2018年9月11日(火)-13日(木)
白骨温泉から十石山へ
前日、明るい内から白骨温泉郷の少々下にある、公共の無料駐車場にテントを設営して、
持ち寄った、アルコール類を並べ前夜祭。
テントの外でクサヤを焼いて、クサヤをつまみに取り敢えずビールでお疲れ様。
そしてモツ焼いて、野菜焼いて・・・・。
山友さんが持参してくれた「夜明け前」の日本酒を飲みながら、
楽しく賑やかな前夜祭は更けていった。
( 「夜明け前」は、あっさりしてとても飲みやすい日本酒でした。)
そして翌日は。
朝から豪華な食材が並びました。
山友さんが山で採ってきた「マツタケ」、そして「秋刀魚」と、旬な食材が勢ぞろい。
朝から幸せ。
もりもり食べて、テント撤収していざ出発。
白骨温泉の脇にある登山口は、いきなり藪こぎ。
ここも登山道になっていたけど、現在はあまり使われてない様子。
藪こぎが終わるとスパー林道に出た。
藪こぎしなくても、白骨温泉からスーパー林道をちょっと行った場所に、
目立たない、十石山登山口の看板が立っていました。
その先に、ベンチ。
登山口に入って直ぐにベンチがあるって、どういう事?
登山口から10分ほどで、スーパー林道と十石山の分岐があり、唯一の案内標識です。
この後、登山道には案内標識なしです。
乗鞍のエアリアマップの真ん中やや北、白骨温泉から、十石東尾根で登ります。
分かりやすくいえば、乗鞍岳と焼岳の真ん中にある十石山。
この十石峠は、野麦峠と同じ女工哀史の峠と言われていた。
出だしは広葉樹とカラマツの森。
ササに覆われたカラマツ林を登る。
登山道はふみ跡がしっかりしておりわかりやすい。
大きな倒木を跨ぐ。
針葉樹の樹林をゆったり登るんだけど、両サイドから笹がうるさくて、朝露でびっしょりです。
再び倒木。
台風21号の影響で、倒木が至る場所で登山道を塞ぐ。
その都度、跨いだり潜ったりを何回も何回も繰り返す。
1本の倒木であればまだ楽、2本、3本とまとまって倒れていると、
ザックを下ろさないと、無理。
あまりに倒木が多かったので、下山時に数えてみると28本もの倒木。
まるでアスレチック気分。
遠くの木にはびこう「きのこ」、食べられる「きのこ」であったとしても、採るのは無理な場所。
凄い量でした。
曇天な山に赤い実がかわいい。
山の中も紅葉が始まっていました。
焼岳は雲の中。
霧がどんどん立ち込め、
笹原の海が広がり
雲の切れ目から、焼岳山頂。
カール状になってる場所から、もう直ぐ避難小屋なのに霧で小屋に伝わる道が分からない。
やっと、小さなピンクテープを見つけ、上がってゆくと、
小屋が見えてホッ!
中に入ってみると広くて、寝袋・マットとその他にも、
いろんな設備や鍋釜お皿まで、きれいに揃って置いてありました。
天気が良ければ、ここからの眺望は最高だったのにな。
ちょっぴり残念。
小屋に入って直ぐ、ざぁ~と凄い勢いで雨が降り、
雨が降る前に小屋に入れてラッキーでした。
翌日、雲が多いものの一瞬、焼岳が見えました。
この後、直ぐに雲の中。
ここから、乗鞍岳へと縦走も出来ますが、
我々は来た道をゆっくり下山します。
ガスで真っ白な笹海。
ガスの中でテンションが下がっていたのか、十石山の山頂の写真撮るの忘れました。
って、言うか、私 十石山の山頂踏んでなかったです。
霧で笹もびっしょり、カッパもびっしょり。
前夜も風が強かったようで、小枝が前日より多く落ちていたり、
倒木を跨いだり潜ったりを繰り返し、白骨温泉へ到着。
ひっそりとした山、誰とも会いませんでした。
温泉に入って、JR松本駅から特急あずさに乗車して帰宅。
お疲れ様でした。
朝からマツタケとはびっくりです。
今年は豊作らしいですが、それでも
大変な高級食材、私はまだ頂いていません。
羨ましい限りの大名山行でしたね。
コメント、頂きながら返信大変遅くなり、失礼いたしました。
そうなんです、今年はマツタケ豊作らしいですね。
今年は、贅沢な事に沢山マツタケ頂きました。
そして、さらに食べきれてない大きなマツタケが、冷凍庫の中に眠ってます。
何して食べようかな?