What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

小川 洋子 『とにかく散歩いたしましょう』

2012年10月17日 16時09分39秒 | 日常
○ 小川 洋子 『とにかく散歩いたしましょう』 (毎日新聞社)

 毎日新聞に掲載されていたエッセイをまとめた一冊。小川さんの優しい眼差しが見えるような、癒されるお話ばかりでした。

なかでも「血中性ホルモンの増殖」というお話は、タイトルからは全く想像のつかないであろう、フィギュアスケーターの高橋 大輔選手のお話なんですけど、本職の物書きの人が演技を観て感動した気持ちを表現すると、かくも巧みなんだと二重に感動しました。

P101から引用

>自分の演技を見て一人のおばさんがこんなことを感じていると、高橋選手は思いもしないだろう。だから私はこうささやきたくなるのだ。
「あなたは自分が思う以上の感動を人に与えているのですよ」と。

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「あとがき」を読んで悲しかったのは、小川さんの愛犬ラブちゃんが死んでしまった事。小川さんのエッセイの中に登場する、生き生きとした犬らしい行動が愉快でした。実際に会った事も無い、文字を読む中でしか知りえない私ですが、それでもやっぱり寂しい気持ちになります。14歳と六か月の間、たくさんの喜びをありがとう。




 次男が、長男へ贈る折り紙の第二弾が完成!



オレンジの花が、紫と赤の花の中に入って二重になっているんですよ、わかりますか?小さい花を黙々と折って、それを繋げて作った力作です。折り紙の本を見て作ったみたいなんですが、文字と平面の図を脳内で理解して、立体を作れる不思議。(汗)

だかしかし、これをどうやって形が崩れないようダンボールに入れて送るのかが問題です。花のすきまに発砲エチレンを丸めて差し込んで、小箱に入れようかなと思ってるんですが、いけるかな~?
コメント (4)
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間違う事も・・・あったのかな?

2012年10月17日 08時22分17秒 | 日常
 ↓ この話を読んでて思い出したこと。

★「俺のマウスは超合金 / この子、私の産んだ子じゃありません」
( http://vstome.blog35.fc2.com/blog-entry-11387.html#more )より引用

203 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/10/14(日) 07:31:05.56 0

赤ちゃん取り違え、未遂含めるとかなりあるはず。
私も、36年前取り違えされそうになった。
産院は一斉授乳。新生児室へ行った母に渡された赤ちゃんが自分の子じゃなかったので、
看護婦さんに伝えたら、「お母さん、疲れてる?ミルクあげときましょうか?」
と取り合ってくれず、自分で探したら、私を抱いて授乳しようとしてる産婦発見。
違いませんか?と声かけたら、はあ?私の子ですけどって反応され、
それでも、と渡された赤ちゃんをグッと見せたらしばらくマジマジと見比べて、
あっ…こっちがうちの子ですね…と返ってきたらしい。
母は未だに、なんで他の子抱いて違和感なかったのか不思議と言ってるが、
もし、母もテキトーな性格だったら、完全に取り違えられてただろうね。
母の中ではかなりの修羅場だったようだ。

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 今年二十歳の長男が生まれた時は、まぁまぁベビーラッシュの年だったんですね。(全国的にどうかとか、正確な数字のデータとかはわかりませんけど、私がお世話になった産婦人科は大入り満員で、出産が毎日次々にありました)

私は子供を二人生んだんですが二回とも難産で、長男の時は分娩室で半日うんうん唸っている私の隣で、4人?5人だったかな、出産されていきました。(ベッドが二台あった)当然、新生児室も大入りだったんですが、通路を挟んだ病室にまで聞こえてくる大勢の赤ちゃんの泣く声の中から、長男の声が聴き分けられたんですよ。

単に一番でっかい声で泣いてからかもしれないんですが(笑)あ~、母親になるって自分の内に残ってる、動物の部分が感じられて面白いなぁと思いました。


見た目も、長男はつるっぱげで肌が白くてぱんぱんに太った赤ん坊。次男は髪の毛がふさふさ生えてて全身毛が濃くてへちゃった豆みたいな赤ん坊と個性的だったので、間違えることはありませんでした。でも、私の手首と赤ん坊の足首に同じ番号の書いてあるベルトをつけてたし、赤ん坊の両足の裏に私の苗字と名前が書いてあったので、ここまでしっかり対策をするってことは、間違うことも・・・あったのかな?
コメント
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