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クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

表参道~青山~渋谷散歩

2023-01-18 | まち歩き

お出かけの記念に、

街の印象を まとめておきます🐻。

(2023年1月、原宿~表参道~青山~渋谷)

 建て替えられてから初めて来た「原宿駅」

トイレとかキレイになってたけど、つまらないたてものに なっちゃったな。。

 表参道は、たいして変わりません。外資系の高級ブランドのお店が増えたのと、

 アニヴェルセルが改修工事に入った、その程度。

 これ、目につきましたね

Kバレエカンパニーの「プラスチック公演」の写真がついた、ダストボックスです

(ビニール傘・ペットボトル・ビニール袋をモチーフに新たなドラマチック・バレエ作品を発表するのだそうです。熊川哲也さんも面白いことやってるな

 青山エリアも変化なしだったけど、プラダ青山ビルが、白のよそおいになっていて、

お正月だからかな?って 思いました

 このガラス張りのビルの前に来ると、必ず中を「じー」っと のぞいちゃう・クリンです👀

 渋谷駅までの青山通りは、よりいっそう・もとのままでした。

が・・

渋谷駅の周りだけは、ここ数年、げきへん(激変)がとまりませんね。

とうとう、駅裏の「宮下公園」まで、商業施設になってしまいました。

「三井のすずちゃん」のCMを見る限り、かなりフレッシュに生まれ変わったと匂わせるこの界わいですが・・

MIYASITAPARK(宮下パーク)が、あまりにいしつ(異質)なムードを かもし出していて・変でした

 パークの下には「渋谷横丁」なる居酒屋が 林立してたけど・・

そもそも手前に、本物の飲み屋街(のんべい横丁)が

あるし・・(そっちのが、賑わってるし

 何がしたいんだろうな、渋谷区・・って 思いました。

 スクランブル交差点も、そのうち、こういう・ざった(雑多)な名所じゃなくなるのかな・・

 

 

 

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東大に入らなかったことを後悔した件

2022-11-02 | まち歩き

 先日、東京大学に行きました。

 年明けに書こうと思っている「東京レトロ喫茶巡り・2」

取材のため、

本郷を訪れたので、ついでに 入ってみたのです🐻

 

同行したチットは「昔、図書館に一度っきり」、

お母さんとクリンは「初めて」

東大の中に 入りましたが・・

そのけんちく(名建築)のかもし出す・おごそかな空気に、すっかり・かんしん(感心)してしまいました

「👵オックスフォードみたいだね」「👩さすが天下の東大だわ。」「ステキ~🐻

 とにかく、どこを切り取っても・絵になるこうぞう(構造)で

街中に、これだけの地面を占有できるのは、

国の、大切な大学だからだよな・・

 な~んて・思いながら、コウフンして

100枚くらい・写真をとりました。

(※東大生たちとすれ違いましたが、彼らは学問のことで頭がいっぱいなためかクリンを見かけても全員びくともしませんでした🐻。

さすが東大生です

 むろん、安田こうどう(講堂)も、三四郎池も 見ましたが、

 いずれ、ふさわしいネタを書く時のために、写真はとっておきます

今回、いちばん・びっくりしたこと。

それは、

 学内にある・「樹齢100年以上」ありそうな木!

とくに、イチョウ

 の、下のギンナン

(たくさん・落ちていました  なんでだれも拾わないの

っていうか、

クリンたち・・なんで今まで、東大に入らなかったんだろう 知ってたら毎年拾いに来たのに!!🐻⚡⚡)

 って、すごく・後悔しました

 

(※10月中旬、土日祝、が狙い目だと、わかりました  来年はビニール袋もって来ようあと手袋も・・

 

 

 

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ジャパンエキスプレスビル(2022)

2022-09-20 | まち歩き

用があって、ヨコハマ(横浜)に 行きました。🐻

 

そしたら

クリンたちが あいしてやまない

ジャパンエキスプレスビル(JAPAN EXPRESS BUILDING)

のようすが、変わっていました

1Fの左右に入っていた、ジャックカフェが、なくなっていたのです

・・・・・

 本当に好きだったので、なんだか、ポカンとしてしまいました。。

 

(アメリカンダイナーが入っていたんです 夜、大さん橋に行く途中ここをチラ見すると、フンイキあるなあ~って、うれしくなりましたね

 

コロナが終わったら、飲みに行こうと

はりきっていた

しん(親)友・チットも

その後、無言に なり・・

 

雨上がりの「山下公園」を、少しだけ 歩きました

 

「🐻ねえ・・どこか、ごはん食べに行く?」

 

 

(というわけで、元気を出すためお気に入りの店に、メシを食べに行きます 

 

※その後しらべたところ、ジャックカフェは近くのSKビルの2Fに移転先して営業されてました~

 

 

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都会のふところ

2022-07-16 | まち歩き

「国立新美術館・1階展示室」にて・・

ワニが、ぐるんぐるん・回っていました。🐊

(小さいワニも、フロアの中で、数百体・回転していました

 六本木の美術かん(館)だからこそ、成立する

てんらん会だと 思いました

(修学旅行生に、バカウケしていましたね

 その帰り・・バスの中から たまたま見つけたのは、

 お客とスタッフの心の交流が

そうぞう(想像)できる、

楽しそうな、お店

 

・・・

あらためて

大都会の、ふところの深さをかんじた 

一日でした🐻

 

・・まあ、われわれこそ、大都会の多様性の中で許容されたる者どもでは   あるけどね。」(チット)

 

「え?🐻」

 

 

 

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名主の滝公園

2022-06-29 | まち歩き

王子稲荷神社から

歩いてすぐ、のところに、

昔、

この辺りの名主が開いたという

「名主の滝公園(なぬしのたきこうえん)」が あります

 自分のやしき地を開放し、庶民のいこいやレク

使わせてきたという、名主さん。

 その来歴の通り、しずかで良いかんじのところです

 今は、自然に流れる滝が なくなってしまったので、

 4つの滝は 人工的に流れるだけだけど

のうりょう(納涼)の一時を くれます



 大きな木の下で 滝の音をきいていると、、

 夏が近いなと、かんじます。

 

・・ってか、夏だよねもう暑い!!

「🐻くずもち屋さん、入ろうチット

 

 

 

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青淵文庫

2022-06-22 | まち歩き

 あじさいの名所、飛鳥山(あすかやま)

 そこは、8代将軍吉宗のころから

の名所でもあった、江戸の行楽地

ですが

 現在は「飛鳥山公園」に なっていて、

東京都・北区の住民に いこいを与えています

 ですが、ここ飛鳥山は  今度「一万円札」になる

しぶさわえいいち(渋沢栄一)が

おやしきをかまえていた・地

でも あるため、

中には、渋沢関連しせつ(施設)が 点在

 洋風茶室「晩香廬」など、

大正時代の   たてものに、

 おはぎを提供するカフェがついた、渋沢史料館

 渋沢が設立した「王子製紙」が

ふもとにあったから、

紙の博物館

など・・

 渋沢栄一ワールドが 広がっています

 

そんな中で

クリンたちのイチオシは・・

せいえんぶんこ(青淵文庫です


ここは、
かつて「青淵」(せいえん)を号とした

渋沢栄一が、

座右においていた『論語』などの かんせき(漢籍)を  所ぞうするために

たてた館で、

 渋沢家の家紋をデザインした・ステンドグラス

オシャレで手がこんだ・タイルなどを見ていると

彼が

いかに、「所蔵本」と「その精神」を 

大切に思っていたかが わかります。

 生涯500以上の会社や、公共事業に関わった、

日本近代しほん(資本)主義の

渋沢栄一・・

  『論語』の教えを その身に叩き込み、金もうけだけに走らない、

どうぎ(道義)を伴う商売を めざしつづけたのは

本当に 

すごいことです

 平成に入るくらいまでは、この渋沢栄一の経営理念

みずからの 経営スタイルにとりいれる・社長さんが

けっこういた、と 言います。


 ・・
令和の今と、渋沢栄一のころや

昭和とでは、

社会が ぜんぜん・ちがうかもしれません。

 

けど、、

 

こういう芯の通った日本式の経営って、今、そんなに世界で 通用しないものなのだろうか、、?

 

今の世は、たしかに 

おそろしいスピードで

どこかに向かって

突き進んでいて

 

まず、目をこらして

その流れにのらなければ

生きのこれない。

そんな気がするけど・・

 

世界のすうせいを 追っかけるのが ひっす(必須)であっても、

何らかの きはん(規範)をもって

運営を りっし、

「公共」を 考えるのは

大切なこと・・

 

長い目で見た場合、

かえって

世界の大金持ちと 同じことをしないで、

日本人は、

日本人なりの考え方を 持って ビジネスに取り組まなければ、

 

そんけい(尊敬)されないし、

何も のこらないんじゃないかな・・?

 

と、

 クリンは「純日本的路線」をつらぬく・飛鳥山名物 

を 見て、

そんなことまで 考えたのでした。🐻

 

 

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乃木坂での発見

2022-03-14 | まち歩き

 東京ミッドタウンに行った・クリンたちは🐻、

乃木坂駅から 帰ることにしました。

ちなみに、ここが、

かの有名な「乃木坂(のぎざか)」です

(乃木坂陸橋より)

 乃木坂とは、そもそも、明治の軍人「乃木希典(のぎまれすけ)」

お宅があったことに 

由来しますが

 乃木坂の横には、乃木邸が公開されており

 その下には、乃木神社も くっついています

 明治天皇にじゅんし(殉死)した、

軍神「乃木希典命(のぎまれすけのみこと)」と

その妻「静子命(しずこのみこと)」を

まつる、

おごそかな・乃木神社・・

 

そこに

いきなり

モデルでタレントで森英恵の孫である、森泉さんが描いた「奉納絵馬」を見つけ

クリンたち、すっごく・ウキっとしました

 

(それにしても、なぜここに、森さんの絵馬が・・🐻)

フシギに思ったのも つかの間

 乃木神社の向かいに、「桂由美ビル」があるのを見て、

(ああ、この辺、ジャパン・ファッションデザイナーつながりがある街なんだな

あっさり・ナットクしたのでした

 

 

  

(・・今ちょっと色々ありまして、うちのチットが暗いので、明日から5連投で明るいネタいきます

 

 

 

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吉祥寺の魅力

2022-01-28 | まち歩き

 お正月ころ、用があって・きちじょうじ(東京都武蔵野市吉祥寺

を おとずれました。

 駅前は、時代の流れに飲み込まれて「商業チック」

に なったけど

 けんそう(喧騒)から・はなれると、(あい変わらず良い街だな)

と かんじます。

長らく「東京で住みたい街のベスト3」

に ランクインしつづけている、

吉祥寺

 そのみりょく(魅力)を クリン的に分析すると・・


いかがわしいお店といかがわしくないお店があり、いかがわしくないお店のほうがずっと多い。

チェーン店が少なく個人経営店が根強く、趣向がさまざまで健全。

緑が多いのにデパートがあり、活気づいてて住んでて楽しい。

 と、いうところでしょう

 今日は行かなかったけど、

井の頭こうえん(公園)の木々は

いつも明るく自然だ

住民たちも、

そこにありつづけるものを 大切にしていて

おだやか

(ブロック塀も昭和レトロ調で、かわいいです

 たくさん目につくカフェや、

ざっか(雑貨)屋さん、

家具屋さんを ながめていると・・

つい

フンイキに負けて 食器とかを、買ってしまいます

 吉祥寺とは、そのようなまち

 

~今日の戦利品~

 「美濃焼のご飯茶碗

 はしおき(箸置き)(1個でよかったけど、色で迷い、結局全カラー買ってしまった4個で千円

 

のこりは、次回、おひろめ(御披露目)いたしますクリン家、久々の買い物🐻

 

 

 
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日比谷公園・ベストスポットランキング

2020-08-15 | まち歩き

おぼん(盆)に なっても、

「帰省」も「旅行」も 

できない

コロナの夏・・

 

 でも 東京都内で、実家の

お母さんと

「お誕生日・会食

くらいは したいな

と 思い、

 

 クリンは「日比谷公園」

お母さん、

チットと 待ち合わせをしました

 

(公園内のレストランに 行くのです

 

 ここ・・、ひびやこうえん(東京都千代田区の

日比谷公園)

は、

皇居の おほりに

となりあった、

 たぶん・・東京で、2番目に

有名な こうえん(公園)。。

(1番は上野公園

 

 「日本初の、洋式公園

として

つくられた

歴史も 

ロケーションも、

バツグンの、めいえん(名園)です

 

 お母さんと チットが

まだ 来ないので、

クリン、

このさい、

この「日比谷公園」の、

どんなところが ステキなのか

 

 おすすめスポットを、

ピックアップしちゃおう

って、

思います

 

 

<日比谷公園・ステキスポット・勝手にランキング

 

 

では、

とうとつ(唐突)に

 

第12位

 日比谷公会堂

(戦前から、政治集会や国民大会が開かれてきた 由緒正しきホールです

 

 

第11位

 日比谷図書館

(これまた戦前から、東京の図書館行政の中核でした。インテリおじさまたちは、今でも、よく通っていらっしゃいます

 

第10位

 小音楽堂

(大音楽堂もあるのですが、そっちは大正時代。この小音楽堂は明治時代にできた「日本初の野外音楽堂」です たまたまコンサートに行き合うと、ラッキー

 

第9位

 石造りの水飲み場

(園内には、これだけでなく、造形美あふれる水飲み場が点在します光の斑が落ちて、芸術品のおもむき

 

第8位

 花壇

(初夏と秋のバラはステキです あの有名な花屋さん「日比谷花壇」も、公園内にお店がありますよ

 

第7位

 売店

(このレトロなたたずまいは、都心にあって、今や貴重 悠久の時を感じさせてくれます

 

第6位

 レストランやカフェ

(「木漏れ日の下、オープンテラスで飲むと、ふだん1本飲み切らないビールもなんとなく飲める」byチット談。

 結婚式ができるクラスの

たてものも 点在します

 

第5位

 首かけ銀杏

(公園一・有名な樹木なのですが・・すみません・・存在が当たり前すぎて、写真撮るの忘れました 公園設計者の本多静六の「情熱の象徴」です。必見なんです~

 

第4位 噴水

 

(サラリーマンがお昼休憩にやってくるのは、この周りのベンチです。

 

 この日の気温は35度でしたが、この噴水が

あるおかげで、

体感温度は、34・5度くらいに 下がりましたイエーイ)

 

 

第3位 世界各国から贈られた、オブジェ

(イチオシは、このペリカンです ああ、ほとばしる・ハイセンス・・

 

 

第2位 雲形池と鶴の噴水

 

(この池と、ガマの穂が見られる・日陰のベンチに腰掛ければ、時間を忘れて 込み入った話ができるでしょう ガマ穂は、きりたんぽ並みにデカい

 

 

 

そして・・

 

栄えある・第1位は・・・

 

 

日比谷・松本楼(まつもとろう)

 

(これから、クリンたちが行く「仏蘭西料理」のレストランです 孫文にもゆかりがある・老舗です

 

そのリポートは、明日~

 

 

つづく

 

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東京レトロ喫茶巡りを終えて・・

2019-10-19 | まち歩き

 長らく・お送りしてきた、「東京レトロ喫茶巡り」シリーズ・・

 

取材をしてみて 

気づいたのは、

(有名店でも、ずいぶん、閉店しちゃってるんだな・・

と 

いうことでした。

 クリンたちが、東京レトロカフェの中で、3本の指に

数えていた、

あさくさ(浅草)の「アンヂェラス」という、しにせ(老舗)カフェ・・

 

数々の文人ぼっかく(墨客)(永井荷風・川端康成・池波正太郎・東郷青児・手塚治虫)

に 愛された

超名店 だったのに・・

 なんと 今年の春に、閉店していました・・

 また・・、20年くらい前に、「東京中のOLさん」と「女子大生」と マダム

および、

クリンとチットを とりこにしていた

パリ発の モンブランのお店、

「サロン・ド・テ・アンジェリーナ銀座店」は、

 去年の年末に、閉店していました・・

(今は、マロニエゲート(もと銀座プランタン)の1階で、モンブランの持ち帰りのみ、販売しています

 さらに・・ 今回のカフェめぐりで、(秘密にしておきたい

お店だけど 教えちゃおう~

って

思っていた、

明大前のかくれが(隠れ家喫茶)、「ブックカフェ・塊多」も、

気づけば、

2年以上前に 閉店してました (うちのチット、ショック

 加えてにほんばし(東京都中央区日本橋)の

「珈琲処ボナール」

も、

タカシマヤの前に 永えん(遠)に ありそうな気がしていたのに、

いてん(移転)していました。。

 

・・・・・・

 

 ばんぶつ(万物)は るてん(流転)

して、

しょぎょう・むじょう(諸行無常)・・

 

 東京のすその(裾野)は 広く

思った以上に 多くのレトロカフェが

がんばってるけれど・・

 それらも・・、いつ・消失してしまうか わからない・・

 という・きょうくん(教訓)を、えました。

 

だから

 今回、行きそこねた・お店を、また、

1年くらいかけて 取材し

「クリンの広場~東京レトロ喫茶巡り・その2」

つなげよう

って、

 けつい(決意)しました

けっこう先の話ですが・・

 やりますので、よろしくおねがいいたします

 

 

<東京レトロ喫茶巡り・第1部・完>

 

 

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荻窪・邪宗門~東京レトロ喫茶巡り・24

2019-10-18 | まち歩き

「ルシアン(コーヒー&ココアのミックスドリンク)

を 飲ませる店が 他にもあるときき

クリンたちは 中央線の、

おぎくぼ(東京都杉並区荻窪)に やってきました。🐻

 駅からすぐのところにある、「荻窪北口駅前商店街」

この中に、

 その店、「じゃしゅうもん(かんじ:邪宗門)」

は ありました

 

午後4時・開店で、夜しかやってない

そんな、「完全大人向け」の

じゃしゅうもん(邪宗門)

は、

 見るからに、ちょっとあやしい・「キリスト教×南蛮渡来

×マジック×雑多×北原白秋・・」

に あふれた

空間・・

もともと、

マジシャン仲間たちが 各地にオープンした・チェーン店である「邪宗門」には、

クリンたちも、

2軒くらい・おとずれたことが あります

  他の「邪宗門」で かんじた以上の、ダークっぷり

というか・・

こわれっぷりを、

ここ「荻窪・邪宗門」の たたずまいには

かんじました

 

 ボロボロで、あちこちやぶれた

メニューに、

オープン60年以上の 歴史が 内ほう(包)されています

 と そこへ・・ オーダーをとりにやってきたのは、

この店の マダム

 

すみませんね~。

今日、思った以上にお客さんが いらして・・

豆を 切らしてしまったんです。

コーヒー、30分以上かかってしまう

のですが、

お時間は大丈夫ですか?」(※とっても上品なマダムの話し方

 

 あ~、ぜんぜん大丈夫です

じゃあ、

アイスコーヒーと~

ホットケーキ、お願いします。」(親友チット)

 クリンたちは、待っている間の

ひまつぶしに、

そこらへんに つんであった本 に、手を 伸ばしました

 

 その中に、このお店に来た・お客さんたちによる、「らくがき帖

ありました

これが、とっても・おもしろく

 みんな、自分の「似顔絵」をつけて、コメントしたり

 前の人のコメントに、かって(勝手)に

ツッコんだり

 ひとりごとなのか?若人へのメッセージを 投げかけたり

「世の中には勝ち組と負け組がいる・・」

みたいな 小説を 書いたり

「この店で、今日、三百作目の詩を、完成させました」

なんて人がいたり・・

 

実に、さまざま

 

 映画関係者

 あずみの(安曇野)山男の集い

 ブラック団(?)

たしせいせい(多士済々)が、

このお店の

こきゃく(顧客)のようです

 

このノートには、

クリンをふくめ、一見さんも、大まんぞく(満足)

 メッセージの中で、目立つのは、

ふろた(風呂田)さんという、お店のマダムへの

かんしゃ(感謝)

いけい(畏敬)の 

声・声・声・・・

 

クリンたちも、

さっき・初めて せっ(接)しましたが、

(笑顔のステキな、腰の低いママさんだな~🐻

すぐに 好きになったので、

この気もちが

よく・わかりました

 さて、そんな・ママさんが やいてくれた

ホットケーキが 

先に来たので、

クリンたち、食べました。

 ホットケーキミックスで

やいたような、

なつかしい・味わいの 2段重ねです

 

もってきてくれた・お姉さんが、

すみませんね~お待たせしちゃて。

コーヒー、まだ、だいぶかかってしまいますよ~。

なにせ、ママさんひとりで 切り盛りしてるから・・

私も、ボランティアで、お手伝いしているんですよ~

ママさんが あまりに大変そうなので・・」

 

おっしゃったので、クリンたち、びっくり

 さらに 15分後に、アイスコーヒーを

はこんできてくれた金ぱつ(髪)の お兄ちゃんも、

「ボランティアで、店を手伝っている」

明かしました

 (マジですか・・・)

 

40分近く・待ったけど、

その味のおいしさに

大かんげき(感激)した

アイスコーヒーを 

のみながら・・

 クリンたちは、このお店を とりまく

にんじょう(人情)の

あたたかさ

に、

もっと、かんどう(感動)したのでした

 

(中央線だなぁ~✨)

 

 

 

<東京レトロ喫茶巡り・第一部・完。おつきあい、ありがとうございました~🐻

次回は、「レトロ喫茶巡りを終えて」を 書きます

 

 

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カヤバ珈琲~東京レトロ喫茶巡り・23

2019-10-17 | まち歩き

 にっぽり(JR日暮里)駅から、歩いて・すぐのところに、

「徳川慶喜の墓」もある、谷中れいえん(霊園)が ありますが、

 そこを、つっきって・行くと・・、まもなく、こんな、民家が

あらわれます。

「カヤバ珈琲」です

 戦前(1938年)そうぎょう(創業)の、この

レトロカフェは、

2006年に いったん・閉店したのち、

2009年に また・オープンして、

レトロ好きたちを 

よろこばせました

 空しゅう(襲)で 焼け野原にされちゃった

東京においては めずらしい、町家カフェで、

 谷中散策を してるととうとつ(唐突)に

あらわれるので、

ここらへんでは、

すごく・人気がある、きっさ(喫茶)店です

 中は、すっかり・レトロモダンに 改装されていて

 天井が、ガラスばりに なっていたりしますが

 2かい(階)は、おざしき(民家の座敷)タイプで、

なつかしい 昭和な空間で あるため

 

「何を求めるか?」によって、

お客さんは

1かい(階)グループと、2かい(階)グループに 分かれます

 

 クリンたちは、いつも、1かい(階)グループ🐻

 そして・・オーダーするのは、いつも、

「ルシアン」(500円)(っていう飲み物)

「ルシアン」は、

コーヒーとココアが 半々に 入りまじった、

 旧カヤバコーヒーのころからの、名物メニューです

 たてものを 改装するにあたって・・

お店は、

「昔の雰囲気を、現代的な文脈で 読み替える」ところを目ざした

うかがいました

 それは・・明治時代に、言文一致体を広めようとした、

ふたばていしめい(二葉亭四迷)

に 通じる・かんねん(観念)であるから

 「四迷も居たこの谷中で、カフェが空いている

午前中に来て、

今、スマホから、青空文庫で『浮雲』を読む・・

これぞ、リアリティというものだと、私は思うわ

 ・・と、何にでもこだわる、しん(親)友・チット

が、

とくいげ(得意げ)に 発表しました

「🐻それで、わざわざこの店に、3回も来てるの」(クリン)

 だって~、『浮雲』難しすぎて、全然読み進められないんだもん・・」(チット)

 

  おそらく、ふたばてい四迷を よみおえるまでに、

チットは、あと、3~4回、

カヤバコーヒーに 来なければならないでしょう

 

 

 

<次回は、東京レトロ喫茶巡りの最終回、「荻窪・邪宗門」です

 

 

 

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日暮里ニュー・トーキョー~東京レトロ喫茶巡り・22

2019-10-16 | まち歩き

 あさくさ・うえの(浅草・上野)近辺

には、

下町っぽい「地域密着店」

日々、元気に 営業しています

 たとえば、ここ、上野のとなり、にっぽり(東京都荒川区の日暮里)

の 駅前にある、

「ニュー・トーキョー」なんて、

まさに

そのけいれつ(系列)

 「レトロカフェ」というより、「ファミレスに 近い店ですが・・

いちおう、

「談話室」を うたっているし、

 おなかも すいてきたので、こちらで

ランチを いただきます

 (お店は、2階に あります

 駅前の 好立地だから、朝から

地元民や 

地元企業の人が 集まる・・

 上野のとなりだから、「観光客」も

たくさん 来る

 だからなのか レトロきっさ(喫茶)のわりには、

今どきのサービスが しっかりしており、

・無料新聞

・フリーWi-Fi

・分煙スペース

が そなわっています

ビロードのイスは 

レトロそのものだけど・・

すみずみまで そうじ(掃除)が 行き届いていて、

 ピッカピカで、心地よい

「特等席」にあたる・まどぎわ(日暮里駅前ロータリーが見える窓際)

に 座るか

 はたまたフロアーの真ん中で、人々に まぎれるか

それは、

その日の 気分次第

ランチの「千円弁当」には、

エビフライ2本と にもの(煮物)・みそ汁・その他とともに、

黒豆と

キュウリのキュ~ちゃんが たくさん・ついてくるので、

 何杯でも 入れかえてもらえる・お茶

を のみながら、

長居している お客さんが たくさんいます

(・・サイドメニューも、いがいと オシャレ

 エスプレッソコーヒーゼリー(日本茶付)で490円は、オトク・・

 

クリンたちも、デザートをとって、もっと 長居しよう🐻

 な~んて、思っていたら・・・

ついたてをはさんだ

となりの席から、

話し声が きこえてきました

さっき買った・きんつばあるよ。食べる?」(おばさん)

「あ~、食おうか。出して。」(おじさん)

(よく見たら、お菓子や、タッパー入りのつまみなどを持ち込んで広げている、お客が 数名います

 これぞ、「にっぽり(日暮里)スタイル

 

なんだろうか・・?

 

 

上級テクニックを ひろう(披露)する・お客さんの姿に、

後ろめたい かんどう(感動)をおぼえた、

クリンでした🐻・・

 

 

 

(次回は、上野桜木のレトロカフェ「カヤバコーヒー」にまいります東京の下町レトロの決定版!)

 

 

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浅草「銀座ブラジル」~東京レトロ喫茶巡り・21

2019-10-15 | まち歩き

「東京きっての料亭街・むこうじま(東京都墨田区向島)

には、ハイレベルな カフェ文化を提供するお店が あったけど、

 隅田川を はさんで、向かいの

あさくさ(東京都台東区浅草)にも、

下町の、プライドをかけた・グルメが、めじろおしです

 

ってことで

クリンたち🐻、

 あさくさ(浅草)の、「新仲見世通り」に 

やってきました

 

うちの家ぞくは 浅草好きで、

そこそこの、「浅草ツウ」

 その クリン家が、今回、おすすめするレトロきっさ(喫茶)は、

 その名も、「銀座ブラジル」です

(浅草だけど、銀座で、ブラジル、・・・って何)とか、

細かいことは

スルーしちゃってください

 この店には、「銀座発祥」ながら、浅草洋食界でもまれて

みがかれた、シェフによる、

美味しい・メニューが あるのです

 へき(壁)面を かざる・ハリウッドスターのモノクロ写真が、

とっても

浅草ふぜい(風情)・・

 マリリン=モンローとか、ゲイリー=クーパーとか、

そこらへんの人々が、板の間を かざるのを 見ると、

 こいき(小粋)な線を目指している、きっさ(喫茶)店

なんだな

ってことが わかります

 そんな、こじゃれた(洒落た)・店内のキッチンで

作られる、かんばん(看板)メニューは、

2つ

「元祖・フライチキンバスケット」と、

「元祖ロースカツサンド」です‼️

 

サンドイッチも すごく・美味しいのですが・・

 今回は、

クリン・イチオシの、「元祖フライチキンバスケット」と、

 かき氷・イチゴシロップで、キメさせて いただきます

 実は・・、うちのチットは 高1のころから毎年、お友だちと

「隅田川花火大会を 見に来ていたので、

この店にも、たぶん2回くらい入っています。

 女子には 多すぎるすごい・量のチキンを

平らげて

 なおかつ・かき氷で 涼み

べちゃくちゃ

おしゃべりする・・

 そうこう・しているうち、花火大会が はじまって🎆

30分くらい・けいか(経過)してしまっている・・

 でも、べつに、かまわない花火なんて、毎年見てるから🎵

 

・・・そういう、

忘れがたい きおく(記憶)とともにある、食べもの なのでした

 当時は、「銀座ブラジル」の

1かい(階下)は「シカゴ靴店だったけど、

今は、ちがうお店に変わり・・

ちょっと、変化が、さびしかったりするようです。

 

でも

 ←これ、一人前を、2人で分けて、

バター・どたっぷりのトーストに、

レモンをしぼった🍋

あげたて・サクサクの

やわらかチキン(胸肉)

を はさみ

「自家製玉ねぎとにんじんのピクルス」を のっければ・・🥕

 いつだって、少女のころの 花火大会の夜にもどれる

そんな、

ステキな フライチキンバスケット なのでした

 

おしまい

 

 

ってか、さすがは、浅草です やっぱり、食べものが 美味しいんだよなあ~・・🐻

 

<次回も、レトロながら、生き生き・営業を続ける、日暮里の老舗カフェ「ニュー・トーキョー」にまいります。

 

 

コメント (6)
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向島カド~東京レトロ喫茶巡り・20

2019-10-14 | まち歩き

「古城」という名の上野の カフェ

あとにした クリンたちは🐻、

 すみだ(隅田)川を はさんで 反対がわにある、

むこうじま(東京都墨田区向島)に やってきました

 ここ、向島は、スカイツリーの おひざもと(膝元)ですが、

そうなる前は、

「東京屈指の花街」として

きょうめい(嬌名)を はせた・まち(街)です

 

(※今も13軒の料亭が、芸者さんとともに 稼働中

 ・・・そんな、「向島見番通り」の

ならびに、

いきすじ(粋筋)の お客さんが集ったという、カフェが あります

 「カド」っていう

お店です。(たぶん、角にあるから?)

 ・・見た目は、なんだか、もうすぐ・こわれそうですが、

あなどるなかれ

 店内は、いきなりすごい

 ど派手に、バロックルネサンスロココ風味

 明らかに、本格志向の欧風サロン

なのです

「室温計」には、「摂氏」とか「華氏」

って 書いてあって、

「黒蜥蜴」みたいな・こっとうかん(骨董感)が あるけれど、、

 テーブルも、カウンターも、天井も、

ピカピカに みがきたてられて、古さなし

 2代目のマスターに お話をうかがったところ・・

このお店の内装を 担当したのは、

作家・しがなおや(志賀直哉)の弟で、けんちく(建築)家の、しがなおぞう(志賀直三)

という人であり、

 直三が、若いころに りゅう(留)学した、ロンドンの

パブを この向島に再現しちゃえ

みたいな かんじで、

思い切って

こってり・ヨーロッパ風に かざったらしい

 「カフェ」といっても、売り物は「生ジュース」

で、

リンゴ・レモン・アロエ・(たぶんセロリ)etc・・を ミキシングした

その名も、「活性・生ジュース」

 

用途は もちろん

 朝がえりの「酔客」に のませ、酔いざましと、

かんぞう(肝臓)を 活性化させる

という、

花街の、「特製ジュース」なのでした

「ラーメン1杯・30円」の時代に、一杯100円でも次々売れたという

「活性生ジュース」は、

向島の 往時のはんえい(繁栄)を 物語っていますが・・・

今は、

街を おとずれるお金持ち自体が ぐっとへり・・

 昼間はそれこそ、クリンたち・みたいな、「レトロ喫茶めぐり」とか やっている人

が、

ものめずらしげに キョロキョロしに来る、

もったいない・お店に なってしまったようです。。

 

<以下、マスターのお話>

60年代からバブルまでは、ここ・向島も、料亭に 入りきらないほどお客さんが 来て、

にぎわっていたんですよ

うちの店は、お座敷が空くのを待つお客さんの待機所でしてね。

 でも・・ 携帯電話が 普及してからは、

この店に 料亭から電話がかかってくることは なくなってしまった。。

まあ、

次の関東大震災には、確実に滅んでいくような店だから、、

でも、親父が始めた店なんでね、

自分が 

続けようと思って。

オルセー美術館みたいでしょ?ここ。」

 

(以上、存在が興味深い、マスターのお話でした

 ・・クリンたち🐻、きっさ(喫茶)店って、自宅では

決して 味わえない、

「浮世離れ」した空間を 求めていくところだ

って

思っています

 この店には、どこよりも、それが あるのに・・

スタバとかよりも お客さんが いないなんて、

おかしい・・

 くるみパンだって、お店と同じように、こだわって

作っていて、すごく 美味しいのに・・

 去年行った、京都の、アート系レトロカフェ「ソワレ」

が、

バカみたいに混んでいたことを 思い出すにつけ・・・

(こういう偏りって、なんか、おかしいんじゃないかな・・

と、

モヤモヤいたしました・・

 

また、行こう🐻

 
 

 

<次回は、お隣・浅草の老舗カフェ「銀座ブラジル」へ まいります

 

※2023年、追記いたします!!このたびこちらのカドは当地では閉店💦 お店のマスターは茨城県にて新しいカド?をお始めになるそうです

 

 

コメント (10)
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