What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

映画 『009 RE:CYBORG』 試写会に行ってきましたー!

2012年10月15日 11時23分48秒 | アニメ
 地元紙に載っていた試写会のお知らせを見て、だめもとで応募したら当たりました!

↓ ハガキと引き換えに貰った入場券とシールと、割引券のついたチラシ(表&裏)




以下、ストーリーネタバレにならないよう書くので、もやもやしてたらすみません。


 チラシの裏には、009のメンバーの名前と出身地と能力が紹介されているんですが、

>お父さん、お母さんに、世界を守ってきたゼロゼロナンバーサイボーグの活躍を知っているか、聞いてみてほしい。

と書かれていて、あ~なるほど。親世代とちびっこ世代の両方を対象にして作った作品なんだね~と、生暖かい気持ちになってしまいました(苦笑)私としては、もうちょっとこう大人向けに、殺伐としたリアルな世界観を押し出した作品を期待してたんですね。

試写終了後「こりゃちびっこには、まったくストーリーわからんぞ。お父さん世代だって、アニメでも漫画でも「009」を知らない人にはしんどいぞ」と思いました。009を知っている人前提な作品なので、ストーリーのオチまで、全部説明してくれなきゃわかんない!という人は、すっきりしないかも。

私は映画でも小説でも漫画でも、受け手があれこれ考えたり想像したりする余地?余白?がある作品もありだと思うのですが、これには好き嫌いがあると思いますので、まぁ、それぞれがご覧になって考えて下さい。

 009ことジョーが加速装置を使ったシーンとか、002ことジェットが空を飛ぶシーンは、アニメならではのスピード感がたまりませんでした。フルCGでも、違和感なくセルアニメみたいな映像だったし、ガラスに映った字や風景などに3Dの良さを感じました。

なによりも一番嬉しかったのは、004ことハインリヒの美しい戦闘シーンが観れたこと! 009メンバーの中で、ずっと一番大好きなんです。声が「鋼の大佐」こと大川 透さんだったのも嬉しかったです。
(でも006ことブリテンと、007ことピュンマの扱いはあんまりじゃ~ )


 009メンバーの外見ですが、監督が「現代に設定を変えたので、それなりに変化させました」と仰られていて、うん、でも005ことジェロニモは、どう見てもターミネーターのシュワちゃんになってた。ジェットのお鼻を始めとして、原作漫画は(当時の)いかにもな「象徴化された外国人」の外見で描かれているから、まぁ、そのままではいろいろ不都合があるとは思います。

ただ、それ以上に、ギルモア博士をなんとかした方が良かったのではないかと思いました。だって009メンバーは永遠(?)に外見は年を取らないことになってるけど、博士がずっと老人そのままって、すっごく不条理(笑)思い切って自分もサイボーグ化したとか、肉体を捨てて電脳世界の住人になりましたとかだったら違和感なかったんですけどねぇ。
 

 あとは、う~ん、現時点での究極の兵器だから仕方ないんでしょうけど、核ミサイルの攻撃とその後の街の様子は不愉快でした。○○○は、ちゃんと放射能除去してから移動したんだろうな?とか、細かいけど気になる。世界は未来に絶望しつつあるのを表現するのには、効果的なんだけど、嫌でした。あとはビルが攻撃されて倒れていくシ-ンも、中の人たちも書類も落ちる描写が無いのはリアリティが無いなぁと思ってしまうほど、いろいろ見てしまっている現代人だから、気にし始めたら何も作れないし観れないんですけど。



↓ 劇場に拡大コピーしてポスターサイズになって貼られていた、ミニマムでめっちゃ可愛いイラストです。たぶん、前売り券についている009たちのおまけって、このイラストが元になっていると思います。特にお気に入りの二人をあっぷ(笑)





 従業員さんたちも009Tシャツ&黄色いマフラーで揃えて、劇場内にも拡大コピーしたイラストやポスターを貼りまくって、盛り上げよう!とがんばったのがよくわかりました。

上映前の監督さんとディレクターさんの舞台挨拶に、サプライズだったのかな?TVアニメの主題歌を歌った、アニメ歌手のなりたけんさんが登場して歌われたんですが、私、「なりたけん=声優の成田 剣」さんと最初思ってしまって、えええ?とご本人を見たら(あとからご自分で「四捨五入すると70歳」と仰ってました)さらにえええ??となってしまって(失礼)家に帰ってから検索したら、正しくは「なりたけん=アニメ歌手の成田 賢」さんでした。

たぶん、私を含めて会場に居た観客のほとんどが、そこまで009に思い入れのある人じゃなかったのが、成田さんに本当に申し訳なかったです。リアクション薄くてすみませんでした。初期のTVアニメシリーズ大好き!な人だったら、ご本人の生歌はさぞかし嬉しかったんだろうなぁ~。

それと監督さん&プロヂューサーさんが「石ノ森漫画館」でこの作品を上映したいと仰っていて、ありがたいなぁと思いました。漫画館は、工事関係者の皆さんとスタッフさんとボランティアさんたちの努力のおかげで、11月17日に再開されることになりました。またロボコンに合格スタンプを押してもらえるのかしら?仮面ライダー1号の愛車サイクロンに乗れるのかしら?楽しみです。


この映画の本公開は、10月27日です。東京の六本木と新宿でも監督&キャストが登場するイベントがあるそうなので、お好きなかたはチェックなさってみて下さい。

★「009 RE:CYBORG 公式HP」( http://009.ph9.jp/ )

★「石ノ森漫画館 / 最新情報 MANGATTAN NEWS!」( http://mangakan.weblogs.jp/ )

★「facebook 10.13 映画『009 RE:CYBORG』世界最速試写会 画像」
( https://www.facebook.com/media/set/?set=a.452853611424506 )←見事に一枚も私、映っていません


 よく映画の宣伝CMに、劇場に来た人にインタビューしたりするのがありますよね?たぶん、それの為に録画していたスタッフさんが、すごく 好い笑顔でした。笑顔でこられるから、うっかりこちらも笑顔になっちゃうんですよ。あぁこれはプロの仕事だわ~と思いました。

あ、エンドロールが終わるまで席を立たないで下さいね!オチを解釈するのにプラスになる映像があって終わります。


以上、長々おつきありありがとうございました♪
コメント (10)
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