日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

今日も野球とか ■Twitter,5/14

2013-05-15 | Twitter

♪インドの山奥♪って歌、レインボーマンの歌が元ネタだったのか。レインボーマンは知らないけど歌ってた。ちなみに私の記憶では「インドの山奥でんでん虫コロコロリン、お猿のお尻はまっかっか、赤チン塗っても治らない、黒チン塗ったら毛が生えた♪」でした。 #月曜から夜ふかし


試合中ベンチ前投球練習禁止!マエケン体操も(スポーツ報知) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-… マエケンダンス見られなくなるのはイヤーーー!! #carp


野村監督>得点圏打率が極端に低いルイスを、打率・出塁率の高い4番廣瀬の後の5番スタメンで使う明確な理由を、200字以内で簡潔に説明せよ。 #carp


【プロ野球】広島カープがイケメン揃いで女性ファンが殺到している件 - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213661223… ←今村ファンですけども、このメンツにカピバラさんを入れちゃっていいんでしょうか(笑)。 #carp


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モアイ? ■Twitter,5/12

2013-05-13 | Twitter

こ、これは…。カープグッズのセンスには毎度呆れたり笑ったり、ネタに事欠かないなぁ。菊池ファンの感想が聞いてみたい(^^;) #carp pic.twitter.com/ha9ZtvNzPS


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小窪コックボー ■Twitter,5/11

2013-05-12 | Twitter

打率2割2分、得点圏打率に至っては0.069のルイスを、打率・出塁率の高い4番廣瀬の後の5番スタメンで使う理由を、誰か分かりやすく教えてください…。#carp

3 件 リツイートされました

小窪を見ると、コックボーの歌が頭の中を無限ループするのは私だけ? #carp


せめてバリントンの負けは消してやれるんじゃないかと期待してた私がバカでした…(T ^ T) #carp


中日さんもなかなかアレだと聞いていたけれど、こうして見ていると、チャンスできっちり得点を重ねておられます。それにひきかえ、カープは3塁の先にまだ2個も3個もベースがあるんじゃないかという気がします…。#dragons #carp


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インコ風味? ■Twitter,5/10

2013-05-11 | Twitter

帰宅したので、届いたインコ風味アイスを早速試食! やばい!!いろいろと本物に忠実にやりすぎたー!!口の中にインコ臭が広がるのですが鳥好き向けとしてはマニアック過ぎて大丈夫なのかと・・・! pic.twitter.com/lX8ZhioS7d

ひなにゃんこさんがリツイート | 11783 RT

廣瀬さん男前すぎる! 気がつけば、ここ数年のカープの4番で一番頼りになる仕事ぶりじゃないか。#carp


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野球、図書館など ■Twitter,5/8

2013-05-09 | Twitter

iPhone、AppleからのDMメールが深夜2時に届くとか、それ迷惑メールですから。アメリカから一斉送信してたりするのかな?現地時間考えず? すげー雑な仕事ですね。ソフトバンクに迷惑メール報告したろか…。(-_-#)


#koispo マエケンがカープのエースなら、大竹投手はカープの大黒柱! 連敗ストップで昨日までの嫌なムードを吹き飛ばせ!!

1 件 リツイートされました

だぁああぁーーー!? 大竹完封目前でヒット打たれたか?って所で中継終わるなんてタイミング悪すぎるーーー泣#carp


大竹投手、あと一人で完封も完投も逃したのは惜しかった!! でも何度もピンチを乗り切る素晴らしいピッチングでした! 若手投手はぜひお手本に! #carp


上限10冊までの予約本、7冊も一挙に順番が回って来ました(汗)。予約したのはバラバラなのに、なぜか足並み揃えてやってくる…。貸し出しも10冊までなので、今借りている2冊を含めギリギリなのに、新着本をもう1冊借りちゃった(^_^;)

book.akahoshitakuya.com/post/13/879625… #bookmeter


痩せたい痩せたい言いながら、夜にお菓子を食べる癖がある母。なんと今日は「何かお腹すいた」とカップヌードルに手を出した!! Σ(゜д゜lll) あーあー… →bit.ly/12g6vhH #bookmeter


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今日もカープ ■Twitter,5/7

2013-05-08 | Twitter

テレビで見た今の体育のソフトボールに唖然。ボールもバットもフニャフニャ、接触プレーがないように巨大なベースで、スライディングは禁止、外野は4人、球速の出ない投げ方しか許されないピッチャー。って、あんな柔らかいボールをヘロヘロ投げてフニャフニャバットで売って、外野まで飛ぶの?


嫌なムードの中、好プレーでチームを鼓舞する廣瀬さん、男前すぎる(T ^ T) 若手は彼に続け!続かんかいっ!!#carp


マエケンの打順で代打ルイスに驚いているように見えるマエケンの表情、呼ばれると思ってなかったのか、準備が出来ていなかったらしくなかなか出て来なかったルイス。ノムケン、選手と意思疎通出来てない? 気持ちバラバラなんじゃないすか? #carp

7 件 リツイートされました

ノムケンの采配は、ファンにとって混乱の呪文。わけ分からん。毎度毎度、頭の中が「?????」#carp


ノーアウト1,2塁だけど、昨日みたいにバントさせないんですかー?( ̄◇ ̄;)ノムケンさん。#carp


これが今日エラー三度目の選手にとる行動か!感動するよ。やっぱりマエケンはエースだ! pic.twitter.com/cQYDdzARqG

ひなにゃんこさんがリツイート | 477 RT

マエケンの負けだけは消してあげてほしいなー。だけど今のカープにできるかなー。(;_;)#carp


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ユズ&くまモン とカープ愚痴 ■Twitter,5/6

2013-05-07 | Twitter

ノムケンの極端な左右病が嫌われる理由って、その作戦の成否に関わらず選手を「対右ピッチャーの駒」「対左ピッチャーの駒」としか見てないように思えるからじゃないかと。いくら何でも絶好調な活躍をした選手を次の日スタメンから外すのは目に余るからなぁ(´・ω・`)

ひなにゃんこさんがリツイート | 3 RT

「なんじゃい、お前は?」 えへへ、くまモンに釣られました(^_^;)ゞ

book.akahoshitakuya.com/post/13/878473… #bookmeter


四番の廣瀬にバント…どよめく球場。なぜ信じて打たせない_| ̄|○


今のカープなら、猫に監督させる方がマシなんじゃないかとさえ思えてくる。 猫駅長がいるんだから猫監督。ボール犬もいたことだし、今度は猫。実質の采配は監督代行で高さんでも新井さんでも、タクローさんも面白そう。殺伐としたベンチも球場も和むよ。グッズも売れる(笑)。#carp

1 件 リツイートされました

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5月5日は… ■Twitter,5/5

2013-05-06 | Twitter

今日は鯉のぼりが上がるこどもの日。カープファンが一番盛り上がる日なのに、長嶋・松井の国民栄誉賞に全部持ってかれて悲しい。意地でも勝って欲しいけど、最近のカープには意地があまり見られない…

1 件 リツイートされました

今日の試合、「カープは空気読め」みたいに言われてるの? それならカープファンにとっても大事なこどもの日にセレモニーをぶつけてこんといてよ。そっちこそ空気読んでよー。(; ̄3 ̄)と言いたい。


カープのピッチャーは、元々打線の援護さえあれば…という試合が多いけど、特にバリントンの時は酷い。去年もだから、よく今年残ってくれたなと思ったもん。なんでいっつも点を取ってあげれんのよ!! ほんま、はがいい(歯痒い)わー。(`曲´#)


4月は いまいあやの さんの絵本が収穫でした♪ 絵が凄く好み!(*´ω`*) ◆2013年4月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:4017ページ ナイス数:1060ナイス

book.akahoshitakuya.com/post/13/877785… #bookmeter


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4月に読んだ本(その1)

2013-05-05 | 本と漫画の話

4月はまあまあ?
絵本が多いです。図書館でその場でもサクッと読めてしまうので、気になる表紙とか目に入ると気軽に手に取れるのがいいです(*^_^*)

気になっていた いまいあやのさん の絵本に出会えたのは、一番の収穫!!
絵がすごく好きです

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:4017ページ
ナイス数:1060ナイス



近藤史恵リクエスト!  ペットのアンソロジー近藤史恵リクエスト! ペットのアンソロジー 
★4 「ペット」をテーマにしたアンソロジー。犬、猫が多いけど、鳥や爬虫類も。ただの可愛いペットの話じゃなく、様々なアプローチがあって、特にミステリ系は元々好きなので面白かった。 

 【ババアと駄犬と私/森奈津子】早紀の近所に住む老婆は、迷惑な行動が多い近所の爪弾き者。シベリアンハスキーを飼っているが、散歩も躾もせず…。 *主人公の早紀も、正論を振りかざす意固地な人間で共感できないなぁ、と読み進む。ラストもいいような悪いような。
 【最も賢い鳥/大倉崇裕】事件の被害者らのペットを預かる警視庁総務部の須藤と薄。殺人事件の被害者宅で飼われていたヨウムから犯人の糸口が…。 *動物馬鹿の薄さんが面白い。シリーズ化されたら読みたい。
 【灰色のエルミー/大崎梢】元同級生の美鈴から猫を預かった栄一。数日後、美鈴が事故にあったと知らせが…。 *ミステリとしてはゆるいけど、預かった猫にメロメロな栄一が微笑ましい。オチも(*^m^*) 
 【里親面接/我孫子武丸】翔子と宮下は犬を貰い受けるため、裕福な夫婦になりすまして、里親に相応しいか面接に来た谷川夫妻を迎え入れた。 *どういう状況か分からずハラハラ。なるほどなぁ!
 【ネコの時間/柄刀一】「みゃーは、歳取っちゃったの?」真子が六歳の時に家に迷い込んだ猫、みゃー。話しているような鳴き方をする、賢い猫との生活。 *冒頭のセリフで覚悟はしてたけど、泣くよこれは!ちょっとラストは凝り過ぎな気もするけど、猫飼いにはもう…(T ^ T)
 【パッチワーク・ジャングル/汀こるもの】爬虫類好きの修司と結婚した鳴海。爬虫類の世話が第一で、残業の時も「加湿器に水を足しておいて」など連絡を怠らない。ところがある日、連絡なく朝まで帰ってこなかった。 *ちょっとコミカルなミステリ。奥さんは強い!(笑)。爬虫類はいいけど餌がヤバイなぁ(汗)。
 【バステト/井上夢人】自殺願望のある篤志。ある日骨董屋でバステト像に目を留める。その夜帰宅すると、黒猫が入り込んできて…。 *少し幻想的でホラーっぽい。
 【小犬のワルツ/太田忠司】子どもがバラバラに分解してしまったオルゴールの修理を頼まれた主人公。好奇心の強いその子は、彼の飼い犬にも興味を示す。 *ちょっと怖い想像をしてしまった。
 【『希望』/皆川博子】ヤモリを飼う女。連日上がり込みギターを弾いたりして過ごす男。謎の交流。 *シュールで幻想的。
 【シャルロットの憂鬱/近藤史恵】警察犬を引退したシェパードを飼い始めた夫婦。近所の異変を吠えて知らせるような賢い犬。ところがある日家に空き巣が入り…。 *微笑ましいミステリ。シャルロットが可愛い。 以上10編
読了日:4月2日 著者:近藤 史恵

さかな1ぴき なまのままさかな1ぴき なまのまま
★3.5 《おばあさんと暮らすネコ。ある日「ぼく友達探しにいく」と家を出て…》独りよがりなネコ、呑気なんだか図々しいんだか、イマイチつかみどころのないヘビ。友情が生まれたんだかどうなんだか(笑)。そしてネコが出て行く時も帰って来ても、全く動じないおばあさん。シュールだけど、何か現実ってこんな感じだったりもするんだよなぁ(^_^;)
読了日:4月2日 著者:佐野 洋子

よるくまよるくま
★3.5 夜中、男の子のもとへ訪ねてきたクマの子「よるくま」。よるくまのお母さんを探しに、二人で夜の町へ…。 *よるくまの可愛いさ全開!! 男の子の優しいお兄ちゃんっぷりも可愛い。お母さんに会えた時のよるくまの顔、ぐちゃぐちゃで、酒井さんの絵に見えないくらい崩れてるけど、それだけ会いたかったってことなんだよなぁ(´ー `*)
読了日:4月2日 著者:酒井 駒子

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。2家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。2
★3.5 奥さんの性格が全然つかめないので戸惑いがあったんだけど、雰囲気に慣れたからか、1巻よりは普通に読めた。二人とも基本ローテンションで無表情なのは、もしかして漫画家さんの癖みたいなのも入ってるのかな?実際はどうなんだろう? 面倒臭そうな奥さんなのには変わりないか(^_^;) 最初は旦那さんがリアクションしないのが物足りなかったけど、多分ちえさんと付き合ううちに自然とスルーが身に付いたんだな。奥さんの友達も、さすがの「類は友を呼ぶ」。私なら一人ででも観光する!(笑)
読了日:4月2日 著者:K.Kajunsky

うわさごとうわさごと
★3.5 色々考えさせられる絵本。《私の悪口を言いふらしていると聞いた子とケンカをした私に、じいちゃんが子どもの頃の話を始める。兄のクラスに、広島からの転校生・ケンゴがやってきた。兄は「ゲンシ病がうつる」と言ってケンゴとケンカした。そんな兄に、父ちゃんは「ジンピンゲレツ!」と言い…》 偏見や差別とどう向き合うか。じいちゃんの両親は立派な人だったから、じいちゃん達もしっかり育ち、その思いはきっとこの女の子にも伝わっていくんだろうな。
読了日:4月2日 著者:梅田 俊作

滝のむこうの国 (今昔物語絵本)滝のむこうの国 (今昔物語絵本)
★3.5 今昔物語絵本3冊目。《友人の陰陽師の家を訪ねた権大納言。食事の用意をするという陰陽師を待つ間、庭を眺めていた権大納言は、出てはいけないと言われていた庭の外へついつい足を踏み入れ…》 権大納言と陰陽師が若い!! 多分若い頃の話なんだな。迷い込んだ先の怪しい僧の正体は結局分からないままなのが、ちょっと消化不良。あの煮えたぎった銅を飲む話は、夢枕獏の『陰陽師』でも出てきたような。元の今昔物語ではどんな話だったのか気になる。一度読んでみたい気はするんだけど…。
読了日:4月2日 著者:ほりかわ りまこ

もりのおくのおちゃかいへもりのおくのおちゃかいへ 
★4 可愛らしいお話。《雪の朝、森の向こうのおばあちゃんの家へ雪かきに出かけたお父さん。キッコちゃんは、お父さんが手みやげのケーキを忘れて行ったことに気付き、届けに行くことに。お父さんの足跡を追いかけていたはずが、知らない家にたどり着き、入ってみると、動物達のお茶会で!》 一斉に動物達がこちらを見るシーンは、ちょっと怖い(^_^;) でも優しい動物達。木炭か太くて柔らかい鉛筆で描かれた、ほとんどモノクロの絵の中で、時々使われている色が鮮やかに映り、特にケーキのページは「うわぁ!」とテンション上がった♪
読了日:4月2日 著者:みやこし あきこ

くつやのねこくつやのねこ 
★4 絵が好き! 表紙の猫とオシャレなブーツ、可愛らしいだけかと思いきや靴からは蛾がチラリ。こういうちょこっと毒のある所も気になる。《猫と暮らす貧しい靴屋。店を閉めるしかなくなって、途方に暮れる靴屋に、猫は「いい考えがある」と…》『長靴をはいた猫』をアレンジしたストーリー。なので、お話に目新しさはあまりないかも? 絵の魅力に尽きる。1ページごとに絵に惚れ惚れした(*´ω`*) 一ヶ所、「ひゃー!」ってビビるページがあったけど、大人にはこの毒がたまらない(笑)。
読了日:4月2日 著者:いまい あやの

絵本マボロシの鳥絵本マボロシの鳥
★3.5 爆笑問題・太田光が書く小説には興味がありつつ、難解そうで手を出してなかったんだけど、大好きな藤城さんの絵(影絵)で読めるとは、なんと有難い。《小さな劇場「オリオン座」に、その日は多くの人が詰めかけていた。人々の目当ては「魔人チカブー」の出すマボロシの鳥。強欲な支配人は、許容量を超えた観客を入れ、場内はすし詰めに…》 随所に太田らしいひねくれた言い回し。時空を超越した存在のマボロシの鳥は、手塚治虫の火の鳥と被る。ラストもスッキリとはいかない。やっぱり一筋縄ではいかない感じが強いなぁ。ただ、癖が強いんだけど、ちょっと小説も読んでみたくなった。短編集なら手を出してみようかな…。 *藤城さんの影絵はひたすら美しく、感嘆の溜息がでる。内側から輝くようなマボロシの鳥の美しさは、藤城さんの影絵ならでは。実物の作品も見てみたいな。 
読了日:4月5日 著者:藤城 清治

大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー 
★4 「本屋」をテーマにしたアンソロジー。以前に本にまつわるアンソロジーを読んだ時もそうだったけど、本好きが本屋さんの話を読んで面白くないはずがない。編者の大崎さん自体が、書店を舞台にしたミステリを書く元書店員さんだしお墨付き。どれも本屋さんが舞台でありながら、見事にバラエティに富んだ描き分けをしている。「なるほどこうきたか」と作家さんのあの手この手にニヤニヤ。特にロバの登場にはビックリしました(笑)。

 【本と謎の日々/有栖川有栖】死者が来店?傷んだ本を有難がる客?ダブった本を返品してきた客の不可解な言葉の訳は?…書店で起こる小さな謎を、店長が鮮やかに解き明かしていく *大崎さんの成風堂シリーズに似た、直球の書店の謎解き短編。サクサクと沢山の謎が解決されるのは心地良かった。
 【国会図書館のボルト/坂木司】老店主が一人で営む潰れそうな本屋。オタク高校生の岡島がその店に足繁く通うのは、男子のパラダイスだから! 店を守るため、常連客らと共に万引犯に挑む! *設定が面白い。常連客も個性的で、痛快。
 【夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話/門井慶喜】松波さんの愛妻弁当からおかずが一品ずつ消えていき、ついに石が詰められる事態に!松波さんは仕事も上の空。弁当の謎を解いて会社のピンチを救え! *謎はユニークだけど、ちょっとヒントが弱い。それにしても傍迷惑な夫婦だ。
 【モブ君/乾ルカ】書店アルバイトの美奈は、立ち読み専門で日参するある男性客の存在に苛立っていた。一方美奈には、お気に入りの一冊があり、その古い単行本の所在確認が日課で…。 *地味だけどドラマチックな話。段々モブ君に肩入れしたくなる。
 【ロバのサイン会/吉野万理子】テレビの企画で有名になった、ロバのウサウマ君。書店でサイン会をする事になったのだが…。 *一番好き。実は人間の言葉を理解している賢いウサウマ君の独白で話は進む。このウサウマ君が可愛い! 最初は悪印象だった沢村が大活躍。
 【彼女のいたカフェ/誉田哲也】書店内のカフェで働く冬美には憧れの女性客がいた。難しそうな本に没頭する美人、時々居眠り。その人がいつしか姿を見せなくなり…。 *女の友情に爽快感。
 【ショップtoショップ/大崎梢】友人がスタバで耳にした謎の会話。「鞄に入れる練習」と「鞄に入れない練習」。ある推理に達した健人は、同じビル内にある書店へ…。*少し消化不良だけどスリリングな展開。
 【7冊で海を越えられる/似鳥鶏】客から「彼女から7冊の本が届いたのだが、理由が分からない」と相談される。ジャンルもバラバラの7冊に託されたメッセージとは。 *これも直球の書店の謎。語り口がシニカルで面白い。店長のキャラも個性的。
 【なつかしいひと/宮下奈都】母を亡くした僕と妹、父は、母の故郷に引っ越す。喪失感で好きな本も読めずに過ごしていたが、フラリと入った本屋である少女に出会い…。 *ミステリが多い中、切なくて優しい奇跡の話。
 【空の上、空の下/飛鳥井千砂】空港の書店で働く歩美。本が好きで夢を持って臨んだけれど、フライト中の「暇つぶし」としてしか需要のない本、従業員も漫然としてやる気がない。そんな中、ある出会いが…。 *空港内の書店というのは目の付け所が面白かった。 以上10編
読了日:4月8日 著者:大崎 梢

その2へ続く

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4月に読んだ本(その2)

2013-05-05 | 本と漫画の話

4月に読んだ本 その2です。


とみこのはんこ ---手軽に彫っていろいろぺたぺた。消しゴムはんこで作る自分だけの雑貨たちとみこのはんこ ---手軽に彫っていろいろぺたぺた。消しゴムはんこで作る自分だけの雑貨たち
★4 消しゴムはんこ本。複雑な図柄は少なめで、オールカラーで手順も細かく懇切丁寧に作ってあるので、入門編にオススメ。私はすでに消しゴムはんこを作っているので、最初は「初心者向けかぁ」と思ったけど、絵柄が可愛いし、後半の作例のグラデーション使いなども綺麗で(特に食べ物系は美味しそう!)、眺めるだけでも結構楽しめた。
読了日:4月8日 著者:とみこはん

もやしもん(12) (イブニングKC)もやしもん(12) (イブニングKC)
★3.5 西野さんの巻、って感じ。面倒くさい子だなぁ。長谷川さんや武藤さん、美里が樹先生に怒られるなんて!長谷川さんなんてとばっちりなのに!「ガキだから」で済まして自分達から謝るなんて、やっぱり周りが大人だからだ。西野、ド直球の質問かます前に、お前も謝れよ! *「桶売り」とか「逆桶買い」とか全然知らなかった。そんな事あるんだ。お酒飲めないのに、お酒の知識が増えていくのって面白いな。
読了日:4月8日 著者:石川 雅之

いとしのムーコ(3) (イブニングKC)いとしのムーコ(3) (イブニングKC)
★3.5 ムーコは可愛いけど、ちょっとマンネリ化してきたかなー?  特にこまつさんと二人の話だと、どうしても絡みがワンパターンになっちゃう。うしこうさんが加わると、ちょっと面白い。 「待て」の時のムーコの悲愴感とか、こまつさんが鬼な感じとか(笑)、第三者のうしこうさんの反応やツッコミがいいアクセントになってるような。 *期待してた獣医さん再登場!でもまたチョイ役だったなー。 勘違いのお客さんも、こまつさんの反応に「えっ?そういう方向に行くの?」と焦ったけど、オチ付きだった(^_^;)
読了日:4月11日 著者:みずしな 孝之

銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)
★4 豚丼が50キロの精肉に。食べることで八軒はどんな変化を見せるのかと思ったけど、そう簡単に消化できるようなことじゃないよね…。でも次の子豚ちゃん達への対処には驚いた。強いなぁ。 先生達も、教育熱心で弾ける時は弾けて、いい先生揃いだなぁ。 *他は謎の「エリア51」、八軒副部長就任、駒場と話しながら涙ぐむ御影、など。高校野球秋季大会に臨む駒場も。野球にかける鬼気迫る様子や端々に見せる態度からして、駒場と御影の件は、駒場の家のことかなぁ。八軒じゃないけど、気になって落ち着かないよ。
読了日:4月12日 著者:荒川 弘

銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)
★4 ゴミ拾いで子犬を拾った八軒。次々何かしら抱えるな八軒は(笑)。 馬術部ではジャンプに挑戦するも、一人だけ飛べない八軒。追い詰められて昔の自分に逆戻りしそうな様子にハラハラ。エゾノー祭の企画に頭を悩ませ、準備に奔走。 一方、秋季大会を勝ち進みつつ、何やら悩んでる駒場。問題はまだ明かされず。家庭の事情なら、八軒や仲間達にはどうすることもできないもんなぁ。それでも八軒なら、色々やってみようとするだろうし、何か活路を見つける可能性に期待。ただこの漫画は命の問題もシビアに描くから、甘い展開にはならないかな…。
読了日:4月12日 著者:荒川 弘

サクラ秘密基地サクラ秘密基地
★3.5 久々のノスタルジックで少し不思議な短編集。どれも「写真」が出てくる。少し苦かったり切なくなったり、温かくなったりな、朱川テイスト。初期の短編集のようながっつりホラーがないのはさみしいけど…。二本目で、あの宗教団体がまた顔を出してて驚いたんだけど、何か拘りがあるんだろうか。正直前作もあそこだけ生々しくて浮いてたし、少しうんざり。冒頭の表題作と、ラストの『スズメ鈴松』が良かった。
【以下あらすじと感想】
 『サクラ秘密基地』誰にも見つからない秘密基地を見つけ、少年時代を満喫する仲良し四人組。ある時一人の家庭に変化があり…。 *親に翻弄される子どもの運命が切なく苦しい。現代でも繰り返されている悲劇。
 『飛行物体ルルー』小学校時代の友達マリを呼び出した啓子は、当時の事を思い出していた。卒業式で「いつか二人で、ルルーを探しに行こうね」と囁いたマリの事を。 *ラストはある意味驚いた。何でまたあの団体?
 『コスモス書簡』手紙に綴られる、少年時代の思い出。母の記憶はなく、町の厄介者の父と二人。父の事でいじめられていると、助けてくれた優子さんの事…。 *手紙の受取人は誰なのか分からないまま進む手紙。そうだったのか、と切ないラスト。
 『黄昏アルバム』兄が手に入れたカメラは、時々おかしなものを写し出した。撮った覚えのない場面。 *カメラの正体に気付いた妹。女は残酷だなぁ(笑)。
 『月光シスターズ』端が斜めに切り取られた、幸せそうな家族写真。美しい母は、その数年後に精神を病み、家庭は壊れていった…。 *ある理由から、母に愛された妹、疎まれた姉。母の死の謎。展開としては一番複雑で面白い。
 『スズメ鈴松』引越し先で出会った父子。粗野で乱暴者の鈴松と、親に似ずしっかり者のヒロ坊。 *最後に温かい作品で締めて後味よく読了。 以上6編。  
読了日:4月14日 著者:朱川 湊人

どうぶつのこゝろ図鑑どうぶつのこゝろ図鑑
★4 表紙の猫に惹かれて。動物にまつわる25の掌編とイラスト。絵が多いし、カラーページもあって綺麗なので、画集とか絵本を見ているよう。文章は、幻想的なおとぎ話風だけど、シニカルだったりブラックだったりするものが多くて、ピリッと毒がある。時々ストレートに優しいのも。イラストも、写実的だけど完全な写実じゃなく、漫画的な感じもする。 ちょっととんがった感じだけど、絵も文章もひっくるめた独特の世界観があって、結構好き。他の作品も気になる。
読了日:4月14日 著者:D〔di:〕

まだある。おやつ編 (大空ポケット文庫)まだある。おやつ編 (大空ポケット文庫)
★4 「こんぶ茶」、こぶ茶って呼んでたなぁ。喫茶店では、メニューじゃなくて、食後のサービスで出てきてたなぁ。湯呑が持てないくらい熱っついこぶ茶を、ふうふう冷ましながら飲むのが好きだったっけ…と、こんな風に当時の懐かしい記憶を刺激する、でも「まだある」商品がズラリ。東京を視点にしているので知らない物もあるし、「ド定番商品じゃん」という懐かしさがあまり感じられない物もあるけど、「まだあるんだ〜!」というドンピシャな商品には、心踊った(笑)。母に見せたら私より盛り上がってたので、団塊〜その子ども世代にツボかな?
読了日:4月14日 著者:初見健一

PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐
★4 東日本大震災で、国内・海外から寄せられたメッセージをまとめたサイト「prayforJapan .jp」を書籍化したもの。図書館の震災2年目に際した特集棚にて。昨日(もう一昨日か)自分の住む地域にしては少し大きな地震があり、震源地や時間帯から、阪神淡路大震災を思い出したばかりだけど、あの時も2年前も、当時は震災の事で頭が一杯で、祈るような日々だったのに、今は日常生活に埋没している。風化させない、と肝に銘じなければ。 *「人は奪い合えば足りないが分け合うと余る」という言葉が一番印象に残った。
読了日:4月15日 著者:

はんなちゃんがめをさましたらはんなちゃんがめをさましたら
★4 ある夜、はんなちゃんが目を覚ましたら…。 なんてことない夜中の出来事だけど、小さな子には特別な出来事。ずっと付き合ってくれる猫のチロが、いい具合にアクセントになってる。酒井駒子さんの絵を堪能。 トイレの絵が可愛いんだけど、カラーコピーしてトイレに飾っちゃおうかな(*^m^*)
読了日:4月16日 著者:酒井 駒子

その3へ続く

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