大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

北アル・十石山

2018-10-11 06:23:30 | 山 行・ハイキング

2018年9月11日(火)-13日(木)

白骨温泉から十石山へ

前日、明るい内から白骨温泉郷の少々下にある、公共の無料駐車場にテントを設営して、

持ち寄った、アルコール類を並べ前夜祭。

テントの外でクサヤを焼いて、クサヤをつまみに取り敢えずビールでお疲れ様。

そしてモツ焼いて、野菜焼いて・・・・。

山友さんが持参してくれた「夜明け前」の日本酒を飲みながら、

楽しく賑やかな前夜祭は更けていった。

( 「夜明け前」は、あっさりしてとても飲みやすい日本酒でした。)

 

そして翌日は。

朝から豪華な食材が並びました。

山友さんが山で採ってきた「マツタケ」、そして「秋刀魚」と、旬な食材が勢ぞろい。

朝から幸せ。

 もりもり食べて、テント撤収していざ出発。

白骨温泉の脇にある登山口は、いきなり藪こぎ。

ここも登山道になっていたけど、現在はあまり使われてない様子。

藪こぎが終わるとスパー林道に出た。

藪こぎしなくても、白骨温泉からスーパー林道をちょっと行った場所に、

目立たない、十石山登山口の看板が立っていました。

その先に、ベンチ。

登山口に入って直ぐにベンチがあるって、どういう事?

登山口から10分ほどで、スーパー林道と十石山の分岐があり、唯一の案内標識です。

この後、登山道には案内標識なしです。

 乗鞍のエアリアマップの真ん中やや北、白骨温泉から、十石東尾根で登ります。

分かりやすくいえば、乗鞍岳と焼岳の真ん中にある十石山。

この十石峠は、野麦峠と同じ女工哀史の峠と言われていた。

出だしは広葉樹とカラマツの森。

ササに覆われたカラマツ林を登る。

登山道はふみ跡がしっかりしておりわかりやすい。

大きな倒木を跨ぐ。

針葉樹の樹林をゆったり登るんだけど、両サイドから笹がうるさくて、朝露でびっしょりです。

再び倒木。

台風21号の影響で、倒木が至る場所で登山道を塞ぐ。

その都度、跨いだり潜ったりを何回も何回も繰り返す。

1本の倒木であればまだ楽、2本、3本とまとまって倒れていると、

ザックを下ろさないと、無理。

あまりに倒木が多かったので、下山時に数えてみると28本もの倒木。

まるでアスレチック気分。

遠くの木にはびこう「きのこ」、食べられる「きのこ」であったとしても、採るのは無理な場所。

凄い量でした。

曇天な山に赤い実がかわいい。

山の中も紅葉が始まっていました。

焼岳は雲の中。

霧がどんどん立ち込め、

笹原の海が広がり

雲の切れ目から、焼岳山頂。

カール状になってる場所から、もう直ぐ避難小屋なのに霧で小屋に伝わる道が分からない。

やっと、小さなピンクテープを見つけ、上がってゆくと、

小屋が見えてホッ!

中に入ってみると広くて、寝袋・マットとその他にも、

いろんな設備や鍋釜お皿まで、きれいに揃って置いてありました。

天気が良ければ、ここからの眺望は最高だったのにな。

ちょっぴり残念。

小屋に入って直ぐ、ざぁ~と凄い勢いで雨が降り、

雨が降る前に小屋に入れてラッキーでした。

 

翌日、雲が多いものの一瞬、焼岳が見えました。

この後、直ぐに雲の中。

ここから、乗鞍岳へと縦走も出来ますが、

我々は来た道をゆっくり下山します。

ガスで真っ白な笹海。

ガスの中でテンションが下がっていたのか、十石山の山頂の写真撮るの忘れました。

って、言うか、私 十石山の山頂踏んでなかったです。

霧で笹もびっしょり、カッパもびっしょり。

前夜も風が強かったようで、小枝が前日より多く落ちていたり、

倒木を跨いだり潜ったりを繰り返し、白骨温泉へ到着。

ひっそりとした山、誰とも会いませんでした。

 

 温泉に入って、JR松本駅から特急あずさに乗車して帰宅。

お疲れ様でした。

 

 
 
 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おーちゃん)
2018-10-13 13:57:15
ドナルドさん こんにちは

朝からマツタケとはびっくりです。
今年は豊作らしいですが、それでも
大変な高級食材、私はまだ頂いていません。

羨ましい限りの大名山行でしたね。

返信する
Unknown (ドナルド)
2018-10-26 19:26:22
>おーちゃんさん、こんばんは。

コメント、頂きながら返信大変遅くなり、失礼いたしました。

そうなんです、今年はマツタケ豊作らしいですね。
今年は、贅沢な事に沢山マツタケ頂きました。
そして、さらに食べきれてない大きなマツタケが、冷凍庫の中に眠ってます。
何して食べようかな?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。