ゆとり

昨日もリピーターの皆様に囲まれ
とても良い時間と
またご贔屓の皆様でないと学べないことを
初心に戻り勉強をさせて頂きました。
ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

さて、只今秩父札所はご開帳の時期となりました。

毎回秩父の札所を参拝なさるお客様が
今日は秩父の奥に行く予定だそうです。
前回行った時に
「秋もいいし春もいいよ」
と土地の方に言われたそうです。

そう口まねされる言葉に優しさがあり
その言葉に誘われたようです。
その言葉と言うより
その土地の方の暖かいお人柄に誘われたのでしょう。

暖かいものを
暖かいと感じられる心を持てることは素敵です。
とても豊なのだと思います。

豊かな心を持つと
暖かなものを拾いながら歩くことができます。
暖かなものがくっついて来ます。

そして、
自ずとお顔は穏やかになって行くのです。

心は余裕の無いときは
きしきし音をたて
その音がうるさくて
ちいさな優しい声が
心の耳まで届かないのです。

ささくれ立った心は
触れるものに
少しづつ
少しづつ
傷を作って行きます。

そうすると
あっちにも
こっちにも
きしきし音が出始めて
いつの間にか
優しい声が、どんなに頑張っても
ささくれた心の耳には届かなくなって行きます。

出来れば穏やかな心の耳で
小さいけれど優しい言葉の数々を聞いて行きたいものです。

そよ風になびく小さな草花の声も
たやすく心の耳がキャッチすることが出来るように。

今日のような、
こんな曇り空から
一粒目の小さな雨粒が
「そろそろ皆が、降りてくるよ」
なんて声かけしてくれます。

一粒目の雨の言葉を聞ける心の耳が
きっと心の「ゆとり」というのだと管理人は思いました。

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