What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

青池保子マニアクス!

2010年01月22日 11時20分11秒 | 漫画
 次は来週以降だとー!? 



という訳で我慢の限界がきました・・・復活します!これ以上、黙ってられるかーーー!(笑)


この雑誌は、もうとっくに発売になっていて、ご覧になった方もおいでだと思うんですが、語りたいので書きます。

マガジンボックス表紙より引用「プリンセスゴールド2月号表紙絵」

16日に発売されたプリンセスゴールド2月号には、「青池保子マニアクス/エッセイ大全」が、付録としてつきました。

私の内では、青池さんは「貴重なお話を伺える、年上の先生」という立ち居地でありまして、コミックや作品のちょっとした間に描かれていた、エッセイを拝見するのが好きでした。なので手に取って読んでみたら、懐かしいのなんの!ちっともお変わりになっていない、学校の先生にお会いした気持ちそのままでした(笑)これじゃ短すぎる~~、もっと読みた~~いと思いました。


 今は、荒川弘さんや久世番子さんなど、良質のエッセイコミックがたくさん読めるようになりましたけど、20年以上前は(げほげほ)学生が気軽に手に取れるようなエッセイコミックは、数少なかったと思います。

なんというか当時の(私の周囲を見た感じ)学生って、『あさきゆめみし』や『ヨコハマ物語』、『日出処の天子』や『ベルサイユのばら』や『王家の紋章』、勿論青池さんの『イブの息子たち』や『エロイカより愛をこめて』などの人気漫画を、世界史や日本史、国際社会情勢やサブカルチャーなどの「教科書」としていたのですよ(乱暴な話しですけど、たぶん、当たってるでしょ)

当時は、単に面白いから読んでいたんですが、のちのち考えると何の抵抗感も無く、KGBとNATOの関係について語ってたり、エジプトの歴代の王様の名前を言えたり、源氏物語の登場人物の名前や関係を、日常会話にすらすら登場させるって、異様ですよね?(爆笑)

描かれている内容が、史実や事実そのままじゃない事、物事は見る角度によって敗者や勝者、正義や罪悪の姿かたちが変わる事、そいういった創作作品なのを理解したうえで、やっぱり原作者さんを「優れた人生の先生」と思って尊敬している部分が、いまでもあるんですよ。

なので、そんな青池さんのエッセイ、お時間があったらちょっと読んでみて下さい。(これ、コミック化されるのかどうかは判りませんから、ファンの方は特に読み逃しの無いように!)



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