もうすぐお盆ですね。

　この時間になると、ようやく日が傾いて、風が涼しく感じられるようになります。
宮城県内でも、山の方は土砂降りがあったみたいですが、ここはちっとも降りそうにありません。なので蕾が黄色くなってきたヒマワリに、毎日せっせと水をかけています。

　おじいさんの長姉さんが亡くなられました、１０４歳でした。旦那さんを亡くされてから、大きなおうちに独りで暮らしておられたんですが、９０歳を過ぎたあたりから、火の始末やなにかが上手くできなくなって、老人ホームに入られました。朗らかで、私のような年下の者にも親切に話しかけて下さる方だったので、ホームでもお友だちができて、愉しく暮らされていたそうです。

１００歳のお誕生日も、息子さんご家族に招かれて、料亭で賑やかにお祝いしたと年賀状に書かれていて、いつまでもお元気でおられて良かったなぁと思っていたんですが。なんというか、大きな木が倒れてしまった感じ。血縁でも無いのに、がっかりしてしまいました。これで、おじいさんの兄弟姉妹は、皆さんいなくなってしまいました。（何人かおられる、ひいおばあさんの育ての子さんは・・・どうなっているのかわかりません）

もうすぐお盆ですね。お墓のぼうぼうに生えた草を片付けねばなりません。震災前までは、おじいさんがせっせと草むしりをしていたんですが、な～んにもしなくなってしまいました。あれだけお盆だ、お彼岸だ、と熱心にお寺に通ったりしていたのに、そういう気持ちもここまですっぱり無くなってしまうもんだとは、思ってもみませんでした。ご先祖様も、震災のショックだから、大目にみてくれるとは思うんですけどね。