日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

2022年5月に読んだ本

2022-07-10 | 本と漫画の話

しまった!5月のまとめを忘れていました。
読書メーターは、前の月のまとめデータを提供してくれますが、翌月になると、”その月”の先月分に切り替わってしまいます。なので、必ず1か月以内にブログにまとめを保存しておかないと、もう手遅れ…
いつかやってしまいそうだと思っていたけど、とうとうやらかしました
でも長年続けてきた記録なので、文章と画像だけ、人力で1件1件コピペしてまとめました。
また5月が最近にしては数が多かった…!(16冊)手作業大変
次からは絶対忘れないようにしよう…!




夜は猫といっしょ 3
★4.5 相変わらず液体っぽいキュルガちゃんが可愛い。スライムかな?ってくらい誇張されてるんだけど、実感としてはまさにこのくらいヌルヌル動いてる感覚があるから、めちゃくちゃ「分かる!!」と共感しまくり。ダンボール齧ってペッと飛ばすところ、うちの子のことですか?ってくらい一緒で笑った。
読了日:5/1 著者:キュルZ


矢野くんの普通の日々(1) (モーニング KC)
★5 twitterの試し読みで面白かったので、既刊2冊電子で購入。毎日傷だらけの矢野くんが気になって、つい世話を焼く委員長。ただただ怪我をしやすい謎の体質(ドジっ子)という矢野くんの設定が面白い。天然でおっとりした矢野くん本人も可愛いし、長女気質の委員長もいい子だし、メイちゃんや田中など、周りの人もみんないいやつ。悪い人が出ない。三角関係?の羽柴くんまでめっちゃいいやつ。むしろ羽柴くんを応援したくなって困る。絵柄といい、ちょっと不思議な空気感といい、和山やまさんの作品に似てる気がする。
読了日:5/1 著者:田村 結衣


矢野くんの普通の日々(2) (モーニング KC)
★5 席替えで「矢野にとって安全な席」を話し合うクラス…!優しい世界!当初のメンバー4人から、泉さん羽柴くんが加わって、勉強会やカラオケなど6人でつるむことが増えた。これまた楽しそう。清子&羽柴くんで矢野くんの両親みたいにお世話をするのが良すぎる。/矢野くんは天然だし、ずっとくっつきそうでくっつかない感じで行くんだろうなと思ってたら、早々に両想いに?!展開が早い!!しかし羽柴くんが不憫で…彼も報われてほしい…!誰か他にいませんか?!
読了日:5/1 著者:田村 結衣


マタタビ町は猫びより
★4 不思議な猫達がいるマタタビ町を舞台にしたショートストーリー集。ファンタジー設定なので、頭に回転灯をつけた猫ポリス、猫のうどん屋、猫の指揮者など、ありえない猫ばかりだけど、こんな町があったらぜひ住みたい!と思う。『猫のシアター』『夏の日の猫』『猫のラジオ』『スキマの猫』が特に好き。
読了日:5/9 著者:田丸 雅智


トラとミケ: いとしい日々
★4 『ねことじいちゃん』が好きなので、気になっていたのを、思い切って購入(電子版)。これも良かった!紙の本で買っても良かったなぁ。どて煮の店「トラとミケ」を営む猫の姉妹と、常連客や地域の人々(猫)との交流を描く漫画。昭和の雰囲気が残る下町商店街(名古屋?)に、じいちゃんばあちゃんだけでなく、若い常連さんもいたりして、仲良く暮らす町。人情話が沁みる。おせち作りとか、手抜きじゃない丁寧な四季の料理が描かれたり、トラ達が子供の頃の、さらに昔の生活の話とかも好き。『ねことじいちゃん』と共通してる要素だ。
読了日:5/13 著者:ねこまき


トラとミケ: こいしい日々 (2)
★4 ネイリストのルミちゃんが仕事に行き詰まって里帰りする話が良かった。夢を反対され家を飛び出して以来10年ぶりの帰省に、何も言わず迎えてくれた優しいお母さんとおばあちゃん、頑固だけどちゃんと娘を理解してくれていたお父さん。泣ける…。/この漫画、2020年のオリンピックの話題が出てたから、現代の話なんだな。写真館や本屋さん、魚屋さん…昔ながらの個人商店がたくさん残る下町が舞台だから懐かしい感じがするのか。
読了日:5/13 著者:ねこまき


トラとミケ: ゆかしい日々 (3)
★4 屋根神様という風習が珍しい。実物も見てみたいな。100歳の坂本先生のパワフルさに圧倒される。元気なお年寄りが羨ましい。当てずっぽうのようで微妙に当たってる自称占い師・幻斎じいの過去話がまた切なかった。長崎から越してきた子持ちのカオルさん、一波乱かと思いきや、良い人(猫)でよかった。リコちゃんも可愛い。たくさんのじいちゃんばあちゃんに見守られ可愛がられる小さな女の子、地域みんなで母娘を支えてるのがいいな。
読了日:5/13 著者:ねこまき


おじさまと猫(9) (ガンガンコミックス)
★3.5 性格悪そうなキャラが次々と登場するけど、みんな心に傷を持っていて、根は悪い人じゃない。そしてみんな、神田先生&猫に関わると、傷を癒されて良い人に変わっていく。みんな同じ流れなので、少しマンネリ感を感じてきた。ギスギスした人間関係はすぐに解消されるので、読んでてストレスが少ないのはいいんだけど。ふくまる達猫の出番も減ってる気がするし。もう少し猫が主役の話が読みたいな。
読了日:5/13 著者:桜井海


バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
★3.5 読書に関するギャグ漫画。気になっていたので、とりあえず1巻を。《いつも図書室で本を読んでいる町田さわ子、自称バーナード嬢。読書家のように見えるが、本当は自分を読書家キャラに見せたいだけ》町田さんを観察する遠藤君、SF好きな神林さん、密かに遠藤君が好きな図書委員の長谷川さん、4人の本に関する雑談漫画。蘊蓄も色々あるけど、基本は他愛無い会話。町田さんはおバカキャラだけど一応神林さんに借りた本とかはちゃんと読んでるし、でも純粋に読書を楽しんでいるわけではない不思議なキャラで興味深い。
「本は読みたいと思った時に読まなければならない。その機会を逃し「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくてもいいかもリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ」本当にそう。なんで読みたかったのかすら忘れてしまう。積読とか積んだままになっちゃう。読める時に読まなきゃな…
読了日:5/13 著者:施川 ユウキ


おやすみ前にひとつだけ (MFC)
★3 twitterで試し読みを読んで、気になったので電子版で購入。ファンタジー短編集。優しく切ないストーリーが魅力的。twitterで読んだ『石の庭』が一番良かったかな。絵柄は可愛らしいけど、結構粗くごちゃごちゃしているのが残念。何が描かれているのか分かりにくい場面もあって、特に小さなスマホ画面で読むにはちょっとしんどかった。
読了日:5/13 著者:Miyako Miiya


あめつちだれかれそこかしこ 10 (マッグガーデンコミックス avarusシリーズ)
★4 《年神様が帰ってこない。依代となる木が倒れてしまい道を見失ったらしい。稲荷神から年神不在の家で家主も呆けていては、良くないモノに狙われると忠告され、気合を入れ直す青司。そんな時狐から「厄介なものがこちらへ向かって来ている」と知らせを受け…》
ちょっと拗らせちゃった青司。素直になれなくてギクシャクした状態が続いてやきもきした。納戸神の方が色々“分かってる”の不思議だなぁ。年神様が帰ってきた時の姿、千と千尋みたいで面白かった。
読了日:5/14 著者:青桐ナツ


まどあけずかん いきもの: 英語つき (小学館の図鑑NEOまどあけずかん)
★4 姪っ子の誕生日プレゼントに購入。眺めるだけの図鑑よりは、仕掛けがあるので興味を持って読めるかと思ってコレを選んだ。見本で中身が確認できた「きけんせいぶつ」が個人的には面白くて気に入ったので悩んだけど、イラストがリアルで怖がるかもしれないので、無難な動物に。自分で窓を開けて下に書かれている説明を読むようになっている。さっそく次々窓を開け、ちゃんと説明も一つ一つ読んで楽しんでいたので良かった。
読了日:5/22 著者:北村 直子


古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑 新生代編
★4 古生物のリアルな3Dイラストが、現代の日常風景に合成され、サイズ感が一目瞭然で感覚的に理解できるビジュアルブック。古生代編、中生代編もあるが、現代の生物に比較的近い新生代編を借りてみた。表紙のペンギンの先祖のように、似たような姿なのに、今のサイズ感よりめちゃくちゃ大きいと、ちょっと恐怖を感じる。逆に馬や犬の先祖は小型だったり。象の鼻と牙の進化・変遷も興味深い。今の動物にはない歯や牙、ツノが、先祖にはあって、思いもよらない生え方をしていたりしてビックリする。面白かった。
文章や写真の雰囲気で、最初は洋書(翻訳)だと思ったけど、日本の本だった。群馬県立自然史博物館監修。
読了日:5/22 著者:土屋健


ミニチュアフードの世界 (レディブティックシリーズno.4629)
★4 めちゃくちゃリアル。1/6サイズでもかなり小さく感じるけど、1/12サイズまである。とんでもなく小さい。それでも質感まで再現されててすごい。小さ過ぎて実寸だと細部が見えないからだろうけど、2倍くらいに拡大されているので(サイズは記載してある/拡大されてても小さい)、サイズ感が分かりにくいのが残念。とても実際に作る気にはなれないけど、もし作るとして、形や質感以上に、彩色のセンスが必要なんだろうな。
読了日:5/29 著者:


必死すぎるネコ ~ 一心不乱篇
★4 三作目。ケンカ、遊び、狩りなどに夢中で必死な猫達の一瞬を捉えた写真集。必死なのに変なポーズになっちゃってるのが笑いを誘う。たまに特に必死そうじゃない、通常モードっぽいのが混じっているのは、こちらの読み取りが足りないのだろうか。/セミファイナルに驚いて飛び上がっている写真は影も含めて面白い。穴に突っ込んだりつんのめって下半身が必死さを物語っているようなのも好き。手が伸びたように見える写真がお見事。人間が記念撮影してるこっち側で猫が喧嘩してる写真の落差に一番笑った。
読了日:5/30 著者:沖 昌之


ミステリと言う勿れ (8) (フラワーコミックスアルファ)
★4 ライカと千夜子の関係性が明かされる。これはつらい。春には本当にお別れなのかな。
《ライカと訪れた美術館で、謎の男達に監禁され、歌の下の句を答えろと脅される/フルーツサンドを食べに来た整は順番待ちで様々な人達の会話を耳にする/汐路からまた厄介事が持ち込まれる。「双子を見分けてほしい」と言われ訪ねると、両親を亡くしたそっくりな少女が入れ替わって遊んでいた》
美術館は好きなので、謎解きイベントみたいで面白かった。双子ちゃんの謎が気になる。
読了日:5/30 著者:田村 由美


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