七福神、七人の貯金箱を揃いで収蔵しました。大きくて、精巧に作られ、見栄えするものです。勿論、お金の入れ口は有っても出し口は有りません。昭和時代のものでしょうが、結構古いものだと思います。閉店した金物屋さんに、七福神の七人が揃いで、昔から祭ってあったとのことで、一括収蔵できました。これから連日、七福神の貯金箱を一人一人紹介して参りたいと思います。
上の写真、福禄寿の貯金箱、陶器製、高さ33センチです。柔和な表情が心を癒してくれそうです。細部まで丁寧に作られています。
福禄寿は、七福神の首位におかれる長寿の神様です。寿老人とは同神異体。これは、日本に伝わった当初、普通の仙人姿に描かれていましたが、室町時代に長頭単身の像として表現され、古い方を寿老人、新しい方を福禄寿とよび、次第に別神の様に伝わり、どちらも七福神の一人に入れられました。幸福と富と長寿を授ける神と言われ、広く民間に信仰されました。
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