佐々さんは、あの『紙つなげ』の作者さんでした。試し読みの部分だけでも、『紙つなげ』と同じく、真摯な姿勢で対象者を描こうとなさっているのが伝わりました。完成に七年かかった、とても重く、でも逃れようのない、誰もが体験しうる状況を書かれた労作だと思います。大賞受賞おめでとうございます。
↓ こちらで試し読みができます。
☆「集英社インターナショナル / エンド・オブ・ライフ 佐々 涼子」
( https://www.shueisha-int.co.jp/publish/endoflife )より引用
ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』の著者、佐々涼子が、こだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に真っ正面から向き合った。
京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を静かな筆致で綴る。私たちに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれる感動ノンフィクション。
★「佐々 涼子さんの受賞スピーチ全文」( https://news.yahoo.co.jp/newshack/inside/nonfiction_award_2020.html )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます