What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

天野 明 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 完結

2012年11月12日 14時50分52秒 | 漫画
 今日発売のWJ50号で、天野 明さんの『家庭教師ヒットマン REBORN!』が最終回を迎えました。
(来年3月発売予定の42巻で完結です)

以下、ネタバレ感想です。コミック派の方はお気をつけ下さい。



















 私、「未来編」までは、キャラクターも濃いし、絵もどんどん上達するし、お話の先も読めないしで、毎週読むのを楽しみにしていたんです。が!最終結論「綱吉(主人公)は、マフィアになるのか、ならないのか」が、最終回までかかってもはっきりとは決着がつかなかったのに、うんざりしてしまいました。「ボンゴレの10代目じゃなくて、ネオ・ボンゴレⅠ世になるんだ」って言われてもなぁ・・・。これからも主人公の成長は続く!という終わり方が一番嫌だなと思ってたら、まんまそうなってしまいました。ザンザスや白蘭など、あれだけ魅力的な敵7キャラを作り出してきたのに、最後は力を貸してくれる仲間扱いだものなぁ・・・「好敵手と書いて友と読む」というWJの王道は貫かれたけど、もういい加減新しい終わり方を見せて欲しかったです。

「未来編」がすっごく盛り上がった後に、リボーンたちアルコバレーノの謎も指輪の謎も綱吉の継承も・・と、あれこれもやりたいのは判るんだけど、逆に盛り込みすぎて、きちんと描けなかったように思います。


それにしても、1巻の絵を見ると最終回の4Pのカラー絵なんて、まったく想像できないくらい違うんですよ(苦笑)作者さんの絵の成長がすごくよくわかる作品でした。全42巻で、アニメ化されて、小説化されて、ゲームもでて、声優イベントなども大盛況だったんですから、WJ作品の中では大成功の部類でしょうね。




(小さい声で)


 逆説的になるんですけど、だから虹捜索する「隙間」がいっぱいあるので、本当に素晴らしい発想の虹捜索がたくさんあって、私的には嬉しい作品です。終わって欲しくなかったファンの方には申し訳ないんですけど、最終回を迎えた事で虹捜索が増えるだろうなァと、いまから楽しみです。

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「負けました」とはっきり言える人は」

2012年11月12日 11時15分24秒 | 日常
 これも秋のきまぐれなお天気なんでしょうか?今朝から「ほやほやとした暖かい空気~豪雨~晴れ間?~霧雨~豪雨(最初にもどる)」と、大荒れの空模様です。

今朝、主人と次男を車で送った帰り道に、あ、今日WJ発売日じゃんと思い出してコンビニに寄ったんです。お店は空いてて、レジも並んでいなかったんですが、何故か私のレジ前の若いお兄さんは、代金をカウンターにがしゃんと置いたり、レシートとおつりも店員さんから奪うように取ったりと、動作がせっかち。?お仕事に急いでいるのかしら?と思いつつ、私の番になったら、

「どっぐわわわん」

ど派手に大きな音を立てて、さっきのお兄さんが出入り口の自動ドアにぶつかった!と思ったら、そのまま出ていきました。

たぶん、ドアが開くのを待ちきれずに突っ込んだんだと思うんですが、「いやはや慌ててんなァ」と頭の内で考えてたら、うっかりそのまま口に出してしまい、やべぇっ!と内心思ったら、「派手にぶつかったりましたよねぇ」と店員のお嬢さんが返してくれて、ほっとしました。


☆ネットでみかけた名言☆


「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。

つらい瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人は

プロでも強くなる。これをいいかげんにしている人は上にいけません。

 by 谷川浩司

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 私はあほなので、将棋やチェスや碁を職業としている方たちは、もう理解不能なレベルの優れた頭脳の持ち主だと常々思っているし、尊敬しています。特に棋士さんたちが凄いのは、プライドも負けん気も、一般の人に比べたら遥かに高く持っている人たちの集まりだっていうのに、負けましたと頭を下げられることだと思っています。(チェスや碁の試合の終わり方をよく知らないのもあるんですが)なかでも常に上位で争っている谷川さんが仰る言葉には、重さを感じます。



雨降りの月曜日の朝。あのお兄さんも何かと戦っていたのかもしれないけど、「負けました」と踏ん切りをつけて深呼吸したら、見えていなかったものが見えるようになるかもしれないのになぁ。


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