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須磨寺 亜細亜万神殿 on 2024-10-8

2024年10月12日 16時25分28秒 | 神戸情報
2024年10月8日、2016年4月25日に完成落慶法要された須磨寺の
「亜細亜万神殿」にお詣りに行ってきました。
亜細亜万神殿について 写真紹介します。
 
上の写真は祈りの回廊 亜細亜万神殿 ネパール大震災復興祈念堂 の遠景
須磨寺と所縁があるネパールで2015年に大地震があり「日本在住のネパール人の祈りの
よりどころになるようにと」回廊式の建物の北側にネパール風の建物が建立されました。

上の写真は須磨寺の境内図の中の亜細亜万神殿の位置を示したもの

参拝時間は8:30~17:00

上の写真は「祈りの回廊 亜細亜万神殿」の説明板です。

亜細亜万神殿の中心になるのは、ネパールの首都カトマンズに所在する
スワヤンブナート寺院を模倣した建物で2015年4月25日に起きたネパール大震災
からの復興を願いネパール大震災復興祈念堂と名付けられました。
その周囲には回廊があり中山流石氏から寄贈されたインド、カンボジア他
アジア各地から収集された神仏の石像が並べられています。


上の写真はネパール大震災復興祈念堂の正面からの遠景
上の写真はネパール大震災復興祈念堂の現地説明書


上の写真はネパール大震災復興祈念堂の側面の写真です。
周囲にはマニコロ(マニ車)が配置されています。
マニコロはネパールから取り寄せられたものです。
これまでに須磨寺には唐門の下、「般若心経のマニコロ」や宝物館前に「七福神マニコロ」
がありましたが本物の多数のマニコロの出現は喜ばしい限りです。

マニコロの解説 By Wikipedia

マニコロ(Mani'khorlo)はチベット仏教(喇嘛教、Lamaism)で用いられる円筒形の回転する
祈祷用具です。
チベット語ではマニコロ(チベット文字:མ་ཎི་འཁོར་ལོ་; ワイリー方式:ma Ni 'khor lo)と呼ぶ。
英語ではPrayer wheelとかMani wheel フランス語ではle Moulin à prières
ドイツ語ではdie Gebetsmühle
「マニ」は如意宝珠(サンスクリット語: चिन्तामणि)の略で、単独では「宝珠」の意味。
「コロ」はチャクラの意味。
マニ車、魔尼車、転経器(てんきょうき)などともいう。

ボン教(チベット土着の宗教)でも同様のものが用いられるが、ボン教では「マシモ車」という。

マニコロの歴史は古く、西暦400年頃、インドのラダック(Ladakh)地方を訪れた中国人の
巡礼達が使っていたと云われる。

使用地域はインド、ネパール、ブータン、チベット、内蒙古、モンゴル、ブチヤート(ロシア)
及びスコットランドなどに広がっている。


日本では須磨寺の他に高台寺(京都市)、野間大坊大御堂寺(愛知県美浜町)、放生院(宇治市)
金剛院(所沢市)などにもマニコロがあります。

回廊にはインドやカンボジアなどアジア各国の石像38体が配置されています。

輪宝


車輪が転がっていくように仏教が世界に広がっていくことを象徴しています。

ヴィシュヌ

左から2つ目、右から4番目の像がヴィシュヌです。
ヒンドゥー教の神様です。

シヴァ神と妃

こちらもヒンドゥー教の神様です。

ナーガの下で瞑想する釈迦

ナーガは龍、大蛇で守護獣である

女神


ガルーダとナーガ

上の写真の一番右手の石像が「ガルーダとナーガ」
ガルーダは迦楼羅(かるら)で守護獣です。


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