2020年11月8日(日)
以前から気になっていた、山中湖の北側に位置する杓子山。
しかし電車利用だと登山口へのアクセスが悪く、遠ざかっていた山でもありました。
今回は数名が集まり、富士急行線の富士山駅からタクシー利用で登山口である不動滝へ。
天気予報は快晴の一日という事で、山頂からの富士山と杓子山の鐘を写したく大いに期待を抱き出発!
JR中央本線高尾駅を過ぎると・・・、辺りは真っ白!乗り換えの大月駅まで真っ白の世界です。
まっ!時間も早いので、晴れ間が出るのはこれからか!と悠長な事を考え電車に揺られていると、
三つ峠駅付近から突然、大きな富士山がでぇ~んと目の前に飛び込んで来ました。
わぉ~。
やったね!天気予報は当たりだね・・・?
これが大きな間違えの元、綺麗な景色は見える時に写真に収めるべきです(*´ω`*)
富士山駅からタクシーで不動滝へ。
不動滝の駐車場は、車6~7台がやっと停められる小さなスペースのみ。
タクシーから降り立った時は、既に満車状態でした。
不動滝付近から見えてたであろう富士山は、雲に覆われ姿がありません。
またまた悠長に、山頂から見えれば良しとしよう♪
不動滝から林道を35分位歩くとゲートがあり、ゲートの先も林道がまだまだ続きます。
コースタイムでは、林道歩きが75分。
華やかな紅葉も、早いもので終盤に差し掛かり長い林道歩きとなりました。
峠の手前から雲に覆われていた富士山がバッチリ!
頂上に着くまで、この美しい姿のままで居て下さい。
やはり北斜面は風が強いのであろう、雪が付いてないですね。
峠から少し歩くと、
やっと林道から離れ、杓子山へと続く登山口がありました。
先行者2名の後に続きます。
カラマツ林の尾根を登っていると、落葉した木々の間からピンク色の花を発見!
良く見るとマユミの花でした。
ピンク色の花が割れ、中から赤い種子が出ていました。
紅一点です(*^^*)
山頂手前で、カラマツの紅葉と麓だけが見えてます。
これで山頂からの眺望は期待薄ですな。
山頂到着。予想通りなぁ〜んも見えません!
笑うしかありません、笑って誤魔化そう。
山頂標前で写真を撮ろうとしている人が多かったので、こちらの山頂標を写しながら暫く待ちます。
雲はどんどん下へ下へ、これでは少し待っても富士山は無理ですね。
杓子山といえば、富士山の眺望を間近に楽しめる山のひとつですけど、
私はそれ以上に、この標識と鐘が気になり一度見たかったのです。
天気が良ければ、山頂標識の後ろに大きな富士山が見えるのですが・・・。
あぁ~ぁ、の状況でした。
ガイドbookには、
「山梨県南東部に広がる道志山塊に属し、富士山の展望に恵まれている杓子山。
山頂からは、裾を広げた迫力ある富士山をはじめ南アルプスや白峰三山、
大菩薩山系など360°の大パノラマを楽しめます。」と書いてありましたけど、
日頃の行いが悪かったのでしょうか? この日は残念な結果に (;´д`)トホホ。
富士山の眺望は諦め、杓子山から一旦下って枯れ葉を踏みしめ、
尾根を歩き子ノ神分岐から10分程で鹿留山に到着。
山頂は眺望がありませんが、ここでランチタイム。
子ノ神分岐に戻り30分程岩稜帯を下ると、気持ちの良い平和な尾根道が続きます。
この辺りでコンデジの電池切れ、スマホで撮影したので画像がちょと変な色味になっちゃいました。
尾根沿いからもやはり富士山はまだ隠れてます。
分岐から内野方面へ
再び林道歩きとなります。
カラフルな落ち葉が綺麗でしたぁ〜。
麓近くがちょうど紅葉のピーク。
麓に下りると、目の前には大きな富士山です。
今頃?遅いよぉ〜って、感じでしたが・・・
背後には、この日に歩いた杓子山〜鹿留山の稜線がばっちり!
バスを待ち、富士山駅へ。
大月駅で解散! お疲れさまでした。