What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

菅野 彰 『帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく』

2011年08月21日 11時33分30秒 | 
○菅野 彰 『帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく』 (新書館)

 田辺イエロウさんの『結界師 35巻』(最終巻ですよ!)と、『NOVA 5』を買いに本屋さんへ行ったら、見つけてしまった・・しかし財布はからっぽ(マジです)泣く泣くその場は諦めて、次の日にゲットしました。

だって読まずにいられようか!腹を抱えて大笑いしながら読むエッセイを知ったのは、この『海馬』シリーズが始めてでした。(その後、三浦しをんさんのエッセイに出会って、またもや腹を抱えて大笑いさせられるのですが)

菅野さんのエッセイを読んでいると、同じく四十代という世代なので、女子高の同級生と話しているような、そんな幸せな気持ちになれるんです。

 本の主な内容は、菅野さんが新しく飼った双子の猫ちゃんのお話と、愉快な親戚の皆さんのお話なんですが、私のいちおしは『番外 ごめんね海馬 出張編 男ってバカよね!って女は何度呟くのだろうか』というお話。私も実体験をとおして薄々判ってはいたんですが、男性諸兄はいつまでも”一発逆転天才人生、漏れなく南ちゃんもついてくる”夢をみてるんだなぁと、しみじみ(?)させられる名話&迷話です。

ちなみに、私も「お兄ちゃんの居る妹はさくら」と言えば『寅さん』なんですが、子供たちは『カードキャプターさくら』を連想しましたよ(凹)そして、『タッチ』の南ちゃんは、想像の産物だと私も思いますが、TV番組で「南ちゃんを探せ!」というコーナーを実際に観た事があります・・・。

 性別にかかわらず、めっちゃ愉快になれるお勧めのエッセイです。できれば全作読んで頂きたいところですが、まずはこの最新刊をぜひご一読下さい♪

*追記

 肝心の話しが抜けてました(汗)『帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく』は、新書館発行の月刊漫画雑誌『WINGS』で連載中です。

>密林・あらすじより引用

 あの大人気爆笑エッセイが、帰ってきました!! 双子のにゃんこ・蛍と雪とともに。 暴れん坊姉妹はいかにしてパンダ姉妹に変貌してしまったのか、 そして不惑を迎えた著者を待っていたサプライズとは!?

5年の歳月を経て、途中、著者の生活にも変化が!!? 新たな暮らしの中で起こるさまざまなこと、出会うさまざまな人。

南野ましろのキュートなカットともに、ご堪能ください。

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★菅野 彰さんのHP 『digital Eurasia』 ( http://www.kotani-j.com/eurasia/ )

 最新の「お知らせ」を拝見したら、菅野さん仙台七夕を見物に、仙台においでになってました!Kスタで楽天対日ハムの試合を観戦されたり、牛タンを召し上がったりと楽しまれたご様子で、嬉しかったです。
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