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大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

鎌倉散策

2015-05-12 15:49:20 | 山 行・ハイキング

 朝から快晴・・・。

翌日から台風6号の影響で天気も荒れそう、数日間インドア生活になりそうな予感なので、

山に行く事にした。この日も突然に。

行こうとしていた山は決っていたので、支度を整え小田急線に乗る。

小田急線に乗ってる間、山ではなく海が見たくなったので、鎌倉に変更。

けど、山に行くつもりだったので、山の格好なのだ。

山の格好で海に行くのも変だよなぁ~と思いながらも、まずは江ノ電に乗って長谷駅へ。

高徳院へ行って、大仏見学。

横顔に後姿。

いつ見てもでっかい!

登山靴でアスファルト道は歩きたくなかったので、

高徳院を出て来た道を進み、鎌倉のハイキングコースを抜けて鶴岡八幡宮へ出よう。

鎌倉には沢山のハイキングコースあって、楽しい道のりです。

そして何よりも、途中海が眺められる場所があり、とっても気持ちが良いです。

 

鶴岡八幡宮に出ると、ハイキングコースの静けさは何処へいってしまったのか、

人で溢れていました。

 

八幡宮の中にいた真っ白な鳩。 ベンチに座って蓮池を眺め独りぼんやり休憩。

八幡宮でお参りして、

海岸へ。

砂浜に座って海を眺め、ウトウトお昼寝してしまいました。

のんびり気ままな一日でした。

 


霊仙寺山~飯綱山

2015-05-08 23:36:07 | 日本二百名山

 

長野県の霊仙寺山~北信五岳・飯綱山へ。

今年のGWはホント天気に恵まれどの日も山日和でありました。

この日も天気はばっちり快晴。上信越道から見る山々もすっきりとし、とても気持ちが良いです。

上信越道からは黒姫山と高妻山が見えてきました。

霊仙寺集落上部の霊仙寺跡駐車場には、ニリンソウの群生地帯。

昨年の上高地のニリンソウの群生地よりも多くてビックリしました。登山から一歩はいると「リュウキンカ」の群生地。

さらに上がると薄紅色の「雪椿」

「ショウジョウバカマ」に「オオカメノキ」と、

冬の白銀の山から花々が彩る山へと変わり、

彩りに気をとられながら登ってゆくと、旧霊仙寺遺構にたどり着く。

旧霊仙寺遺構までは穏やかな傾斜だが、上部にいくほど登りはきつくなり霊仙寺山までの標高差は900mとなるが、

登山道には、山菜「コシアブラ」の木がいたる所にあり、それを摘みながら登る。

途中ブナ林が美しいが登るにつれ林相は変わる。

熊笹を掻き分けながら登ると、

飯綱山が姿を現し、後を振り返ると山麓の牟礼の街並みに北信濃の山並みが見渡せ、さらに上がると・・・

北アルプスの展望に、

高妻山にその後ろの山が、火打・妙高山か?

霊仙寺山頂に到着。

山頂には、独りの若々しいご老人がいらっしゃいました。そのご老人のお歳を聞いて一同ビックリ仰天!

82歳のご老人でした。冬はこの地でスキー三昧、夏は山登り三昧だそうです。悠々自適のシニアライフですね。

さて我々は、飯綱山へと向かいます。

霊仙寺山頂から飯綱山までは、残雪があったり今シーズンまだ誰も入ってないようで藪こぎしたりと、

登山道は荒れていました。

最後の残雪を登ると、

北信五岳の一つ飯綱山頂。山頂は多くの人で賑わっていました。

しかし霊仙寺山頂から登って来たのは、どうやら我々だけの様であり、

山頂にいた登山者に、「面白いところから登って着ましたね。」なんてリーダーさん言われてましたっけ。

山頂からまじかに見えた北アルプスの眺めは良く、そして何よりも綺麗だったのが「高妻山」の山容であった。

下山は、霊仙寺湖めがけて直下です。

熊笹握りしめながらの藪こぎだぁ~、途中残雪があったりと長い道のりでした。

藪こぎから開放されると、登山道にはブナの新緑の中に「オオカメノキ」の真っ白い花が咲き乱れ、

とっても綺麗でした。

そして再び山菜「コシアブラ」採りに火がつき、皆さんなかなか前に進みません。

大きめのスーパーの袋 2つ半程収穫できメンバー5名で分けてお持ち帰り。

飯綱スキー場の広いゲレンデを歩き、下山となりました。

この後リーダーさんと山友さんは、山菜「コゴミ」の収穫に火がついてました。

 

飯綱スキー場のゲレンデには沢山の水芭蕉が咲いてた!こんな場所で水芭蕉みられるとは思ってなかった。

ラッキー。

お疲れさまでした。


裏丹沢周回縦走 日陰沢橋~蛭ヶ岳~丹沢山 ♯2

2015-05-06 23:05:57 | ~ 日本百名山 ~

縦走2日目の朝の幕開けです。

5:30朝食もりもり食べて、本日も元気一杯です。 富士山も素晴らしいほどに美しいです。

相模湾も何とか見えます。決まりきった言葉ですが朝の空気が旨い!

太陽も上がってきたところで、我々も行動開始・・・。

 

 

本日は、日本百名山 丹沢山を皆さんは目指します。蛭ヶ岳~丹沢山ピストン コースタイム3時間。

 

私は・・・と言いますと、とっても悩んでいます。丹沢山もう行ってるからいいやぁ~の気持ちが一杯でありながらも、

 

毎回歩いた道を「山と高原地図」の地図上にマジックで書き込み、線と線で結ぶのが帰ってからの楽しみの一つなのです。

 

蛭ヶ岳~丹沢山の稜線は、まだ地図上で線と線で結ばれていなく未踏の場所。

 

今回歩かなかったら、後できっと後悔するとは思うがどうしようか?・・・と迷っていました。

 

すると山友さんの一言・・・ 「迷ってるときは行った方がいいよ」の言葉に目覚め歩くことに決定!

 

蛭ヶ岳から丹沢山、塔ノ岳に至る稜線が丹沢主脈である。

蛭ヶ岳から鬼ヶ岩まで一気に下る、こんなに下って勿体無いなぁ~と思っていると、

V字に開いた2つの岩が目印の鬼ヶ岩、蛭ヶ岳方面から見るとこれが鬼の角に見えるらしい。

鬼ヶ岩へはクサリがつけられ岩場を登っていく。この鎖場付近にはコイワザクラが沢山咲いていた。

 

鬼ヶ岩の鎖場を登りきると真っ正面に蛭ヶ岳の全容が見渡せる。

 

笹原を登ってゆくと、日本百名山 丹沢山に到達。

恒例のフルーツゼリーを食べる。

蛭ヶ岳から丹沢山の稜線歩きは、最高に気持ちのよいビューポイントでありました。

山友さんが言うように、歩いて良かったよ。 歩いてなかったら今頃後悔していただろうな・・・と、

線と線で繋がれた地図を見ながら、思う次第でございます。

蛭ヶ岳山荘へ戻り、やっぱりビールでしょう♪ ビール呑みながら眺望を満喫し姫次~袖平山~神ノ川へ下山する。

前日歩いた稜線、檜洞丸が見えます。 なんとも言えない優越感にひたっておりました。

そりゃぁ~そうでしょう、歩きたかった周回ルートを最高の天気の日に歩けたんですもの。

良く整備された歩きやすい登山道を、袖平山までサクサクと進み袖平山で休憩。

東海自然歩道は、とっても歩きやすい道であります。

風巻ノ頭からは一気に急降下、脚の疲れも出てきた頃やっとやっと

神ノ川の林道に無事到着いたしました。 お疲れさまでした。

 


裏丹沢周回縦走 日陰沢橋~蛭ヶ岳~丹沢山 ♯1

2015-05-05 23:01:24 | ~ 日本百名山 ~

百名山である標高1567mの丹沢山に登ってないと云う、百名山狙いの山友さん。

メジャールートから丹沢山には何回となく登っている私、

でも丹沢山地の最高峰であり神奈川県の最高峰・標高1673mの蛭ヶ岳は未踏であった。

登るなら蛭が出る前だ!

裏丹沢マイナールート、前から歩いてみたかった周回ルート

 

日陰沢橋~ヤダ尾根~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山へ。

 

空は爽快な青空、GWと重なって人気のある表丹沢のメジャールートは人が多そうだが、

裏丹沢は交通の便が悪いせいか、人があまり入ってこない静かな山が楽しめるので、私は裏丹沢から入るルートが好きだ。

 

しょっぱなから険しそうなルートであるかの様な、あまり踏み後のないような階段。

杉林の樹林帯をただただ、ひたすら30分程あがると、

再び林道に飛び出した。

「なんだぁ~、ここまで車で来れたんじゃないの?」 いかに楽して登ろうかと考えてる私。

「車でここまで来ると、凄い大回りだよ」って、地図 をみながら山友さん。

すでに大汗である。 

登山口から熊笹ノ峰分岐まで直登のコースタイム2時間半、標高差約1000mのヤダ尾根である。

丹沢山って何処から登っても、最初の杉林の急勾配は同じだよね。

なので私は好んで丹沢はあまり登りたい山ではないのである。

標高が上がるにつれ、丹沢の森は杉林から新緑のブナ林へと変化していった。

ブナ林になるにつれ、木々の間から差し込む日差しは優しく、

今までの激しい登りから開放され、新緑ブナ林のなだらかな傾斜は心を癒し束の間の休息時間を与えてくれた。

この辺りでやっと単独行の登山者と出会う。

熊笹ノ峰分岐近くになると、あたり一面熊笹だらけ「名前の通りだなぁ~」なんて思いながら登っていると、

分岐手前、今回初めて出会った花・・・「アズマイチゲ?」が数輪熊笹の間から顔を出していた。

おぉ~花だ花だ・・・って心が和みシャッターを押す。

8:45 熊笹ノ峰分岐

熊笹ノ峰分岐からの眺めは、今までの辛い登りがすっ飛ぶような雲一つない、富士山の眺望が見事であり、

来て良かった!登って良かった!それ以外何も考えられない瞬間であった。

そしてこの後の縦走は、この富士山の絶景を眺めながら歩んでいくのであった。

熊笹ノ峰~檜洞丸へ

檜洞丸は「シロヤシオ」が有名だが、ちょっぴり時期的に早かったけど、

登山道には小さな「マメサクラ」が咲いてました。

檜洞丸山頂直下からは、芽吹き始めた「バイケソウ」の群生地帯。

そしてそして階段が多くなってきた、これって個人的に丹沢の特徴なような気がしてます。

「バイケソウ」の群生を眺めながら、階段を上り下りしていると足元にピンクの可愛い花発見!

「何の花なのかなぁ~」なんて思いながらシャッターを押す。

調べてみました「コイワザクラ」だそうです。

苔むした木の根元からひょっこり顔を出すコイワザクラ、自然が織りなす芸術です!

9:40 檜洞丸

あまり人が居なくのんびり出来た山頂。

檜洞丸山頂から蛭ヶ岳側に3分程下った所に青ヶ岳山荘がある。

青ヶ岳山荘前からは蛭ヶ岳から塔ノ岳に至る丹沢主脈の稜線が一望できた

目指す蛭ヶ岳はまだまだ遠い。

檜洞丸から標高差300mほどを下り、その後は幾つかの登り下りを繰り返し痩せ尾根があったりと

辛いが変化があって飽きのこない山が楽しめる。

出たぁ~、また階段だ!  エッチラオッチラ息をきらせひたすら登る。 フゥー。

この辺りから気温がぐんぐん上昇しているようで、とにかく暑いまるで真夏の山だ。

臼ヶ岳直下の広場で大休憩しながら、蛭ヶ岳を見上げる。

目の前に聳えているが、まだまだ先は長そうだ。 

臼ヶ岳の1,460mのピークは直ぐ南側にあるようだが、臼ヶ岳の存在はこの時は全く頭の中にはなく、

目指す山である蛭!蛭!蛭!だけであった。

ミカゲ沢ノ頭へと下って行く途中、ミカゲ沢ノ頭は特に標識らしきものもなく気づかずに通り過ぎてしまった。

ここから少し登ると蛭ヶ岳直下

途中からやや急な鎖場が出てくる。鎖場は一つではなく二段三段とある

最後の鎖場を越えると蛭ヶ岳500mの標識が出てきて、ホットする。

展望が良くなり塔ノ岳が見える。

眼下には山間の谷間が見える。

 

鎖場を越えると幾分傾斜が緩やかになり、いやぁ~な階段の登りが始まる。

士山や檜洞丸を振り返りながら一歩一歩と登って行く。

 

蛭ヶ岳山頂に到着した。  富士山もどっかぁ~んと聳えてる。やったぁ~!「着いたぞぉ~」って吠えたくなった瞬間だ。

後は、ビールだビール。

 

ビール買ってお疲れさまの乾杯。相模湾が薄っすら見える、相模原方面の眼下には宮ヶ瀬湖。

宮ヶ瀬湖を縁取るように、いつか歩いてみたいと思っている高取山・仏果山らしき山々の眺めも最高。

 

夕日も綺麗でありました。

夕食 17:30だっけ? メニューはカレーライス。

この日の山小屋は1枚の布団に2人、ゲッゲ!しかし私の隣は来なかったので3人で布団2枚でありました。

20時就寝、その前には寝てましたが・・・。