初めてうちの庭の花の周りを飛んでいるのを見つけた時は、もしかしてハチドリ?いや日本の東のはしっぺに居るわけないよね?と混乱しました。ど素人が見ると、それくらいイメージとしては似ていました。それ以来、一年に一度来るようになったんですが、よく読みに行くサイトで「収斂進化(しゅうれんしんか)」の例として紹介されていました。まったく知らない言葉だったので驚きましたが、生物の進化ってすごいですね。
↓ 去年の10月に、我が家に来た’ホウジャク’
★「カラパイア / ハチドリみたいにかわいいだろ、でもこれ蛾なんだぜ。収斂進化って面白い!」
( https://karapaia.com/archives/52330411.html )より引用
スズメガ科に属する「ホウジャク」は、それほどまでにハチドリに似ているのだ。1秒間に85回も羽ばたかせて空中に停止しながら、長い口吻で花の蜜を吸うかわいらしい姿はハチドリそのもの。
だがハチドリが北米や南米などのアメリカ大陸のみに生息しているのに対して、ホウジャクは日本を含む、ヨーロッパ、アフリカ、アジアに生息している。それなのに両者が似ているのは、収斂進化の賜物だ。
(中略)
ご存じの通りハチドリは鳥の仲間で、ホウジャクは蛾の仲間だ。なのになんでこんなにもそっくりなのか?
それは収斂進化(収束進化)によるものだ。
収斂進化(しゅうれんしんか)とは、異なる系統の生物が、同じような環境に適応するために、同じような形態や機能を獲得する進化のこと。
ハチドリもホウジャクも花蜜を効率よく吸うために長い吻を持つようになった。空中で静止できるホバリング能力も、花から花へと移動しながら蜜を吸うために必要な機能だ。
真似したわけじゃないのに環境に適応するために進化していった結果、すごくそっくりになっちゃったというわけだ。収斂進化って面白いよね。
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