日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

ひなの生い立ち

2006-05-02 | ひなの話
ひなは、以前から「アメショー飼ってみたい」と言っていた私の話を真に受けて?、母がアメショーの子猫の引き取り手を探している人がいる、と聞いて貰ってきた猫です。

現在のひなです。

やってきた子猫は、“アメショー”ではありませんでした
アメショーとチンチラのミックスだったらしく、アメショー独特の、「脇腹のおっきな目玉模様がない毛皮の模様が全然違うよ詐欺じゃん」(しかも結構大きくなってた)
しかも元の家に小さな子供がいて、ムチャクチャされていたらしく、ものすごい臆病で、ベッドの下に逃げ込んで以来数週間出てこなかったのです。
夜中みんなが寝静まると、這い出てきて「おかあさ~ん」「お家帰る~と鳴きまくる。
「どうしたの?」と起きて声をかけると、すぐベッドの下に逆戻り…
怯えないように根気よく付き合って、やっと今のひなになりました。

やっと出て来れるようになった頃のひなです。

今でも臆病なのは相変わらずで、家族の中でも父や弟に馴れるまではかなりの時間がかかりました。(というか、まだ馴れてない)
最近やっと父が姿を見せても逃げ出さなくなりましたが、“安全距離”より近づくと、「フーッ」と威嚇、それ以上に近寄ると、逃げ出します。9年一緒に暮らして、まだひなに触れられない父…
まともに姿を見られるようになったのも、ここ数年のことです。
初めてひなをまともに見た父が「ひなはあんな顔をしてるんか」と言ったのは、飼い始めてもう5~6年経った頃でした。
ちなみに弟には、おそるおそるでも手からご飯を分けてもらうくらいまでいっていたようでしたが(ひなは意外に食いしん坊なので)、結婚して家を出てしまったので残念ながら“ふりだしに戻る”

そんな困った子ですが、いまだに子猫のように小柄で、甘えんぼ、ユズに振り回される姿も不憫で同情を買うので、可愛くてしかたありません。
アメショーへのあこがれは今でもありますが、アメショーじゃなくても、もう関係ない!
うちに来てくれてありがとうなのです。
PCの壁紙です
コメント (8)
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