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ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

春の便り

2016-03-16 | 季節

ここ一週間は空は灰色でしたが

ようやく太陽が顔を出してきました、でも風はまだまだ冷たく…

光の春

という言葉を思い出しました。

光の春は立春を過ぎた頃に使われるとの事ですが。

 

冷たい風にキラキラした太陽の陽射しに

くしゃみをしながら

ひどくなってきた花粉症を恨めしく思いつつも

朝夕の散歩をしています。

 

学校の前を通ると

大きな子供たちの声がして、元気をもらえます。

保育園の前もそう、可愛い声が聞こえてきます。

雨など気にせず

色とりどりの傘をクルクル回しながら歩く

ランドセルの子供たち、

気を付けてね…と思いつつ見送ります。

 

畑を見れば

チョイチョイと飛んで歩く可愛いハクセキレイ

そして機嫌が良ければツーピーツーピーとシジュウカラ。

 

ピチュチュチュ…!

雲が薄く晴れそうになると、合図のように

鳥の声がひびきます。

雨が上がれば猫たちは

瓦の陰から顔を出し、乾いたアスファルトに座ります。

 

庭にはクリスマスローズが季節の行くのを伝えるように

そのしべを落とします。

ハナニラは、繁った緑の葉の中に

まだまだ、星形の水色のつぼみを隠しているようです。

 

山茶花は散り、

かわりに低いツバキのつぼみが膨らんで

 

紫陽花の緑の葉は

土の中から元気な顔を出し、

灰色の風に沈丁花の香りを感じ…

 

ちいさな季節の動きを感じることは

そのまま、

 

見えないものへの畏敬の念と、

感謝の気持ちに、

つながってゆくように思います…。

 

 

 

 

 

 



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