「イエルカさんの鉄製薪ストーブ」をご紹介します。
長野県に暮らすイエルカ・ワインさんはモノづくり作家です。
築140年の古民家に暮らしています。
寒い長野での冬の生活の中から実用的で使い勝手がよく、さらに美しく暮らすために生み出されたイエルカ作、デザインの薪ストーブです。
(上の写真はイエルカさん。展覧会に出す陶の器を制作中、アトリエから戻られて。
「ワタシ、洋服汚れています。このままでいいですか?」とイエルカさん。
「いいです、いいです、そのままで」と私。
そんな会話をしながらのおやつタイムでのスナップです)。
敷物などを織る織物作家や陶をデザインして焼く陶芸作家などいくつものアーチストとしての顔も持つイエルカさんが「鉄製薪ストーブ」のデザインから制作までを手掛けるようになって数十年が経ちました。
薪ストーブといえば、どちらかというとデコラティブで鋳物製というのが通説でしたが、イエルカさんの薪ストーブは溶接した鉄板、デザインはシンプルで斬新です。
●イエルカさんの薪ストーブの特徴は、
①ビューティフル ②長持ちする ③耐火レンガを底と中の周囲に施し、鉄板は厚くて丈夫 ④手入れが簡単 ⑤スペシャル等など。
◆ストーブ上面から燃焼室内へ向けて2本のパイプが取り付けられています。この2本のパイプはストーブ上面で熱せられた空気を取り入れ、燃焼するため、室内の薪から出るガスとを完全に混ぜることができるため燃焼効率が高まり、薪から得られる熱エネルギーの利用を最大限得る事ができます。そしてこの燃焼効率により、煙突にススやクレオソート等の付着物が少なくメンテナンスが容易となります。
◆デザインは日本の侘び、寂びに合う円形、シンプルで洗練度抜群。
◆窓のところはドイツ製耐熱ガラスを二重に施しています。
イエルカ家にスティしているフランス人のヨハン君も焼きものを焼く手伝いを。
(ヨハン君はパン職人でもあり、美味しいフランスパンを焼くために更なる修行中。日本の秋~冬を楽しんでいます)
右写真中央は奥さまの悦子さん。私の大切な友人のひとりです。
悦子さんはギリシャの山羊の毛で敷物を織っています。こちらも日本家屋に合うナチュラルモダンを感じさせるデザインです。
薪ストーブの上では鍋ややかんも置けて、主婦にとっては大助かり。
用の美の美しさがあります。
サイズは4種類。大きいサイズのものはオーブン機能が付いています。
●昨年11月に紹介した記事も合わせてご覧ください。
「ちあの散歩道・イエルカの薪ストーブ」・2008年11月18日)
詳しくお知りになりたい方はイエルカさんへ。
イエルカさんの連絡先は 電話0265-88-3675です。