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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「第2回 Twitter文学賞」 結果発表。

2012年02月24日 15時03分01秒 | 
 国内1位を受賞された『11eleven 』の作者・津原 泰水(ツハラ ヤスミ)さんは、私にとっては『ルピナス探偵団』シリーズの人なんだけど、長男にとっては『ブラバン』の人だったらしい。

ハヤカワの「2012 SFが読みたい!」の4位受賞作でもある『11eleven』は、11の作品からなる短編集なんですが、その中の「延長コード」だけは『NOVA』に収められていたので既読。いろんな作風のお話しを書かれてきた作家さんの、懐深さが感じられるお話しでした。

私的には、雑誌やネットで”作品の面白さで話題になっていたお話”ばかりがランクインしていたので、満足でした。

★「Twitter文学賞お知らせブログ / 第2回Twitter文学賞投票結果 」
( http://tbookaward.blogspot.com/2012/02/twitter_23.html )より引用

* 奥付が2011年1月1日から2011年12月31 日の国内の新作小説、海外の初訳小説(文庫落ちや復刊は不可)からもっとも面白いと思った作品を各1作挙げてください。※文字主体のフィクション 戯曲、詩歌、エッセイ、絵本は対象外です。

投票は1人1作まで。純文学、エンターテインメントのジャンルの別は問いません。

<トップ10 国内>
1位 『11 eleven』 津原泰水 (河出書房新社)
2位 『こちらあみ子』 今村夏子 (筑摩書房)
3位 『これはペンです』 円城塔 (新潮社
4位 『雪の練習生』 多和田葉子 (新潮社)
5位 『舟を編む』 三浦しをん (光文社)
6位 『ワーカーズ・ダイジェスト』 津村記久子 (集英社)
7位 『人質の朗読会』 小川洋子 (中央公論新社)
8位 『ジェノサイド』 高野和明 (角川書店)
8位 『マザーズ』 金原ひとみ (新潮社)
9位 『なずな』 堀江敏幸 (集英社)
9位 『開かせていただき光栄です』 皆川博子 (早川書房)
10位 『きつねのつき』 北野勇作 (河出書房新社)

<トップ10 海外>
1位 『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』 ジュノ・ディアス (新潮社)
2位 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 ジョナサン・サフラン・フォア (NHK出版)
3位 『犯罪』 フェルディナント・フォン・シーラッハ (東京創元社)
4位 『紙の民』 サルバドール・プラセンシア (白水社)
5位 『アニマルズ・ピープル』 インドラ・シンハ (早川書房)
6位 『忘れられた花園』 ケイト・モートン (東京創元社)
6位 『ねじまき少女』 パオロ・バチガルピ (早川書房)
6位 『ソーラー』 イアン・マキューアン (新潮社)
7位 『二流小説家』 デイヴィッド・ゴードン (早川書房)
8位 『メモリー・ウォール』 アンソニー・ドーア( 新潮社)
8位 『短くて恐ろしいフィルの時代』 ジョージ・ソンダース (角川書店)
8位 『アンダー・ザ・ドーム』 スティーヴン・キング (文藝春秋)
8位 『ミステリウム』 エリック・マコーマック (国書刊行会)
9位 『都市と都市』 チャイナ・ミエヴェル (早川書房)
9位 『チボの狂宴』 マリオ・バルガス=リョサ (作品社)
10位 『アンダーワールドUSA』 ジェイムズ・エルロイ (文藝春秋)
10位 『ブエノスアイレス食堂』 カルロス・バルマセーダ (白水社)

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コメント
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