感じもしなくもない雰囲気に感じるのですけど。
なんかですね、がんばっていらっしゃるのはわかるのですが、こぅ、一人でがんばっていらっしゃるように見えるのですよ。
他の党を見ていると、党首の方がいらっしゃって、でも、他の党員のかたもちゃんと存在感があるように見えるのですが、
あの少子化担当大臣の党は、あの方だけのようにしか見えません。
まぁ、国会審議を見ていると、その党員の方を知ることができるのですが、国会審議を見ずに報道番組だけを見ているとしたら、
あの方だけがあの党の主人公だと思います。

普天間基地を、移設させなければいけない、ちゃんとした理由はなんなのでしょうか。それがわからない。
確かに、抑止力の観点というのもあるわけだし、国外へなんて言われているけど、核兵器をちらつかせている国も近くにあるワケじゃないですか。
お金もものすごくかかるのですよね。
というか、これは、沖縄の方々がどう思っているかですよね。
沖縄が返還されたのも、沖縄島民の方々の返還運動によってもたらされたものなんですよね。
だから、沖縄の方々がどう思っているかを知った方がいいのかもしれないなと思いました。
また、日本国としてもどうなんだろうかというのも大事なようにも感じます。



郵政のことですが、最近、ゆうちょ銀行と保険の限度額が上がったというニュースを聞きましたが、
あれは、改革前にもどりつつある状態だと聞きました。
で、いろいろ考えていたのですが、郵政って、そんなに一度民営化したのを、戻さなければいけないほど国がやらなければいけない
事業なのかなという疑問がでてきました。
確かに、医療とか教育とかは国がという感じで、あと戦争をすればするほど儲かる民間会社の存在とかは困ると思うのですが、
郵便事業が、そんなにそこまで国がやらなければいけないのかなと思うのです。
もし、最悪、郵便局が無くなったらですよ、宅急便とか佐川急便がなにかをやってくれそうな気もするのですが。
。。。っていうか、結局はお金なんですね。ゆうちょ銀行と保険のお金が必要というワケなのですね。
そして、そこに見え隠れする利権ですか。やはり官僚の存在があるのですね。
このことを今回の事ですごく感じました。

この郵政大臣もですよ連立を組んでいらっしゃる党の方ですよね。しかも、因縁がある方ですよね。
なぜこのポジションにという感じもするのですが。
まぁ、亀井さんなのですけどね、亀井さんって、本音をいう方なのだろうなぁとは思うのですよ。
先日の国会審議でも、鳩山総理が、「企業からの献金をやめていかなければいけませんね」という風に言われたそばから
「鳩山総理はお金持ちだからそれが出来るかもしれないけれど、自分のような者にはできるはずがない。
もし献金を禁止するとしたら、民主党だけにしてくれ」とはっきりと言われていたのですよ。
それを聞いていて、それが本音なんだろうなぁと思った。
で、今回の限度額の事を聞いて思ったのですが、やっぱり政治にはお金は必要なんだと、
そして、官僚も守らなければいけないんだと言ってるように感じたのです。
そんな風に感じて、それが今までの日本の政治のやり方だったのだろうなと思ったワケです。よく親方日の丸体質なんて言われてますよね。
それで、小泉内閣で改革を進めていって、少々、方向性を変えていこうとしていわワケだと思うのですが、
それを、元にもどすって悲しくないですか。
だって、今までのやり方ででしか政治はできないと言っているワケですよね。方法が一つだけって悲しくないかな。
改革によってもたらされたものによって、他のやり方も探っていいのではないかと感じるのですけど。

小泉内閣では、官から民へということだったと思うのですが、今回のことは、民よりも官という感じですよね。
それでいいのかなという疑問が出てきたワケで。。。その限度額を上げたり、元の政治姿勢に戻したりというのは
国がさらに繁栄するためにだと思うのですが、政治だけの要因が国の繁栄に繋がるのかなという疑問もでてきました。
確かに、土台は政治なのかもしれませんが、政治だけが国の繁栄をもたらすのかな?それだけではないように思えるのですけど。
今回の限度額を上げたというのは、政治だといってるように感じたワケで、なんというか、テンションが下がる感じです。
どうしてテンションが下がったのかなと考えてみたら、民営化ということで、不安もありつつも、どこか期待感もあったのでしょうね。
でも、元にもどりつつある政治姿勢に、テンションが下がったのだろうと思います。

あと、いろいろ考えていたら、教育って何のためにするのだろうと思ったのですよ。
自分でもなぜそんな事を思ったのかわわからないのですが、そう思った。
国の決め事の中で生きていくというのはそうなのですが、自立できるようにという目的もあるのではないのなかとふと思ったワケで。
そうすると、やはり、官だけではなく、民も大事ということに繋がっていくワケで。。。
優秀な方々が、みんな官だけにいくはずはないですよね。民の方にもいらっしゃるワケで。
国の繁栄の為に教育があるのだろうなぁとは感じるワケで。。。だとすると繁栄とはなんだろうと思ったしだいです。

今回の限度額が上がったことでいろいろ思うところがあって、もうちょっと考えたいところです。
。。。ちょっとテンション下がったけど、そうしてみます。
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