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Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

第9地区

2010-04-26 01:01:12 | movie
やっと観れました、『第9地区』。

他に類をみないタイプの映画のため、始まって数分は「えっ、これ笑ってみる映画なの?どう観たらいいの?あのブラは…笑っていいもの?」ってちょっと戸惑ったけど、面白かった!!
実際に南アフリカで撮影されたという生々しいドキュメンタリータッチの映像に、宇宙人という非現実的な存在が溶け込んでいるという、なんとも新しい世界を体験できました。

ストーリーに関してはあまりよく知らずに観たのですが、ある日体に異形を抱えてしまった男の悲劇という、私の好きなタイプのお話だった。
最後は、まさかの号泣。涙ボタボタ流しながら観てました。
いけ好かなかった主人公がいきなりいい奴になるし、エビ(エイリアン)の息子が頼りがいありすぎるし、あと、あの“花”ね。ベタだけども泣いちゃうよ。

でもまあとにかくこの映画、エビの息子ちゃんのかわいさに尽きます!
動きとか発言にいちいち萌え萌え。キュンキュンしすぎて困りました。
一見グロい虫なルックスだけど、目とかかわいいのよー。
あんな息子が欲しい!

監督のニール・ブロムカンプは、弱冠30歳だって。しかもこれが長編デビュー作なんだもの。すごいわ。
で、生まれ故郷の南アフリカ共和国・ヨハネスブルグを舞台にして、主要キャストのほとんども南アフリカ出身の(他国では)無名の俳優さんを使っているってところがまた面白い。


観終わってから、一緒に観た友だちと、エビ語の物真似しつつ、続編『第10地区』が作られるとしたら…と妄想大会。
3年後が気になるー。

渇き

2010-03-21 23:56:08 | movie
今回こそは絶対ヤバい。
白紙ができる。
…そんな風に思っていた特集も、先週無事校了。
ホッとしました。
が、2週間後には次の特集の入稿が待ち構えています。
どうなるんだ。

でも、今年は、メインの雑誌編集のお仕事以外に、いまのところふたつ、面白そうなお仕事やらせていただくことになっていて、かなり忙しくなりそうだけど、楽しみなのです。
働く!
で、それに負けないくらい遊ぶ!
いまのうちに、仕事もプライベートも、自分のキャパがどれくらいまでいけるもんか、試してみようと思ってます。


今日は、祖母の7回忌&祖父の3回忌の法要へ行ってきました。
美声の持ち主のお坊様は、また歌のお経をパワーアップさせていらした。
法要を終えた後は、窓から見える自然が美しい一軒家レストランで食事会。



カウンターに祖父の俳句色紙と祖母の刺繍作品を並べさせていただき、親戚一堂で展示販売ならぬ、展示形見分けをしました。
しかし、毎回驚いてしまうのは、親戚の女性たちの元気さ。
92歳で夜タップダンス教室通っているとか、ほんと私のお年寄り像を裏切ってくれます。




夜は、新宿で韓流吸血鬼映画『渇き』を鑑賞。
吸血鬼になって苦悩する神父役のソン・ガンホが良かった~。
ものすごく久しぶりに、映画の中の登場人物に抱かれたいと思ってしまった。
悲しげで、それでいて包み込むような優しさのある目が、いいんだ。

監督は、『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク。
濡れ場はひたすら官能的に、暴力的なところはひたすらショッキングに描いていますが、その間に挟みこまれるユーモアやコミカルな演出がたまらない。
悲しい物語ゆえ、かなり涙を流しながら観ていたのですが、途中思わず吹き出してしまうところもいくつか。
“これ、絶対に考えつかないわー!”っていうトンデモアイディアが満載。
でも、愛の吐露も、もがき苦しむような悩みも、胸にうずまく欲望も、激しい衝動も、第三者の目線で客観的に見たら、案外こんな風に滑稽に映るのかもしれません。

登場人物たちの気持ちの揺れ動きに関しても、ありきたりな展開はみせず、“ええーっ!そうなっちゃうんだ!”とこちらの気持ちもぐるぐる揺り動かされます。
“愛してる…”から突然“クソアマ!”だもの。
ほんと人間の心って先読みできないものだわ。

途中少し中だるみ感があったのが残念だったけど、この監督にしか作れない特濃世界を体験できて満足。
ゴア描写はけっこうキツめなので、苦手な人はご注意を。


アバター

2010-02-02 20:34:06 | movie
やっとこさ、話題の『アバター』観てきました!
せっかくだからここで観ようと、川崎のIMAXシアターに仕事帰りに駆け込んで。
実は先週末も2度程観ようとしたんですが、満席で観られず・・・。
リベンジしてきました(最初からネット予約すればよかったんですね・・・)。

まず・・・川崎IMAXの3Dメガネ、かけやすい!
いつもズリズリ落ちてくるのを直し直し観ていたのですが、ここのは全く直す必要なしで、快適でした。

で、『アバター』ですが、2時間半まったく飽きることなく、美しく作り込まれた世界にどっぷり浸らせてもらいました。

原住民・ナビィの自然との付き合い方に心震えたり、主人公の現実とアバターで見る世界とのギャップに打ちのめされたり、軍曹(?)のタフさにあっけにとられたり・・・といろいろ感じるところはあったものの、やっぱり楽しかったのは、スクリーンを縦横無尽に駆け巡る、奇妙な姿の生物たち。
虫っぽいフォルムを持った動物や、海の生物を思わせる陸上生物など、虫、海洋生物、動物、植物を自由に掛け合わせた生態系が、とても面白かったです。
肌の質感が虫っぽい動物とかね、すごかった。
あと、あの鳥! 飛ぶの気持ち良さそう!
鳥さんとの“絆”にはグッときました。
“運命の相手”は最初自分のこと殺そうとしてくる奴だ、ってあたりもいい。

サービス精神たっぷりに、ここまで世界を作りこんでくれると、なんだか嬉しくなっちゃいます。
これは、スクリーンで、3Dで観ないと意味ないです。

あ、あとキャストでは、大好きなミシェル・ロドリゲスがやっぱり素敵でした。
観るまで出ていること知らなかったのですが。
あの目でガンとばされてみたいー☆

Dr.パルナサスの鏡

2010-01-26 21:10:07 | movie
映画3本目は、大好きなテリー・ギリアム監督の『Dr.パルナサスの鏡』。
ヒース・レジャーの遺作でもあります。

ギリアムは、今年70歳!
70歳にしてあれだけの想像力とナンセンス、“攻め”のビジュアルを展開できるとは、恐れ入りました!
『バロン』を思い起こさせる、悩み苦しみおちぶれる老人を主役にした、先の読めない奇想天外な物語。
ギリアムって、老人が好きなのかな。
老人にまつわる哀しさと歪んだユーモアを描いたら、ピカ一の人なんじゃないだろうか。

今作、悪魔なんかも出てきちゃって、ファンタジー的な要素がたっぷりなんだけど、ところどころに現実的な街の風景が映し出され、これは現代の物語なんだとわかる。
その空想と現実の交錯感みたいなのも、すごく好きでした。
夢をみる快感と、夢が覚める残酷さを体感できて。

あとは、もうね、とにかく美術と衣装が素敵で素敵で、うっとりでした。
拾い集めてきたボロボロの服をランダムに重ね着したような、旅一座の装いが、ほんとに可愛いのです。真似したいー。
鏡の中の世界のビジュアルは正直ちょっと好みからズレるけれど、移動型見世物小屋の、ワクワク感あるガジェット的美術が素晴らしかった。

キャスティングも、「ずるいっ」って叫びたくなるような絶妙さ。
見世物小屋の娘役に、ドール顔モデルのカリスマ、リリー・コール、悪魔役にトム・ウェイツ、見世物小屋の客寄せ役にミニ・ミーでおなじみのヴァーン・J・トロイヤー、そしてヒース。
役どころとキャスト名聞いただけで、わくわくしてきます。
ヒースは、文句なくかっこいい!
ああ、これからもっといろんな役を演じる彼を見たかった・・・。


かいじゅうたちのいるところ

2010-01-25 18:07:18 | movie
続いては、『かいじゅうたちのいるところ』。
原作の絵本を読んだのは、何歳のころだっただろう。

いやー、予想通り泣きました。始まって15分くらいですでに涙がタラーッと…。

思いっきり体当たりしたり、投げ飛ばしたり、飛び乗ったり、重なり合ったり、抱きついたり、毛皮のにおいを嗅いだり…子供の頃抱いていた原始的な欲求やウズウズ感がスクリーンから溢れ出てくるような映画でした。
かいじゅうたちの毛並みの暖かさも相まって、観ていてとても気持ちのいい、五感を刺激される作品。

残酷なまでの体と体のぶつかり合い、傷つけ合いは、ときに暴力的に見えるけれど、愛っていうものを原石レベルまで遡っていくと、ああいう形になるのかなあ、と思った。
“体ごと思いっきりぶつかりたい!”とか“重なり合って、体温を感じ合って眠りたい”とか“踏んづけちゃいたい”とか、思わず体が先に動いてしまうような、体の底から突き上げる衝動が伝わってきて、その孤独に打たれました。


かいじゅうたちの出来も素晴らしい!
と思ったら、やっぱりジム・ヘンソンのクリーチャーショップの仕事だった。
いい仕事すんなー。超名作『ラビリンス』のキャラ、ルドとかを思い出しちゃう。

最初のほうで、マックスを食べようとするかいじゅうたちの目とかがめちゃくちゃ怖くて、暗くてよかったなー。なんか夜叉みたいな顔つきになってた。
あと、メインでなく脇のほうで映っているかいじゅうたちの仕草に萌えました。
毛についた小枝をさりげなくとってたり、かわいいの。
あと、あの“枝ぶっさし”は…面白すぎた。

メインは、かいじゅうたちのいる島のシーンになるのだけど、マックスが住む世界の、夜の住宅地の映像も、とても美しかった。
フィルムの粒子がいい感じに見えていて、空気まで感じ取れるようで。
なんだかんだ秀逸な場面は、かいじゅうが出てくる前の、マックスが母親の仕事机の下にもぐりこんで、母親のストッキングを切なげにひっぱるシーン、マックスが創作して語る物語を母親がパソコンに打ち込んでいくシーンだったと思う。



(500)日のサマー

2010-01-25 02:10:39 | movie
今日は、夕方からYくんと一緒に後輩Kちゃんのおうちにお邪魔して、手料理をご馳走になってきた。
若い女子の部屋は、意味もなくドキドキしました。
美味しいご飯と引き換えに、ひどいシモネタを撒き散らして去った先輩2人を、どうか許してください。


ここ1週間で映画3本&お芝居2本観たので、感想続けてアップしていきます。
まず映画から。

今年の初映画館鑑賞は『(500)日のサマー』。
冒頭で語られる通り、ラブストーリーではなく、文化系ボーイミーツガールもの、という印象でした。
“私、彼氏とかいらないの”という女の子・サマーと、彼女に一目惚れしてしまった男子・トムの、盛り上がったり盛り下がったりのグレーゾーンな日々が、男子目線で語られていきます。

“セックスしてるのに、IKEAで手つなぎデートもしてるのに…僕たちって付き合ってないの??”そんな悶々としたトムの気持ちがリアルに綴られる。
嬉しいことがあると周りのみんなが祝ってくれているような気分になったり、とかそういう恋してるときの気分を、ストレートに映像で表現したのがキュートで面白かった。

私も完全にトム側に感情移入して観てました。
ズーイー・デシャネル演じるサマーは、恐ろしく魅力的な女の子だけど、やっぱちょっとムカついた。
彼女なりに大きな切なさを抱えていたことが最後わかるのだけど。

と、面白かったのだけど、ちょっとビジュアル&会話のオシャレ度が高すぎて、いくら恋をビターに描いてるとはいえ、いや実際もっとドロドロしてんだろ、とかつい思ってしまった。
“運命ってやっぱないんだね…。あ、でも、やっぱちょっとあるかも…?”って思わせるようなラストは好きでしたが。

多湖家の女になりたい

2009-12-07 02:05:35 | movie
この土日はびっちり取材。
二日間で14組のご夫婦さんたちを撮影&取材しました!
結婚にあまり積極的でない男子が増えているように言われているけど、実はそんなことはないんじゃないかと実感できた、個人的にも励まされる(?)取材でした。
幸せストーリーでお腹いっぱい。
カメラマンさま、ライターさま、お疲れ様でした!


帰宅してから、セルフカラーリング。
ちょっとだけ色を明るくしたつもりだったけど、ほとんど変わってない。
でも、ひどい色ムラが少しはマシになったかな。

で、カラーリング中に、鈴木則文監督の『温泉みみず芸者』をDVDで観ていたのですが、予想に違わず面白かった。
膣トレ企画もやったことですし、少し“膣力もの”映画にも注目してみようと思っております。

名器“蛸壺”を持つ家系・多湖家の長女である圭子(演じるのは、池玲子。“蛸壺”だけでなく“数の子”も持っているという設定)が、母親のこさえた借金が元でいろんなエロ騒動に巻き込まれていく物語です。

もちろんコメディタッチではありますが、濡れ場の感じも良かったし、圭子と、巨根ゆえの哀しみを抱えた板前さんとの、フリークス同士の切ない恋愛展開もあり(ちょっとだけ『バッド・バイオロジー』に似てる??)、見所がたくさん。

ラストは、多湖家母娘と、『温泉すっぽん芸者』にも登場した「無限精流」の竿師段平&弟子たちとのセックス3番勝負!
ここの展開、かなりテンション上がります。
海の中で、まさに蛸のごとく男に絡みつく池玲子。素敵でした。
というか、池さんの胸、すごい。砂浜に横たわっているシーンの胸は、女でも見入っちゃいますよ。寝ていてもあの美しい形…。

ラストシーン、さんざ母親に振り回されてひどい目にあった圭子が、「あー、あたし、おかあちゃんの子供に生まれてよかった! アハハ!」と無邪気に笑う姿は、清々しく、たくましく、ちょっとじんわりきちゃいました。




あたしを地獄に引きずり込んで

2009-11-08 14:08:10 | movie
昨日は、サム・ライミ監督『スペル』の公開日。
以前DVDを入手して一度観たんだけど、やっぱり劇場で観たい!ってことで、観に行ってきました。

やっぱり文句なしに面白いっ!
それに、音がコワいので、映画館で観て正解でした。
観客をとことんビビらせて、「うえーっ」って言わせて、「アホだなー」と笑わせて、「ああ、彼氏いい奴~」ってちょっとうっとりさせて…エンタメ精神、サービス精神がぎっしり詰まった傑作です。

ホラーファンではない友達と観に行ったのですが、その人もかなり面白かったと言っていたので、私の好みにしては珍しく広い人におすすめできる作品かと。
考えてみれば、内臓ドバーっとかないし、流血もほとんどないし、音と映像のタイミング&液体系ネタの気色悪さで怖がらせるタイプの映画なので、グロいのが苦手な人でもアトラクション感覚で観れるのではないかしら。
液体ネタ、いいですよー☆
あと、この映画タイトルクレジットが二度出てくるのですが、そのタイミングのかっこよさにシビれます。
ほんと原題(「DRAG ME TO HELL」)良いのにな~。

あ、『ディセント2』も今週末から公開か。観に行かねば。


最後にかわいい写真でも。
ライターさんからいただいた、超キュートな神戸土産クッキー。

「コーベアー」っていうネーミングと、書体もいいですねー。



ホラーフェス*ジャパン

2009-11-01 23:36:48 | movie
昨日はハロウィン!
ってことで、ホラーTシャツ着て、目の周りをグリーンのラメで囲み、張り切って行って参りました、「ホラーフェス*ジャパン」!
来年から本格始動するという、ホラー映画祭です。今年はプレ・イヤー。
会場である、おなじみシアターNに着くと、特殊メイクさんにモンスターメイクされたスタッフさんたちがズラリと並んでお出迎え。
私も特殊メイクやってほしいなあ。

で、開幕セレモニー的なトークショーを見てから、ぶっ続けで3本鑑賞。
『血の魔術師』
『マーダーゲーム~殺意の連鎖~』
『地底の呻き』

『血の魔術師』は、いかがわしさムンムンのムードと、クリスピン・グローヴァーのセクシーな大仰芝居は良かったものの、脚本がとっちらかりすぎのような…。
そんなに複雑にしなくても、っていうくらい話が分りにくくなってしまっていたのが、残念。素材はいいのに、もったいなかった。
描写はかなりエグかったです。蛆舐めとか、内臓露出とか。

『マーダーゲーム~殺意の連鎖~』は、真面目なんだかアホなんだか、目指しているものがよくわからず…。
目が光るヤギ、みたいな超ステレオタイプの悪魔像に腰砕けた。
『プラネット・テラー』でエロい双子を演じたエリーズ&エレクトラ姉妹が出演しているのは嬉しかった。可愛い~。

『地底の呻き』は…うーん…面白い部分はあるものの、イマイチだったなー。
地底ホラーものかと思っていたら、心理ホラーでした。ちょっとしつこすぎ。
正統派(?)地底ものの『ディセント2』観に行ったほうがよかったかな。


今回観た3本に関しては、主人公の幻覚ネタが多すぎたな、っていうのが正直な感想。
現実か夢か、みたいなことをしつこくこねくりまわし過ぎるのは、私の好みではないのかも。
ストレートなゴリゴリしたホラーが観たいです。

とはいえ、東京ファンタスティック映画祭なき今、ホラー映画祭が新しく開催されるのは、とっても嬉しいことなので、来年も楽しみに待とうと思います!


迷った挙句、Tシャツは『悪魔の赤ちゃん』を着ていきました↓

ズッカのへヴィメタ風アームウォーマーと合わせて。


ネイルもハロウィン仕様に↓

血が飛び散るホラーなサバイバル中、いつの間にやら爪の間には血がびっしりこびりついて…というのを表現してみた“フレン血ネイル”。
写真じゃ全然わかりませんね。


映画の後は、お友達に大江戸温泉物語に連れて行っていただきました。
行くのは初めてだったのですが、お客たちが皆えらいけったいな絵柄の浴衣を着て、江戸もどきの館内を闊歩している様は、非現実的で、こちらもある意味ハロウィン的で、面白かった。
しかしいちばん強烈だったのは、足湯で人目も気にせず濃厚にいちゃついているカップルさんだったけど。
あー、いいもの見た。


で、今日は朝から会社でAV男優さんの取材。爽やかなイケメンさんでした☆
変に恥ずかしがるのも失礼と思い、こちらも聞かれたことにはガッツリ答えたら(もちろんシモの話)、
「女性誌の編集者さんが、そんなこと言って大丈夫ですか?」
と言われた…。いや、大丈夫なんです。
でも男優さんってほんとに過酷な職業だな。

ファイナル・デッドサーキット3D

2009-10-26 23:58:12 | movie
土曜日に観にいってきました!

監督は今シリーズ2作目『デッドコースター』を手がけたデヴィッド・R・エリス。2作目は、シリーズの中でもいちばん好きかもなので、楽しみにしていました。

いやー、3D、やっぱり好きだわ~。
立体で見せつけられる飛び散る内臓たちは、やはり迫力あり。
「いや、ありえないから」っていうくらい派手派手しい人体崩壊描写が満載で、不謹慎ながらニヤリとしてしまう。
そして、じわじわじわじわ焦らしながらの死に様に混じって、突然「はわっ!」ってタイミングで死ぬ人がいるのも、このシリーズの特徴。
この「やられたー!」って感じがたまりません。

あと、本筋と全然関係のない部分―例えば、プールのシーンで、脇からふわ~っとはがれた絆創膏が流れてくるとか(ほんとプールでよく浮いてるよね)―の3Dを活かした演出も上手かった。
ほんとアホみたいな遊び心なんだけど、かわいらしく、ほほえましく思ってしまいます。

映画自体はかなりこじんまりまとまった感じで、ほんとうは最後にもうひと展開ほしかったけど、気軽に(ほんとかな…)キャーキャー騒ぎながら観られるアトラクション的娯楽作でした。

いや、しかし、最初のほうに出てきた“タンポン”の衝撃が強くて、なんかずっと心の中にひっかかってた。
「あの人、タンポン持ち歩きすぎだろ」ってヤング男子のツッコミに同意!