「歩きスマホは危険」 遭遇して実感しました。

　「歩きスマホは危険」と言われ始めてしばらくになりますが、先日まじかで遭遇して、その危険性を実感しました。いやほんと、こんな事ってあるんだと、あっけにとられてしまったんですが、色んな意味で怖かったです。

買い物の為に車を運転中、一時停止がある四辻にさしかかりました。向かい側の道路の端っこを、大学生くらいの年頃の男性が、スマホを右手に持ってなにやら左手で操作しながら左から歩いてきたんですね。で、道路脇にある電信柱を支えるケーブルが斜めに張ってある部分へ、首が引っかかってすごい勢いで後ろに倒れました。

えええ！とビックリして、なにかあったら車を止めて降りて行こうかと思っているうちに、男性はすぐさま立ち上がって、なにもなかったかの様に、スマホを操作しながら歩き去ってしまいました。

なんかもう、あれだけの勢いで倒れて後頭部は痛くないのか？首は大丈夫なのか？それでもスマホ歩きを止めないのか？などなど、一人で勝手にショックを受けてしまいました。たぶん、地図を見ながら急いで移動中とか、男性にはなにかしらの理由があったんでしょうけれども、後ろから車やバイクが来ていたり、あるいは人とぶつかったりしたら、被害者にも加害者にもなりうる状況でしたよ。

スマホや携帯に限った事じゃなくて、小学生の低学年くらいの子が、道路を歩きながらゲーム機を操作しているのを見かける事がしばしばありますが、見ていてほんと怖いです。感覚の違いなんだろうけど、私は自分がめっちゃ不器用という自覚があるんで、とてもじゃないですが、携帯片手に車の運転とか歩きスマホとか、しようとも思わないんですわ。それと耳にイヤホンさして音楽を聴きながらの通勤・通学する人も、周囲の音の情報が聞こえないって、怖くないのかなぁと思います。

田舎者なので、雑踏の中での怖い体験よりも、まったく人の居ない状況での怖い体験の方が多少あるんですが、自分の周囲の情報から遮断してしまうって、やっぱり危険を招いてしまう可能性を、自分で高めてしまっていますよね。リアルタイムで常に情報を得たいとか、なにかしらしていたいっていう欲求はわかるんですけど、節度は必要だと思います。


★狙われた女性たち…「歩きスマホ」は無防備のサイン、犯罪被害も誘発(産経新聞) - goo ニュース