さてドイツ最終日は、ロマンティック街道最終地であるフッセンの街から見え、過去3回来ていて1度も中に入った事がなかった
「ノイシュヴァンシュタイン城」。
バイエルン王であるルートヴィヒ2世によって19世紀に建築された。
下の写真にもあるが、近隣にルートヴィヒ2世父親が所有していたホーエンシュヴァンガウ城がある。
ノイシュヴァンシュタインという名前は、ホーエンシュヴァンガウ城のある地にかつてあったシュヴァンシュタイン城にちなみ1890年になってから付けられた名だそうだ。
Schloss Neuschwanstein
「ノイ (Neu)」は「新しい」と言う事であり、建設当時はノイホーエンシュヴァンガウ城と呼ばれていて、シュヴァンガウとは「白鳥河口」の意味の地名で、ここ一体はシュヴァンガウ村と呼ばれていたようである。
白鳥河口の意味から取られて「白鳥城」とも呼ばれ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなった城である。
シャトルバスで中腹まで上り、徒歩で向かいの渓谷である写真に映っている橋から撮影した写真が、上の写真である。
陽の光の具合で色々な感じに写される、ノイシュヴァンシュタイン城は冬にも訪れてみたい城である。
内部は撮影禁止でしたので、写真はありません。
帰りはバスや馬車には乗らず、城のある山頂から徒歩で下って来ました。
山の下には、アルプ湖がきれいな水を貯えて静かに山々を湖面に映しておりました。
後ろを振り返り見上げるとホーエンシュヴァンガウ城が見える、森に包まれた小さなこの村には2つも城があるんですよ!
一番下の写真はバスの中から撮影したので、ブレてしまっていますが、私も好きな映画である「大脱走」でスティーブ・マックィーンがオートバイで逃げるシーンを撮影した場所だそうです。
フッセンの街に戻って昼食を食べると、このツアー最大のイベントであるスイスへ向かいます。
フッセンから約1時間20分、ドイツとオーストリアの国境を越えて、オーストリア経由でスイスに入ります。
Republik Österreichこれがオーストリアの名称です。
オーストリアに入るのは一瞬であるが、これが金曜日であった為にドイツのバカンス移動と重なってしまって国境は大渋滞。
ここはユーロ内なので、パスポートチェックはありません。
何とか国境を越えたのであるが、ここでバスの運転手さんの勤務時間の関係からオーストリア内で休憩タイム。
ガソリンチャージと30分の休憩時間をキッチリ取らないと勤務違反になるそうだ。
その間バスには入れず、ガソリンスタンド併設のコンビニで待つ事に。
休憩終了後キッチリとスタートです。
日本の夜行バスとは大違いでした。(笑)
約40分走るとスイス国境です。
ここはユーロ内なのですが、極稀にパスポートチェックがあるそうです。
ビックリしたのがスイスの国名。
国名バッジにスイスと言うものが無く、スイスがCHと表記されている事は知っていたのですが、
ドイツではSchweizerische Eidgenossenschaftと書かれているので、英語表記のSwiss Confederationだと思っていたのですが。
何とラテン語表記が正式名称だそうで
Confoederatio Helvetica と言う事になり国名バッジがCHなんだそうです。
勉強不足だったを露呈してしまいました。
何て思いながらスイス国内に入って行くと、周りは山と湖だらけになっているのに気付きました。
とうとうスイスです!
横を向くと電車が・・・心踊ります!!(笑)
・・・あっ!雨が。。。どうも雲行きが怪しい。
スイスに入った時は晴れていたのに、前方は真っ暗である。