東京浅草の待乳山聖天(まつちやましょうでん)の古い今戸焼の貯金箱を収蔵しました。今戸焼(いまどやき)は、東京の今戸や橋場とその周辺(浅草の東北)で焼かれていた素焼の陶磁器です。
上の写真、待乳山聖天の貯金箱、陶器製、高さ8.2センチです。
巾着の形をした金色の貯金箱に大根の絵が描かれています。巾着は、財宝や子宝に恵まれる御利益、大根は、健康と夫婦和合の御利益が有るという縁起物です。
厚手で重く丈夫に作られています。お金の出し口が無く、地獄落としです。小さいものなので、貯金箱としての利用より、縁起物として飾っておくのに価値がありそうです。
正月にお参りすると授与されるそうです。
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