What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「つわり」って、しんどいですよ。

2008年01月06日 11時33分14秒 | 日常
 突然な話でなんですが、私は妊娠時の「つわり」で、さっぱり苦労しませんでした。
二人産んで、二回とも同じ様な妊婦生活だったので、やっぱり体質なんでしょうね。妊娠初期の一・二ヶ月目に、時々吐き気があったくらいで、ドラマなどでお馴染みの「うげ~」という盛大な吐き気や、何も食べられない状態などは、一度もなりませんでした。

その代わり出産は二回とも15時間以上かかって、すっごく痛くてしんどかったから、古くから言われている「つわりが酷かったら出産はラク、つわりがラクだったら出産はしんどい」というのは、私の場合は当たったようです。(でも例外はあると思います)

 今考えると、つわりって「お母さんの身体になる為の変化」の苦しみなんでしょうね。成長期で骨が伸びすぎて節々が痛いとか、変化に伴う変調は様々ありますが、なかでも妊娠は、女性にとっては一番大きい変化です。私は妊娠してみて、自分の身体(内臓も含めて)と、初めて真剣に向き合ったように思います。だって、胸の汗の線が、母乳を出す線に変わっちゃうんですよ?お母さんの身体って凄くないですか(笑)内臓おしのけて、赤ちゃんの部屋が出来るんですもの、皮も伸びるし骨だって開くんですよ、SF設定どんとこいっです。

なかには、ずっと続くつわりのせいで体力が落ちたり、精神的にも参ってしまう方もおいでだと思いますが、それは当然だと思って、しっかり病院での治療や看護を受けられたら良いと思います。年配の方や周囲の頭硬い方には「つわりくらいで」と仰る人もいると思いますが、全然関係ありませんから!お母さんと赤ちゃんが一番らくちんで幸せで健康に過ごせるのが、最重要最優先な事です。

たぶん、妊娠されている間中いろんな事を、それこそ今までに考えた事もないような事を沢山悩んだり迷ったり、旦那さんや親兄弟とぶつかったり、逆に話せなかった事も話せたりすると思います。それって全部、お母さんになる為に必要なんじゃないでしょうか?我慢してた事を打ち明けたら意外にすんなり解決したり、逆にそれまで押し通して来た事を我慢するのを覚えたり。

 私は妊娠中に、うっかり落しそうになった洗濯物をキャッチ出来た時のように、ミスをせずに済んだ時には「あ、これってお腹の中の赤ちゃんのおかげかも」とよく思いました。たぶん、お母さんが赤ちゃんを守るだけじゃなくて、赤ちゃんもお母さんを守ってくれるんですよ。(勿論、そんな事は息子達は覚えてないでしょうけどね)

 うな様!PCの字を読むと眩暈がすると仰るの判ります。私も出産した後の二・三日は、雑誌の字もなにも読めませんでした。(なので、こんな長ったらしい文を読まないで下さいね)
応援する気持ちだけ、遠い場所からですが送らせて頂きます、がんばれ~!

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