英國戀物語エマ 第二幕公式サイト
実兄が「銀魂」と「エマ」に同時にはまりました(あの人の思考回路はとことん判らん)
という訳で、読み終わった「エマ」七巻+番外編八・九巻が我が家に送られて来まして、皆様の「今更かいっ!」という突っ込みを心地よく脳内想像で聞きながら、読みました。
○キャラ萌え
すみません、例のごとく主人公のエマとウィリアムさんにはときめかず、脇役の皆さんに萌えてしまいました。私はメイド萌えも執事萌えも無いんですよ~(汗)たぶん、エマがウィリアムと手紙を交わすあたりは、20年くらい前だったらすっごく切なくて心が痛くて、泣きながら読んだと思いますが・・・ま、今はね(笑)
キャラ的には、なんと言ってもウィリアムのお父さん、リチャード・ジョーンズさんの素晴らしい成り上がり根性にゾクゾクしました。キャンベル子爵にエマについての手紙を送った後の、「子爵は素晴らしい行動力の持ち主ですから」というセリフの黒いこと!子爵との対談の後に、執事のスティーブンスを労わった後の、あの暖炉の炭火のカットが、内心の燻り続ける怒りや階級(クラス)への侮蔑や家族への愛情や矜持の全てを表現しているようで堪らんかったですよ。ちょっとだけ拝見した感想サイトさんでは、キャンベル子爵が悪の象徴みたく書かれてましたが、実はリチャードさんこそまったく喰えない嫌なヤツの象徴だと思います(笑)
非常にマニアックですが、中山星香さんの「花冠」のエスターのお父さん(王様ですね)と重なりました。幻覚作用のあるキノコをめぐっての騒動で、事件が解決した際の一コマでのお顔が、すっごく有能な王のお顔になっていてしびれるんですよ♪
もう一人、ドロテア・メルダース夫人にも魅力されました!
ナイスバディを披露されるたびに、あぁ連載が青年誌で良かった!とつくづく思いました(笑)それと九巻を読んで、若き日のヴィルヘルム・メルダースさんにもノックアウトされました~、もうすっごい好み!めっちゃハンサム!!
それに、二人を中心とした「歌の翼に」は、歴史に残る名作ですよ。
恋の成果が結婚であるなら、このご夫婦の何気ない朝の情景こそが、愛情のなんたるかの全てを物語っていると思います。未婚の方は、結婚する事のリスクや不安以上に、お二人の交わす愛情を心に焼き付けて憧れて欲しいです。
(あ、でも全ての旦那さんが何か歌ってと言われて、ドイツ歌曲を歌って下さるかは、保障しませんよ・笑)
ちょっと道を踏み外しますが、八巻のキャンベル子爵の愛人だったヴァイオレットの、新しい愛人の紳士もステキでした。渋いですよ~、これぞ男子の本懐ですよ~(違)もしお金持ちの男性に生まれていたら、この位の遊び心というか人としての幅を持ちつつ、死期を迎えたいです。
実兄が「銀魂」と「エマ」に同時にはまりました(あの人の思考回路はとことん判らん)
という訳で、読み終わった「エマ」七巻+番外編八・九巻が我が家に送られて来まして、皆様の「今更かいっ!」という突っ込みを心地よく脳内想像で聞きながら、読みました。
○キャラ萌え
すみません、例のごとく主人公のエマとウィリアムさんにはときめかず、脇役の皆さんに萌えてしまいました。私はメイド萌えも執事萌えも無いんですよ~(汗)たぶん、エマがウィリアムと手紙を交わすあたりは、20年くらい前だったらすっごく切なくて心が痛くて、泣きながら読んだと思いますが・・・ま、今はね(笑)
キャラ的には、なんと言ってもウィリアムのお父さん、リチャード・ジョーンズさんの素晴らしい成り上がり根性にゾクゾクしました。キャンベル子爵にエマについての手紙を送った後の、「子爵は素晴らしい行動力の持ち主ですから」というセリフの黒いこと!子爵との対談の後に、執事のスティーブンスを労わった後の、あの暖炉の炭火のカットが、内心の燻り続ける怒りや階級(クラス)への侮蔑や家族への愛情や矜持の全てを表現しているようで堪らんかったですよ。ちょっとだけ拝見した感想サイトさんでは、キャンベル子爵が悪の象徴みたく書かれてましたが、実はリチャードさんこそまったく喰えない嫌なヤツの象徴だと思います(笑)
非常にマニアックですが、中山星香さんの「花冠」のエスターのお父さん(王様ですね)と重なりました。幻覚作用のあるキノコをめぐっての騒動で、事件が解決した際の一コマでのお顔が、すっごく有能な王のお顔になっていてしびれるんですよ♪
もう一人、ドロテア・メルダース夫人にも魅力されました!
ナイスバディを披露されるたびに、あぁ連載が青年誌で良かった!とつくづく思いました(笑)それと九巻を読んで、若き日のヴィルヘルム・メルダースさんにもノックアウトされました~、もうすっごい好み!めっちゃハンサム!!
それに、二人を中心とした「歌の翼に」は、歴史に残る名作ですよ。
恋の成果が結婚であるなら、このご夫婦の何気ない朝の情景こそが、愛情のなんたるかの全てを物語っていると思います。未婚の方は、結婚する事のリスクや不安以上に、お二人の交わす愛情を心に焼き付けて憧れて欲しいです。
(あ、でも全ての旦那さんが何か歌ってと言われて、ドイツ歌曲を歌って下さるかは、保障しませんよ・笑)
ちょっと道を踏み外しますが、八巻のキャンベル子爵の愛人だったヴァイオレットの、新しい愛人の紳士もステキでした。渋いですよ~、これぞ男子の本懐ですよ~(違)もしお金持ちの男性に生まれていたら、この位の遊び心というか人としての幅を持ちつつ、死期を迎えたいです。
今まで、無愛想で、目が怖い人だな~と思ってましたが、若き頃のあのカッコよさ!ヒゲを生やさないほうがカッコよかったかもとすら思いましたよん
そしてあのドロテアとのピロートーク最高
裸はあるけど、エッチなシーンが無くてもこんなに色っぽいさというか、艶が表現できるんだと読んでてドキドキしましたわ~!!
私も主人公のお2人には萌えませんでした。
逆にじれったくて、見ていてああああぁぁぁ~!!っと思ってましたが、そこが「エマ」という作品の楽しみどころなんでしょうね~
2人の奥手というかあまりじれったさに目が離されなくなったら、もう作者の術中に嵌ったと同然というか
「エマ」仲間が増えて嬉しいワン
私も早くこれをトミーさまに送らねば・・・
9巻は見事でした。番外編であれだけ質の高いお話を描かれたら、もっと見たくなるにきまってるじゃん!と思いましたら、10巻で完結される予定だそうで、残念です。
「エマ」の感想、実はその②、その③もあるんです・・・あほだと思ってお付き合い下さい。