九州まみれになってる・クリン家を
しんぱい(心配)してか、
お友だちのジェマちゃんが
「都心のオシャレなレストラン、行かない?」
と
さそってきました
「チットの誕生日ランチにするから、
連れて来てね!
ドレスコードは、『スマート・カジュアル』です。」
とのこと
そこで、クリンも
出かけました
名前は「ランベリー」
みなと(港)区の、
いかにも東京、ってかんじの
すべてが、
とびぬけて、
おしゃれ・・・
ふと・まわりを 見わたすと、
他のお客さんは
一見して
ギョーカイ(業界)な 方ばかり・・
さっきまで、
コウフンして さわいでた自分が
ちょっと・はずかしくなった、クリンでした
「クリンは、田舎暮らしだけど、
ダサくないから 大丈夫だよ」
「クリンちゃんは、クリンちゃんの業界の中では
かなりイケてるんじゃない?」
と
はげましてくれたのです
自信をとりもどした・クリンは
おみやげの「焼き菓子」をもって
たま(多摩)に かえりました
<その夜・・>
どういう・いみで、言ったんだろう??)
クリンたちは
九州を あとにしました
家にかえってからは、
おにいちゃん、チットは
ともに しごと(仕事)に出かけ、
一見、
りょこう(旅行)前と
何一つ・かわらない
クリン家。
しかし、その内部には
しみこんでしまって・いたのです
先日の、
チットのたんじょう(誕生)日には
くまもとで味わった かんどう(感動)が
たま(東京都多摩市)でも
さいげん(再現)されました
また、
ふだんのおやつにしても、
・・・・・・・
たった、5日間の たいざい(滞在)で、
すごい、
えいきょう(影響)力です
なかでも、
インパクトがつよかった
「宮崎・日南海岸、モアイ像」
に いたっては、
クリン家に おとすかげ(影)も
ハンパでない、大きさ・・
「やだー、アイスで手がベタベタ
クリン、ティッシュとってくれる?」
「阿蘇山」から、57号せん(線)をおりて、くまもと市内をめざした
クリン一家
すっかりおそい時間となり、
って話しになりました
くまもとは、
おにいちゃんの田舎。
とはいえ、
市内は、シロウト同ぜん(然)の
クリンたち
とほうにくれて、「熊本城」辺りまで来ると
なんと、じょうか(城下)に
お店が 立ちならんでいるでは、
ありませんか
すいよせられるように
一けん(軒)の レストランに入ると、
そこは
あそ・りょうり(阿蘇料理)のお店
ゆめにまで見た、馬肉を
お店のならびには、
タイピーエン(太平燕)や、
辛子レンコンや、
高菜めし、と
ご当地グルメ店が 目白おしでした
・・・・・・・
そういえば、今朝、
と
くまモンに言われていたのを
思い出しました
・・・・・
さすがは、「熊本県営業部長」
ゆいしょ(由緒)正しき、パワースポット、
「宮崎」
青島で それを知ったクリンは
心して
次なるパワスポ、「高千穂」へと 向かいました
たどりつくまで 一苦労
まつ間、
はらごしらえします
発祥の地なんだぞ」(おにいちゃん)
・・・・・
ながし・そうめん?
竹のとい(樋)に 水とそうめんをながし
お客さんにキャッチさせる
夏のサービスがあり、
「では、流しま~す♪」(お店の人)
「グリン、ボーっとしてると
一本も食べられないぞ。」
「わ・わかってるけど」
(こうなりゃ、お手々で)
ものの・5分で
そうめんながしは おわってしまいました
なれると つかまえられるようになります。
つかまえきれなかった・そうめんは、
とい(樋)の下で、
ざるが うけとめてくれるので
あとは おかずと ゆっくり食べます
みんな、
たかちほが もたらした
めぐみなんだ
クリンは かんしんしました
・・・・・・
でも、
どうして、「そうめん流そう」って
さいしょに思いついたんだろう・・?
(・・・あっ)
その道は
グアムくらい しゃれてます
とは 言うものの、
こんな、
サーファーいそうな 海辺にも
有名な、パワースポットがあるのです
それは・・
太平洋に うかぶ小島は
こじき(古事記)に 出てくる
男神と女神の
フォーリン・ラブ の地。
って ききました
(クリンも、出会いがほしいから、
と
えんむすび目当てに
行ってみた・クリンでした
「あの~、
「だいふごう(大富豪)でもいいです・・」
クリンは、
より・大きな ごりやく(利益)を求め、
ここまで来たら、
言うしかない。
・・・・・
元宮にも おまいりしたし、
と
クリンが もと来た道を もどっていた
その時でした
ものすごい声を はっしたのです
「これ
ここは、わしらが
太古の昔から守ってきた、神の島じゃ
うわついた心で フラフラ入ってきた者は
許さん
お前なぞ、このギザギザの岩で、ゴシゴシ洗って・しまうぞよ~
」
・・・・・・・
クリンは、走ってにげました。
(はあはあ・・)