夢中人

sura@cosmic_a

中宮寺

2008年09月24日 | Weblog
私は、今まで、お仏像というものにあまり興味がありませんでした。
しかし、今回、飛鳥時代というものに気がついてから、お仏像に興味津々になってしまいました。
それはなぜか。。。まず一つにお美しい。お仏像がこんなにお美しいとは思いませんでした。
見とれちゃうくらいにお美しい。
そして、実際にお見かけすると、なにか、安心感をもたらしてくれるようです。
お仏像の前で何時間もジ~っとしていたい気分になります。
そのお仏像の中でも、ひときわそんな気分にさせてくれるお仏像がありました。
それは、中宮寺にある弥勒菩薩半跏像です。

国際美術史学問者間では、この像のお顔の優しさを評して、数少ない「古典的微笑」の典型として、高く評価され、
エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているそうです。
半跏の姿勢で左の足を垂れ、右の足を左ひざの上に置き、右手を曲げてその指先をほのかに頬に触れんばかりの
その考えるお姿は、なぜか心を奪われてしまう。
確かに、考えてる姿とはいいものですよね。その姿に影響されるようです。

中宮寺は、法隆寺のそばのあるお寺。
現在のお堂は、昭和43年に出来上がったのもで、実際にはちょっとずれた位置にあったみたいです
法隆寺は僧寺、中宮寺は尼寺として初めから計画があったとか。
それって、男子校、女子校みたいなものなのかな?とおもってみたりしました。
でも、この中宮寺が女性の為のお寺というのが雰囲気からわかるんですよ。
いい感じの雰囲気なんです。靴を脱いでお堂に上がり、お仏像の前に座っているだけで
安らかな気持ちになれるようなんです。

お堂の周りは池。なんとも知れず、優しい風がお堂の中に吹いてくれました。
この弥勒菩薩半跏像は1300年あまりもこの斑鳩の地にいらして、いろんな方に
いろんな影響を与えられてこられたんでしょうね。
「・・・じゃぁ、考えてみようか」ってね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 変化 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事