風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

初散策

2015-02-02 | 花日記
植物散策と言うか、今回の仲間は一番ゆるく適当この上ない(汗)いつも適当で成り行き任せ。その日も近場で弁当食べて、早めに切り上げてコーヒータイムにしようということにして、仲間がまだ一度も行ったことがないという、筆山(ヒツザン)にする。

私は高見に幼なじみが居るので、何度か皿ヶ峰から筆山頂上には行ったことがあったが、今回は筆山駐車場の方に車を置いて、沢山の墓地の中を歩いて頂上に向かう。

一応紋特派員を名乗る私(笑)↓金子直吉のお墓があるというのでうろうろしていたら、小道のすぐそばに有ったのでちょっと拝見して、家紋もちょっと変わった梅の花の裏側から見たものだったので、撮影させてもらう。

金子直吉って私は知らなかったが、地元新聞に連載されていたが、あまり真面目に読んでなかった。
検索で調べたら、一時は神戸鈴木商店の大番頭になり 三井 住友 三菱財閥をしのぐ規模の企業グループにした。(大正時代のことらしい)
最後は上手くいかなかったのだろう。
城山三郎の小説のモデルにもなっているらしい。今度読んでみようと思う。

ナニワズを買ってきた名野川(その頃は名野川村だったらしい)出身というのも、知りたい気持ちの一つかもしれない。
新しくされていた墓の紋↓


↓これは撮影がまずくわかりにくいが、梅の花のヘタ(萼?)をくりぬいていた。

↓これは紋ちゃんと同じ田中姓の紋だったので撮影。まだまだいっぱい紋はあったが、植物散策に来ているしねえ。

枯草の中に、ツリガネニンジンの花柄の付いたのが多くあった。咲く季節に来れば見事だろうねと言いながら進む。
↓花らしいものに出会う。シロバナタンポポにしてはこんな色だったろうかと思いながら撮影。
キバナのシロバナタンポポでもない?と先輩に聞いてみたが、そうではないらしい。
しびちゅうき(寒さにやられていいる)こんな色やろうかと、納得しかねる私だが、深く追求しないので進歩のない私。
子どもの頃タンポポと言えば白だったと言えば、神奈川から来た先輩は、高知に来て白いタンポポばかりで驚いたらしい。

先輩は20歳の時、父親の出身県と言うだけで高知に疎開してきたらしいけど、疎開して翌日だったか空襲で全部焼けてしまったと車の中で話された。『まあ大変やったねえ』と言いながら、口の悪い私たち二人は、『全部燃えた?』
「そう、まだ荷物も解いてなかった」というので『解いてちゃんとしてから焼けるというのもねえ、手間かけんかったばあえいと思うかねえ』と言いたい放題。
戦争なんて何一つよいことはないと思う。もし仮に勝利して何かを得られても、一滴の血も流さないということはないし、殺し殺される、壊し壊される戦争はもう終わりにしたい。↓これは何鳥だろうか。お弁当を食べてそこらあたりを見て、『先に帰りゆうき』と出たのは良かったが、きょろきょろ見ながら下りる場所を通り過ぎ、小鳥の撮影に夢中になっていたら、声も聞こえなく静まり返っている。でも、この前は通らなかったと思い電話すると、もう下りゆうぜとのこと、どこから下りた?上がったところ(そりゃそうやわねえ)また引き返して慌てて下りる携帯電話が有って良かったと思った。

↓今年の芋はせんばん(標準語ではどういうたらえいろう)芋のない鉢も多い。夏には骨折やったし・・まあこればあでも、残ちょったら良しとしなければと思いながらも、冷いので三分の一ぐらいで止めた。あと2か所に置いてある分を植え替えたらくつろぐ。(安心する?)

トップフキノトウも、タンポポと同じ場所にあった。29日のことでした。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風さんへ (おみや)
2015-02-03 06:20:43
おはようございます
花が咲くころのための下見ですか。
白いタンポポ、こちらでは滅多に見ることはありません。小鳥がうまく撮れていますね。
小さな球根はウチョウランですか?
前には我が家にも沢山あったのですが
主人が全部だめにしてしまいました。
手をかけすぎて枯らしたものも沢山ありました。でもそれでも自己まんぞくし
てたのだからそれはそれでいいとします。
我が家の庭は殆どあのままで
キヌサヤの芽がたくさんでてきました。
後はミニトマトの苗が出てきたら
かってきてうえるつもりです。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2015-02-03 08:09:24
紋特派員でいらっしゃいましたか。私も植物関連の家紋は以前少し触れたことがありましたが、それっきりでした。梅のガクが描かれているのは面白いですね。
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ふきのとう (mari)
2015-02-03 08:43:21
もう、出たんですネ、早い!

お国言葉は標準語に直せないものもあって、楽しいですネ。

戦争は絶対に反対です。
殺されるのも嫌ですし、殺すのはもっと嫌です。
そして、最大の環境破壊です。
戦後70年、このままいつまでも戦後が続きますように…。
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 (おみやさんへ)
2015-02-03 10:53:37
こんにちは。
下見と言うことではなく、仲間が集まって、適当に散策をするがです。何を見なければということもなく、メンバーの誰かが行きたいと言えば、賛成多数なら行くという(笑)

このグループは誠に呑気な、緩いグループです。健脚組は、勝手にあちこち散策して、へたれ組がうろうろしている場所に戻ってっ来て、帰るということになります。ちなみに私は、、へたれ組ですが、見慣れぬというか、見たい植物があると聞けば頑張る場合もあります

そうです。イワチドリも少し混じっていますが、殆どがウチョウランです。近所にウチョウラン名人が居て、沢山育て育種もしています。環境は同じだから、ここでウチョウランが育たないということはないはずですが、我が家は毎年減少傾向にあります(涙)

ご主人様、珍しい高山植物も育てていらっしゃったのですよね。
かなりのお金をかけられたとか、でもそれだけの経済力があったということですよね。
お元気なら、まだまだやり残したことがあると言われるでしょうけど・・・
広いお庭勿体ないですね。
植えっぱなしで育つ草花とか、季節の野菜を植えるのもいいですよね。
我が家は狭いには、おみやさん所の野菜を楽しませてもらいます。
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おはよ~♪ (karina)
2015-02-03 11:01:21
風さん おはよ~♪

美味しそうなフキノトウやね~
こんな画像を見ると採ってきてテンプラにしとうなった。
イワチドリやウチョウラン、だいぶ植え替えが進んだみたいやねぇ。
カリちゃんはやっと半分くらい済んだ。

筆山や皿ヶ峰からの眺めはよいのに写真は撮らだった?
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 (多摩NTの住人さんへ)
2015-02-03 11:09:46
ふふふ・・まあ勝手に名乗っているだけですけどね(汗)
植物に関わる紋の話もいいですよね。と言って、植物紋を検索で見ていたら、時間が経ちました。
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 (mariさんへ)
2015-02-03 11:23:58
もっと早くから出ているところもあるようですよ。
1月末には、日曜市にも沢山並んでいました。買う気もなかったので、値段は忘れましたが・・春にフキノトウうなど食べると、おなかによいとか聞きました。なんでも冬眠から目覚めた熊は、フキノトウを齧って調子を整えるとか。

そうですよねえ、標準語に直すと妙にニュアンスが違ったりしてと言いながら、よう直さん言葉も多々あるがです。せんばんは、今一つというよなことやと、今ひらめきました(汗)

戦争をして、何一つよいことはないと思いますが、一部の人間の欲と言うか、間違ったプライドと言うか、そんなことに巻き込まれて犠牲となるのは、儲けも関係のない私たちですからねえ。

このまま平和が(日本も最近、平和とは言い難い事件や事故も多いですけど)続かないとだめですね。
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 (karinaさんへ)
2015-02-03 11:32:21
おはよう。今日も妙に冷いねえ。
街の写真は撮らざった。
それはそうとあの鏡川大橋、いつのまに白に塗り替えた?
私は気づかんかったけんど、仲間があれ?あの橋、青やったに、いつの間にか白になっちゅう。と言いよった。そういえばそうやと思うぼんやりです。

植え替え進んだというか、去年の鉢大分空になったがです

karinaさんは、大分早くにフキノトウ見つけちょったぜねえ。
あそこには一個しかなかったき採らんづくやった。(一個ぐらい天麩羅にしてもねえと思い)今度どこかで見かけたら天ぷら用に貰って来よう。
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こんにちわ (らんたな)
2015-02-03 12:53:14
う~んやっぱりタンポポといえば黄色です~
でも白もありますよ~
どっちも楽しめるなんて贅沢かしらん?

風さん、お元気になられて良かったです
そろそろ今月末か来月半ばに平尾台も野焼きです
はやく春のお花が芽を出すといいなぁ
楽しみにしています
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 (らんたなさんへ)
2015-02-03 19:09:03
こんばんは。
福岡はタンポポは黄色が多いですか。
高知市内も、黄色が多いですが、実家などのように山里に行くと白が多かったりします。

ありがとうございます。元来が怠けものですが、シャキッとしたなと言う体になるまで時間がかかりました。

平尾台、野焼きするんですよねえ。
焼くことであの状態が保たれているんですよね。

此処、筆山は野焼きと言うわけではないですが、毎年のように春になると、何回か焼けていたんですが(失火と言うことですが、意図的にといううわさもちらほらでしたが…)焼け跡には丸々育ったワラビやゼンマイが出ていました。友達がすぐ麓なので、一緒に採りに行ったけど、スス?で手も靴も真っ黒になりました。もうここ何年も焼けていません。

春待ち遠しいですね。
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