夢中人

sura@cosmic_a

変化

2008年09月24日 | Weblog
沢山の外国文化を取り入れた飛鳥時代。
取り入れられた文化は、日本の中でだんだんと変化していったんだよね。
だからして思ったの。
奈良から京都のお寺を見た時に、京都にあるこれって、奈良にあったあれが変化したものかなぁってね。
それは、飛鳥にあった「亀形遺跡」は「つくばい」もしくは、神社やお寺にある「手水場」に変化しちゃったんじゃないかと。
亀形遺跡
   ↓
   ↓時代と共に変化
   ↓
    
手水場                  つくばい  
                       などなどに変化?? かな??これは私の妄想です。
もう1つ気になる記録があって、612年(推古20年)に「百済の味摩之(みまし)を桜井に住まわせ、
少年に伎楽(呉学)の舞を習わせる」とある。
奈良時代には盛んに上演されたが、鎌倉時代に衰退したとのこと。
。。。でもだよ、「聖徳太子絵伝」にその様子が残っているんですが、
よく見てみれば、笙をふいているような人がいるんだよね。それにあの太鼓って。。。
鎌倉時代に衰退したとかじゃなくて、「雅楽」に変わっちゃったとかじゃなくて??
そうじゃなかったら、他のに変化して残っていそうな気がするんですが。

↑。。。これって「雅楽」だよなぁ。。。うん。これと同じ太鼓が画かれているけど。
笙って東儀秀樹さんが演奏しているよね。
なんで衰退しちゃったってなってるんだろう?
衰退じゃないと思うんだけど。。。。まっ、いいか。
でも、まぁ、日本で最初に舞を習ったのは、女の子じゃなくて男の子なんですね。
そうなんですねぇ。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中宮寺

2008年09月24日 | Weblog
私は、今まで、お仏像というものにあまり興味がありませんでした。
しかし、今回、飛鳥時代というものに気がついてから、お仏像に興味津々になってしまいました。
それはなぜか。。。まず一つにお美しい。お仏像がこんなにお美しいとは思いませんでした。
見とれちゃうくらいにお美しい。
そして、実際にお見かけすると、なにか、安心感をもたらしてくれるようです。
お仏像の前で何時間もジ~っとしていたい気分になります。
そのお仏像の中でも、ひときわそんな気分にさせてくれるお仏像がありました。
それは、中宮寺にある弥勒菩薩半跏像です。

国際美術史学問者間では、この像のお顔の優しさを評して、数少ない「古典的微笑」の典型として、高く評価され、
エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているそうです。
半跏の姿勢で左の足を垂れ、右の足を左ひざの上に置き、右手を曲げてその指先をほのかに頬に触れんばかりの
その考えるお姿は、なぜか心を奪われてしまう。
確かに、考えてる姿とはいいものですよね。その姿に影響されるようです。

中宮寺は、法隆寺のそばのあるお寺。
現在のお堂は、昭和43年に出来上がったのもで、実際にはちょっとずれた位置にあったみたいです
法隆寺は僧寺、中宮寺は尼寺として初めから計画があったとか。
それって、男子校、女子校みたいなものなのかな?とおもってみたりしました。
でも、この中宮寺が女性の為のお寺というのが雰囲気からわかるんですよ。
いい感じの雰囲気なんです。靴を脱いでお堂に上がり、お仏像の前に座っているだけで
安らかな気持ちになれるようなんです。

お堂の周りは池。なんとも知れず、優しい風がお堂の中に吹いてくれました。
この弥勒菩薩半跏像は1300年あまりもこの斑鳩の地にいらして、いろんな方に
いろんな影響を与えられてこられたんでしょうね。
「・・・じゃぁ、考えてみようか」ってね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする