昨日は三連休最終日、昨年もそうだったのですが、グループの来館者で賑わいました。シニアのサークルグループ、兄弟の新年会、家族の慰安会など、2月はそんな集まりが開かれる時期なんですね。
来館者の皆さんに展示品を褒められました。「もっと宣伝しなきゃダメよ」とも言われました。そんな激励を受けながら、この4月1日で開館10年を迎えます。展示品には自信を持っていますが、来館者増加に繋げることはなかなか難しいです。
さて、昭和30年代のマルサン製のお城の形をした貯金箱、「お城金庫」を収蔵しました。
上の写真、マルサンのお城貯金箱、ブリキ製、高さ14センチです。
底裏に「40.10.13」との記入があり、所有月日かと思われます。経年のもので、お金の出し口の鍵は無いけれど、壊れたところも無く、色も綺麗、保存状態は良好です。鍵は、収蔵済みの「マルサン蔵貯金箱」のもので代用出来ました。
お金は、一番上の屋根に入れ口があります。全てブリキ製で、屋根の突起パーツも、一つ一つ別パーツで出来ていて手間暇の掛けたものです。
インテリアとして飾るにも質感があって良いし、貯金も出来るので一石二鳥だったことでしょう。
こちらもご覧ください。
開催中の企画展「イヌがメインの十二支貯金箱展」の展示品からの紹介です。干支の亥、イノシシの貯金箱です。比較的数の少ないのがイノシシの貯金箱です。この貯金箱は小型の陶器製、新年早々に似つかわしい目出度く晴れやかなもので私のお気に入りです。福を招いています。